【注目アプリレビュー】『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』 ラブライバーよ悲しみの愛を見せろ
2013-04-16 21:27 投稿
●オリキャラも含めて大満足
ついに、ついについに!!! 配信がスタートした『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』。テレビアニメ版も感動の最終回を迎え、ラブライバー(※注1)たちの心にもぽっかりと巨人サイズの穴が空いてしまっているのでは? 本作には、そんな虚無感に打ちひしがれていたラブライバーたちの心に潤沢な血液を送り込むだけの莫大なエネルギーが込められている。今回は、リリースしたての本作を楽しむための魅力を小宮元年がリポート。
(注1):ラブライバー…『ラブライブ!』ファンの総称。
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■『ラブライブ!』Story
秋葉原と神田と神保町という3つの街のはざまにある伝統校、音ノ木坂学院は統廃合の危機に瀕していた。学校の危機に、2年生の高坂穂乃果を中心とした9人の女子生徒が立ち上がる。「私たちの大好きな学校を守るために、私たちができること……。それは、アイドルになること! アイドルになって学校を世に広く宣伝し、入学者を増やそう!」ここから、彼女たちの”みんなで叶える物語”(スクールアイドルプロジェクト)が始まった!
■μ’s(ミューズ)とは
2年生の高坂穂乃果を中心にして結成されたスクールアイドルグループ。メンバーは、2年生の高坂穂乃果、園田海未、南ことり。1年生の星空凛、西木野真姫、小泉花陽。3年生の矢澤にこ、絢瀬絵里、東條希の9人。ちなみに、”ミューズ”はギリシャの文芸を司る女神たち”ムーサ”から由来しており、9人組であることを暗に示している。
高坂 穂乃果(声:新田恵海) | 園田 海未(声:三森すずこ) |
南 ことり(声:内田彩) | 西木野 真姫 (声:Pile) |
小泉 花陽(声:久保ユリカ) | 星空 凛(声:飯田里穂) |
矢澤 にこ(声:徳井青空) | 東條 希(声:楠田亜衣奈) |
絢瀬 絵里(声:南條愛乃) |
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』には、シナリオを読み進める“ストーリーパート”と、リズムアクションを楽しむ“ライブパート”が用意されています。ストーリーパートを読み進めることで、ライブパートでプレイできる楽曲が追加されていき、ライブクリアーなどの条件を満たすことで、ストーリーの続きが解放されていくといった仕組みです。プレイヤーは、忙しくなったμ’sの活動をサポートする役割として、『ラブライブ!』の世界に飛び込んでいきます。ちなみに、ストーリーは全編フルボイス。皆まで言わなくてもわかりますね。そう、最高なのです。
ゲームをスタートすると、まず最初に“μ’s(ミューズ)”のメンバーから一人を選ぶことになる。多くのラブライバーたちは、ここで悩み苦しみ、もがき、そして苦しむ(苦しむ2回目)ことになるのは必然。ララブライブ!総選挙の結果を追いかけてみると、穂乃果、にこにー、ことりちゃん、真姫ちゃんあたりで迷われている方も多いのでは? ただ、僕は迷うことなく、海未ちゃんを選択。第一印象から決めてました。
メインとなるキャラクター選択後は、さっそくストーリーがスタート。おなじみの2年生トリオによる掛け合いによって、ゲームのチュートリアルが進行していきます。ストーリーは全編フルボイス。たとえ仕事中だろうとおかまいなしに、ボリュームMAXでプレイするのがジャスティス。アニメが終わってしまい、「いつか2期やってくれるかな~……はははっ……」と真っ白に燃えつきかけていた僕にとって、新規ボイスは瀕死状態に渡された仙○の如し。
▲ストーリーを進めていけば、おなじみのメンバーが登場! |
「2年生3人だけで初ライブをしたときは……」と、アニメ第3話で結成したてのμ’sが、『START:DASH!!』を歌っている映像を思い返して目頭を熱くしながら、チュートリアルをさくさく進めていきます。さっそく“ライブ”の解説ですよ!
