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パパ必見!サンシャイン水族館の魚をゲットできる不思議アプリ『Ikesu』を初体験

2013-02-28 11:00 投稿

●まずは無料アプリをインストールだっ

水族館で美しい水槽を泳いでいる魚を眺めていると、やっぱり癒されますよね。そして「うちにもこんな水槽があったらいいなあ」なんて思ったりしませんか?  そんな夢が叶っちゃう企画が、サンシャイン水族館で実施中だ。スマートフォンの中にオリジナルの魚図鑑や水槽が作れちゃうアプリ『Ikesu』だ。

▲1978年に開園以降、さまざまな取り組みを見せているサンシャイン水族館。
スマートフォンを活用しての最新の企画が『Ikesu』だ。

 

サンシャイン水族館で、期間限定の展示サービスという形で提供されている『Ikesu』はiPhoneとAndroidの両方で利用が可能。アプリ自体は無料で、App StoreやGoogle Playで検索、もしくは水族館の入口に用意されているQRコードからダウンロードできる。さて、いざ館内に入ったら『Ikesu』を起動。館内のいくつかの水槽のそばに、魚のプレートが用意されているので、おサイフケータイ機能(NFC)のついたスマートフォンをかざすと、そこに表示されている魚がスマートフォンの水槽に飛び込んでくるという仕組みだ。

 ▲水族館に展示してある魚がアプリの中に。
 ▲おサイフケータイ機能(NFC)のついたスマートフォンならば、タッチすればオーケー。QRコードを読むことでも認識してくれる。
▲『Ikesu』では30種類の魚が収録されている。ちなみに、サンシャイン水族館には450種類の魚がいるとのこと!

 

ちなみに、おサイフケータイ機能がない機種やiPhoneの場合は、プレートに表示されたQRコードをアプリで読み込む形式になっている。プレートを探して、どんどん魚をゲットすれば、水槽内が賑やかになってくる。目の前で泳いでいる魚が、自分のスマートフォンに飛び込んでくる感覚は、本当に新鮮! 年甲斐もなく(苦笑)、『Ikesu』用のプレートを求めて、館内を駆けずり回ってしまいました……。ちなみに、暗くてうまく読み込めなかったり、すべての水槽を観たあとでゲットし忘れた魚があっても心配無用。出口に全種類のプレートが用意されているという親切ぶりだ。

▲『Ikesu』のインストール直後。シンプルな水槽にサンプル魚が泳いでいる。 
▲サンシャインラグーン水槽に岩などを配置して遊べる。
 ▲水槽のそばのプレートにスマートフォンをかざすと……。
 ▲なんと、水槽にいた魚がスマートフォンの中に現れた!
▲魚図鑑として保存しておくことができる。

 

●カスタマイズ機能も搭載、サンシャイン水族館の水槽も再現できる

『Ikesu』には、水槽をカスタマイズする機能もあるのもうれしいところ。背景やサンゴ、岩などを飾って、自分だけの水槽を作れるのだ。自分の作った水槽で、水族館の魚が優雅に泳ぐなんて、やっぱり楽しい。さらに、水槽の背景や飾りとして、サンシャイン水族館最大の“サンシャインラグーン水槽”と、サンゴが美しい“グレートバリアリーフ水槽”を使える。つまり、スマートフォンの中にサンシャイン水族館を再現できるというわけ。なお、『Ikesu』内の水槽で、同時に泳がせる魚はいまのところ5匹まで。ただし、ゲットした魚はアプリ内の魚図鑑にも記録されているので、いつでもお気に入りの魚を水槽に戻せる。

『Ikesu』にはFacebookに投稿する機能もある。自分で作った水槽の画像をFacebookにアップロードして公開できる。友だちも美しい水槽の画像に癒されるし、次回はいっしょに行こうと誘ってもいいかも。サンシャイン水族館には約450種の生き物を展示中で、アプリではこのうち30種をゲットできる。水族館に行って、魚図鑑を完成させよう。

▲上が本物の水槽、下がアプリで再現した水槽。かなりの再現度だ。 

 

●体験できる水族館、魚をもっと知ってほしい

このユニークな展示を始めた経緯について、サンシャイン水族館を運営するサンシャインエンタプライズ 事業推進部主任 梅原貴志さんと、アプリの開発・運営をしているブリリアントサービスの新事業推進部 主任 藤田健介さん、そして魚やアイテムをデザインした秋葉秀樹さんにお話を伺った。

 ▲左から、藤田健介さん、梅原貴志さん、秋葉秀樹さん。

 

アプリを担当した藤田さんはもともと水族館が大好き。「デートに来ていたはずの彼女とはぐれちゃうくらい、魚の写真撮影に夢中でした」(藤田さん)という。会社ではアプリ関連事業を担当しており「スマートフォンをかざしたりQRコードを読み込んだりという仕掛けで、おもしろいことはできないか?」と考えているときに、水槽アプリを思いついたのだという。「水族館で観た魚を持ち帰れたらおもしろいな……」という発想だ。「おみやげ気分とか、思い出になったり、あとで見返して、もう一度行きたいなとか。まわりのトモダチに見せられるし、自慢できる。じゃあ、みんなで行こうか、となる。家に帰っても、水族館の余韻を楽しめるんですよ」(藤田さん)。

