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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第159回『そのペルセポネは、俺の(ある日のアナザーストーリー・1)』

2013-04-03 18:43 投稿

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●そのペルセポネは、俺の(ある日のアナザーストーリー・1)

ミュウの人気に嫉妬 (# ゚Д゚)

取り急ぎ直近のゴッドフェス外伝のことは書けたので、どうしても記しておきたいカオスゴッドフェスフェス(詳細はバックナンバーで!)の“アナザーストーリー”をいくつか書き残しておきたい。

P社長の登場により、お通夜のような雰囲気だったイベント会場の空気は一変し、完全に“勝てるモード”に変化した。しかし、その後に行った一斉ガチャの結果は人それぞれで(当たり前だが)、俺は忌まわしきタイタンを引き当ててものの見事に轟沈する(このへんもバックナンバー参照のこと)。それにしても、ここ最近のゴッドフェスにおけるタイタン&魔剣士軍団の出しゃばりっぷりは常軌を逸しており、全国各地からTwitterで寄せられたレアガチャ報告でも、「タイタンが2匹出た……」とか「魔剣士祭りだった><」という慟哭が枚挙にいとまがないほど。……って、その話は今回は関係なかった。

2回目の一斉ガチャが終わった会場には、何かを達成したあとに充満するけだるい空気が満ちていた。肩の力が抜けた男性陣の顔は一様に賢者のようで、「いやあ満足……」、「大仕事を成し遂げた……」といまにも語りだしそうな雰囲気である。かくいう俺もそのひとりで、ガチャではロクなものが出なかったものの達成感は格別で、「もうこのまま何もせず、テーブルに突っ伏して寝てしまいたい……」と思っていたくらいだ。

しかし、そんなダラケた空気を受け入れない剛の者が、ひとりだけいた。その人は、ハイボールのジョッキを握って立ち上がると「ちょっとちょっと!!!」と短く言い、「ナンダナンダ! ナニゴトだ!?」と見守る庶民を睥睨しながら刃物のような声でこう言った。

「ダレるのはまだ早いっ!!! まだ夜は終わらないっ!!! カオスゴッドフェスフェスはこれからだっ!!!」

見ればその人は、このイベントの仕切り担当・名物女性広報のR子さん。いい感じに酔っぱらった彼女はハイボールをグビリと飲み干し、すっかり武闘派モードになった顔でこんなことを言ったのだ。

「いまから私、課金しますっ!!!」

突然の発表に、民衆がザワつき始めた。「なんと……」、「まさかここで」、「夜は終わったと思っていた……」、「さすがや!」……。会場に、感嘆の声が響く。

民衆の反応に満足したのか、R子さんは酔っ払いとは思えぬスピーディーさでスマホを操作し、「一世一代の大課金じゃ!!! 50個いったる!!」と言って瞬時に50個もの魔法石を追加購入したようだった。それまで、「石がないよー」、「あと1回回したいのにー!」と泣いていたのがウソのような、酒弁慶ならではの後先考えない行動力である。

しかし、石が増えたのを確認しただけで、R子さんはレアガチャを回そうとしなかった。スマホを持ったまま居並ぶ民衆のまわりをゆっくりと歩きだし、値踏みするように我々の顔をチェックしている。そして、中央付近で立ち止まったと思ったらスマホを天に突き上げ、ギガグラビティをぶちかますがごとくこんなことを言ったではないか!

「いまから私のスマホをみんなに回します!!! 回ってきたら、1回ずつレアガチャを回しなさい!!! そして、神を出すのです!!!」

全員が椅子から転げ落ちた。「ええええええ!!!? なんだその他力本願は!!!!!」。

しかしこのノリ、悪くない。っていうか、こういうアホな遊びはみんな大好物である。

さっそく、近くにいた人から順番でR子さんのレアガチャを回していった。しかし、何人かが回したところで金タマゴは1個も出ず、ゴーレムやらトイトプスやらが積み上がっていくだけである。さっきまでの陽気空気とは一変、不穏な雰囲気に包まれる会場。そんなとき、R子さんが俺に向かってスマホを突き付けてきた。

「さあ来たよ大塚さん!!! まさか大塚角満が、ここでヘタこくわけにはいかないっすよね!!!」

一気にヒートアップする民衆たち。しかしそうは言ってもこの日の俺は、ドラールとタイタンしか出せていないのである。確率的にはボチボチこのへんで金タマゴ……と考えられなくもなかったが、やはりロクでもないものが転がり出てくる気がしてならない。……ていうかそもそも、自分のレアガチャで地味タマゴしか出ていないのに、R子さんのソレで出ちまったら悔しいだけではないか! なので俺は、R子さんに言った。

「つーか、こんなところで神なんて出したくねえ!! 意地でも地味タマゴ出してやる!!!」

これを聞いたR子さん、烈火のごとく怒りまくる。

「ダメよ!!! 絶対に神を出すのよ!! さあ回せ!!! そして金のタマゴを捧げなさい!!!」

俺は、レアガチャ史上初めて「地味タマゴ様!!!!」と祈ってからレバーを下に下げた。すると……!


ぷろせるぴな~~~~~……

 驚愕のあまり飛び出た俺の目は、ハイボールのジョッキにボチョンと落ちた。

「ななな、なんでいま出るんだペルセポネッ!!!!! おおお、俺のところで出ろやコラッ!!!!!(涙)」

観衆たちは大爆笑である。「タイミングわる!!!www」、「なぜ人のでwww」、「運がいいのか悪いのかwww」。

人々の反応をキョロキョロしながら聞いていたR子さんは、頭の上からビックリマークを出しながらこんなことを叫んだ。

「なになにっ!!? ダレよこのオンナ!! いいの!!? いいのが出たの!!?」

そして--。

R子さんは先日、ログイン日数365日を無事に迎え、パズドラ歴1年の大ベテランとなられました。そんなベテランパズドラーが先日、ふと思い出したようにこんなことをおっしゃいました。

「カオスゴッドフェスフェスの翌日、二日酔いの頭を押さえながらパズドラを起動したら、知らないモンスターがたくさん増えていたんすよねー。とくに、ぺるせぽね、っての? いつ引いたんだろう

課金したこと、そして俺が引いてあげたことを、まったく覚えていらっしゃらないようです……。

なんか、釈然としない……。

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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