
ソフトバンクの子会社がガンホー株式の公開買付け決定
2013-03-25 18:44 投稿
●ガンホーがソフトバンクの連結会社に
ソフトバンクの連結子会社であるソフトバンクモバイルは、2013年3月25日に開催した取締役会において、ソフトバンクモバイルの持分法適用関連会社であるガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)の普通株式を公開買付けにより取得することを決議した。
ソフトバンクの代表取締役社長であり、ソフトバンクモバイルの代表取締役社長兼 CEOである孫正義氏と、ガンホーの代表取締役会長である孫泰蔵氏は兄弟となる。孫泰蔵氏の資産管理会社であるハーティスは、ガンホーの第2位の大株主にあたり、今回 “質権実行の猶予に係る議決権の行使に関する覚書”を締結。その覚書の効力発生により、ソフトバンクモバイルと孫正義氏を併せて、ガンホーの議決権の過半数を占めることになる、としている。このためガンホーは、2013年4月1日付けでソフトバンクの連結対象となる見込みだ。
なお、この公開買付けに関しては、ガンホーも、「賛同の意見を表明することを決議いたしました」(リリースより)旨を表明している。
今回の公開買付けに関してソフトバンクでは、スマートフォンを中心とする高機能携帯電話端末の多様化などから、ますます事業者間競争が激化していくと予想されるなかで、「オンライン化が進むあらゆる端末を取り巻く環境の変化に柔軟に対応し、市場のさまざまなニーズに応じたコンテンツの拡充及びソフトバンクグループとしてのコンテンツ発信力強化を図るため、対象者との資本関係強化が必要であるとの判断に至りました」(プレスリリースより)としている。
ガンホーがソフトバンクの連結会社となることで、今後どのようなシナジーを生むのか、そして業界にどのような流れが生じるのか、及ぼす影響は大きなものとなりそうだ。
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