ドコモとLINEが協業を発表 『LINE』アプリのサービス向上を目指す

2013-05-15 11:59 投稿

●さらなるユーザー層の拡大へ

エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、ドコモ)とLINEは、ドコモのスマートフォンと、LINEが運営する無料通話・無料メールができる『LINE』アプリとの提携を通じ、スマートフォンにおける『LINE』アプリの利便性・サービス向上を目的とした協業に、2013年5月14日(火)合意したことを発表した。

今後両社は、“らくらくスマートフォン”への対応や、『LINE』アプリにドコモ専用の音声通話ボタンを配置するなど、安心で便利な『LINE』アプリ提供を目指していくとのこと。また、ドコモのネットワークやスマートフォンで、ユーザーが『LINE』アプリをこれまで以上に快適に利用できるよう、最適な利用環境の構築にむけて『LINE』アプリの仕様およびシステムの改善の実施においても連携を強化取り組んでいく方針だ。

プレスリリースの記載によると、「本協業によって、ドコモは新機種などの商品力向上や、スマートフォンのさらなる利便性向上に取り組み、より魅力のある商品と豊かなコミュニケーションの提供に努めてまいります。LINEは、ドコモの幅広いユーザー層に対して『LINE』アプリの認知向上を図り、日本国内における利用者の一層拡大を目指します」とあり、協業を通じてドコモのスマートフォンユーザーを端に、より幅広いスマートフォンユーザーに対してLINEの認知向上を図っていくようだ。

なお、詳細な協業内容は下記のとおり。(以下、リリースより抜粋)

 

1.”らくスマートフォン”向けLINEアプリの開発

初めてスマートフォンを使う方でもご利用いただきやすい「らくらくスマートフォン」向けに、安心してお使いいただけるよう、課金機能等を制限した『LINE』アプリ(※1)を開発し、2013年10月~12月に提供いたします。プリインストールされているアプリ以外の使用を制限している”らくらくスマートフォン”でも、『LINE』アプリをお使いいただけ、お客様同士の音声通話や、チャットによるコミュニケーションがお楽しみいただけます。

 

2.『LINE』アプリのユーザープロフィール画面に、ドコモ専用の音声通話ボタンを配置

『LINE』アプリで表示されるユーザープロフィール画面に、ワンタッチですぐにドコモの音声回線を使って電話ができる通話ボタンを2013年7月~9月に配置いたします(※2)。これにより、『LINE』アプリで提供する通話に加え、必要に応じてドコモの音声通話を簡単にお使いいただけます。なお、Xi(クロッシィ)Rサービスをご契約のお客様であれば、24時間無料で、高音質な音声通話が 『LINE』アプリからご利用いただけます。

 

3.『docomo Palette UI』のアプリ一覧画面において、『LINE』アプリを”おすすめ”タブに掲載

2013夏モデル(※3)から、オリジナルホームアプリ『docomo Palette UI』のアプリ一覧画面において、”おすすめ”タブに『LINE』アプリを掲載いたします。

 

4.ネットワーク及びスマートフォンの利用環境向上に向けた取り組みの強化

ネットワーク負荷低減に向け、かねてより両社でアプリ仕様改善およびシステム改善についての協議を行ってまいりましたが、より緊密な連携を図り、快適な利用環境の構築に取り組んでまいります。

 

(※1):「スタンプショップ」での課金・決済、連携アプリのダウンロード等が非対応となる予定です。

(※2):ドコモ専用の音声通話ボタンは、「LINE」アプリ内で「友だち」になっており、なおかつスマートフォンアプリ内の電話帳に 電話番号を登録しているお客様のプロフィール画面のみに表示されます。

(※3):一部機種を除きます。

LINE

メーカー
LINE
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 4.3 以降、Android OS 2.1 以降(一部、非対応機種あり)

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