リズムアクションパートにあたる“ライブ”では、音符から出てくるサークルがキャラクターに合うタイミングで、リズムアイコンをタッチするだけ。タイミングによって、“PERFECT”、“GREAT”、“GOOD”、“BAD”、”MISS”の順でタッチが評価されていきます。ライブ中は、タッチを失敗(BADかMISS)するごとに体力(ハートマークがついた緑色のバナー)が消費されていき、これがなくなってしまうとゲームオーバーになってしまいます。なお、“GOOD”だと、体力は減りませんが、comboは終了してしまうので注意してください。また、上手にタッチしてコンボを繋げていけば、RANKゲージ(体力バナー上にあるローマ字入りのバナー)が上昇。クリアー時のRankによって、報酬も変化します。
ちなみに、リズムアイコンにもバリエーションがあり、通常のサークル以外に、“タッチし続けるもの”、“2つ同時にタッチするもの”、さらにはタイミングよく押さないと、“破裂して大幅に体力を削られてしまうもの”まであります。実際にプレイしてみると、三段階の難度に分かれているだけあって、”EASY”、”NORMAL”までは難なくクリアーできるものの、”HARD”になってくるとクリアーが困難になることも。また、たとえFULL COMBOでクリアーしても、ユニットのステータスが高くないと、高評価を得ることができない点は注意しておきたいところ。逆に言えば、たとえリズムアクションゲームが苦手な人でも、キャラクターを成長させておけば、高いRANKを狙うことができるのです。
▲FULL COMBOでも、ステータスが低いとRank.Bがやっとな感じ |
▲タッチし続けるサークルは、指を放すタイミングも重要 |
▲このスターマークが弾けると、アイコンが近づいてきたキャラクターの両サイドのキャラクターもダメージを受けちゃう! |
▲同時タッチが必要なリズムアイコンは連鎖が続くなかで出てくると、地味に難しい |
また、ライブ中に発動する“特技”をもっている部員もいます。特技が発動するとライブが有利に進むので、ユニットに入れておきましょう。
▲特技が発動するとカットイン演出が入ります! |
前述したように、遊べる楽曲もゲームを進めていくたびにどんどん増えていきます。Rank.12時点では、『僕らのLIVE 君とのLIFE』、『友情ノーチェンジ』、『Snow halation』、『baby maybe 恋のボタン』が解放されています。
個人的には、やっぱり『僕らのLIVE 君とのLIFE』が絶品。テレビアニメ第8話『やりたいことは』のラストで披露されたあの楽曲です。ラストシーンで絵里ちの両目に浮かぶ涙が脳裏をよぎりますね。余談ですが、『ラブライブ!』の歴史は長く、この楽曲は2010年にリリースされたこのファーストシングルなんです。そんな3年前にリリースされた楽曲が、キャラクターが歌って踊るアニメとして、2013年に蘇ったことに、多くのラブライバーの先輩方は涙を流したとか。
だいぶ脱線してしまったので、そろそろ本題に戻ります。リズムアクションパート、ストーリーパートを概ね理解したあとに重要になるのが、部員の育成です。基本的には、合成にあたる“練習”で部員を成長させていきます。また、同じ部員同士で“特別練習”をすれば、キャラクターを覚醒(進化)させることができます。覚醒すると、キャラクターがアイドル姿になったり、ムフフなイラスト(ちと、古い)になったりと、デザインが変わるので、僕たちは覚醒させることを強いられているのです。キャラクターはオリジナルのものも含めて異常にクオリティが高いため、たとえステータスが低くてメインのユニットに入ってこないキャラクターでも、覚醒させることができるならば、覚醒させてしまうことをオススメします。
■練習
■特別練習
なお、キャラクターにはそれぞれ属性があり、楽曲ごとに適した属性で挑めば高いSCOREを狙うこともできます。
ちなみに、僕がちょっとした事情で初めてプレイしたときには、最初に配布されるガチャチケットでまさかの海未ちゃんが出ちゃいました。そう、覚醒のチャンスじゃないっすか!!!!
というわけで、さっそく特別練習を実施。すると……
( TДT)bグッ!
もう何も言うことはありません。
●おまけ
金にものを言わせて11回特待生勧誘(ガチャ)をしたところ、SR希が当たる&真姫ちゃん覚醒できちゃいました。
売り切れ御免! 今回も限定アイテム盛りだくさん!(ラブライブもついてる!) 『ファミ通App iPhone&Android NO.006』全国の書店で発売中! | |
ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル
- メーカー
- KLab Inc.
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad に対応。 iOS 5.1 以降が必要
- コピーライト
- (C)2013 プロジェクトラブライブ! (C)KLabGames ©bushiroad All Rights Reserved.
- 備考
- ※Android版は近日配信予定。
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