【大塚角満の熱血パズドラ部！】第161回『地獄の女神、真の決戦（“ヘラ降臨！”ガチ挑戦・1）』

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●地獄の女神、真の決戦（“ヘラ降臨！”ガチ挑戦・1）

かつて俺は、地獄の女神・ヘラを攻略することを、『パズドラ』をプレイするうえでの最大のモチベーションとしてきた。とは言えその壁はあまりにも高く、半年以上もの長きにわたって“ビビって挑戦すらできない”という日本男児とは思えない醜態をさらしてきた。

ところが、少ない戦力でも駒が揃えばなんとかなる……という“ゾンビパーティー”の存在を知ってから状況は一変。レアガチャでオロチを手に入れられたことに端を発してゾンビパーティー用の兵隊を揃え、ようやく、この連載の100回目にして“ヘラ打倒”を果たすことに成功したのであった。

　苦節、7ヵ月。

絶対に越えられないと思っていた存在を打ち負かし、俺は有頂天の極みに上り詰める。

だが、どこか釈然としていない自分がいたこともまた事実だ。というのも、我がゾンビパーティーのメンバーは、リーダーのオロチを筆頭に“プラントアーミーズ”とはとても呼べない連中（要するに属性違いのモンスター）ばかりが並んでいたから……。

｢やっぱりこれじゃ、ダメだよな｣

ヘラを倒せたことは、確かにうれしい。でもやはり、苦楽をともにしてきたプラントアーミーズで倒して初めて、心から喜べるのではないだろうか。いやそうだ。そうに違いない！

｢いまはまだムリだけど、いつか必ず、未来の俺が、プラントアーミーズを率いてあなたを倒す！！！｣

艶然と微笑む地獄の女神に向かって、俺はそう啖呵を切ったのであった。

あれから、早や5ヵ月。

俺の手元には、数ヵ月前とは見違える頼もしいメンバーが揃っていた。

｢いまこそ、勝負のときだ｣

そして迎えた、2013年4月4日。

俺は熟考に熟考を重ねたうえでメンバーを選抜し、“対ヘラ用ガチンコパーティー”を結成した。

｢今日が本当の勝負……。ゾンビパーティーという“技”ではなく、“力”でもあなたを越えてみせる！！｣

俺が、対ヘラ用に作り上げたパーティーは、以下の通りである。

リーダーは、レベル70の覚醒オーディン。そして助っ人にはアマテラスオオカミに入ってもらい（プラントじゃないけどｗ）、“守りの衣”（HP満タン時にダメージ激減）で徹底的に守りを固める。サブには、回復力を重視して緑聖の豊麗神フレイヤ、大樹の精霊アルラウネを。でも彼女たちだとHPと攻撃力が不安なので、両方をカバーするために旋風機龍カノープスにも入ってもらった。そしてしんがりに、ネプチューン対策のモルボルキングを配置。何日も前からひとりで考え続け、ようやくたどり着いた境地といえるメンバーだ。

｢さあ、いってみようか｣

俺は、地獄の女神が待つダンジョンに、何の気負いもなく入っていった。敗れ去ることなど、まったく考えずに。

その結果は……？

次回に続く！

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パズル＆ドラゴンズ

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ジャンル	RPG／パズル
メーカー	ガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイト	https://pad.gungho.jp/
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