そこで、藤田さんは開発したアプリを使って、まずは大阪・天保山近くの海遊館の協力を得て実証実験を実施。実験は極めて好評だったという。

ちょうどそのころ、サンシャイン水族館は、2011年8月にリニューアルオープンして、好調な入場者数をキープしていた。そこでさらなる施策を……ということで、梅原さんが「もっとおもしろい展示方法はないか?」と考えていたところに、海遊館のニュースを知ったそうだ。さっそく、藤田さんに話を聞いてみると、とにかくコンセプトがすぐれている。梅原さんは、「水族館の魚を持って帰るなんて、本当はできない。でも、このアプリならそれができる。これならお客様にも楽しんでもらえそう」と思ったのだという。さらに、「もうひとつ、ある課題を解決できる」と閃いたのだと、梅原さんは言う。

その課題とは、「魚をきちんと紹介したい」というスタッフの思い。というのも、来場者からは、「魚を解説するパネルが少ない」という声が寄せられていたものの、水槽を美しく見せるためには“暗さ”も大切。そこに解説文を掲出しても文字が読みにくい。さらには、水槽の周囲に魚の写真と名前を掲出しているが、多品種を混泳させている場合はすべてを掲示しきれないというネックもあった。それが『Ikesu』を使えばこの課題がクリアーできる。“魚図鑑”という機能により、ゲーム感覚で集めた魚の知識がしっかりと身につくのだ。

「サンシャイン水族館には公式アプリがあり、ガイドマップやライブカメラを見ることができます。でも、お客様が水族館で楽しみ、その場で魚を解説できるという仕掛けは初めて。そこで、今回試験的に導入してみることにしたんです」(梅原さん)

とはいえ、いかにコンセプトがすぐれていても、実際にアプリに収録されている魚のクオリティーが低くてはお話にならない。もちろん『Ikesu』においては、そのへんも妥協はない。魚などのデザインを担当したのは、秋葉さんの仕事だが、秋葉さんは、サンシャイン水族館に用意してもらった写真などを参考に、魚の骨格から3Dモデルを再現。リアルな魚を作り上げていった。手間がかかることが予想されたのは、動きの再現だが……。

「動きの再現は、初めは時間がかかりました。けれど、骨格を見ていくと、魚の種類によって動きのパターンがあることがわかってきました。それさえ掴めれば、順調でしたね。ただ、クラゲには苦労しましたね(笑)。あとは、マンボウ。マンボウは、個人的には体を動かさないで、波に揺られているというイメージだったのですが、実際に泳いでいるところを見ると、ヒレをよく動かしているし、自分の意志で動くんです。やはり動きを再現するには、実物を観察するのが大切ですね」(秋葉さん)

●反響は上々、さらに進化する『Ikesu』の世界

こうして三者の思いを込めて展開された『Ikesu』だが、その反響は極めて上々。「実際に館内で、スマートフォンをかざしている方が多くて、手応えを感じています」(梅原さん)とのこと。アプリのダウンロードの目標は1000だったが、サービス開始から1週間余りで、あっさりとクリアーしてしまったのだとか。

2013年4月7日までの期間限定で行われている『Ikesu』。今回の好評ぶりを受けて、今後も何らかの形での展開を検討しているという。「収録できる魚の数を増やしたい」、「季節ごとに展示の内容を変更したい」、「魚をよりリアルにしたい……」など、“やりたいこと”は後を絶たない。せっかくアプリを作ったのだから、もっと踏み込むべきではないか……とのアイデアもあるという。それは、魚の生態の再現だ。実際の魚は餌を摂るし、成長すれば死にもする。さらには繁殖だってする。「リアルさを目標とする以上は、教育上の見地からも、そういった生態も再現すべきではないかと思っています」と梅原さん。

さらに藤田さんの夢は広がる。「このアプリが全国の水族館で対応できるようになれば……」というのだ。「『Ikesu』で水族館や魚のファンが増えて、水族館全体が盛り上がるきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません」と藤田さんは言う。スマートフォンを活用することで、さらに広がる水族館の可能性。今後の『Ikesu』の展開に注目したい。

 ▲サンシャインエンタプライズ 事業推進部 主任 梅原貴志氏。
サンシャイン水族館は、2011年のリニューアル以降、この2月に入園者が300万人を突破。『Ikesu』でその勢いに拍車がかかりそう。
 ▲ブリリアントサービス 新事業推進部 主任 藤田健介氏。
『Ikesu』のプロジェクトを主導した。今後の『Ikesu』の展開に大きな可能性を抱いているとのこと。
 ▲秋葉秀樹氏。
今回のプロジェクトなどですっかり魚に魅せられた様子の秋葉さん。「いろんな魚を3D化したいです」と夢は尽きない。 

 

 

※サンシャイン水族館の公式サイトはこちら

※ブリリアントサービスの公式サイトはこちら

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