【注目アプリレビュー】台湾で大ヒットした本格戦略シミュレーションゲーム『ノルナゲスト戦記』がついに日本上陸!!
2013-01-29 12:00 投稿
●日本版でメインストーリーとキャラクタービジュアルが大幅にパワーアップ!
『ノルナゲスト戦記』は台湾のApp StoreランキングでNo.1を記録した戦略シミュレーション。プレイヤーは混沌とした世界に秩序を取り戻すため、女神とともに世界を旅する。日本版ではプレイヤーの参謀となる女神たちを人気イラストレーターの北千里さんが描いているぞ。ゲームとしても非常によくできていて、やり込み心をくすぐる作品だ。
プレイヤーがすることは、大きく分けて3つ。本拠地をレベルアップし自軍を増強、武将や装備を鍛えて部隊を強化、そして征戦をして地図を開拓だ。ほかにも闘技場でのバトルや占拠戦といったオンライン対戦の要素も充実している。本格戦略シミュレーションながらも、敵軍をタップすれば自動戦闘に突入するなど、手軽に楽しめるような配慮もある。
●本拠地の建造物をレベルアップして自軍を増強しよう
序盤は、プレイしながら基本操作が分かるチュートリアルとなっている。指示通りにタップをくり返していけば、ある程度のシステムが把握できる。しかし、このゲームはコマンドが多いので、チュートリアル終了後に何をすればいいのか迷ってしまいそう。そこで今回は、より本作を楽しめるように基本的な流れを解説しよう。まずは、“本拠地”、“征戦”、“部隊”、“強化”の仕組みを理解すること。それによって、序盤からスムーズにゲームの世界に入っていけるはずだ。
▲本拠地は自国の城であり、さまざまな建造物を建てたり、国力を増強したりできる。 |
本拠地に建てられる各建造物にはそれぞれ特徴がある。たとえば市庁舎は徴税をする施設であり、レベルアップすると、徴収での銀貨獲得率とほかの施設のレベル上限が上がる。技術研究所なら各種技術の研究を行えて、技術レベルを上げていく。ほかにも金庫、闘技場、交易所などの建造物があり、その施設に応じたレベルアップができる。
チュートリアル終了後は、画面右にある“任務”にそって建造物のレベルアップをしていくことをおすすめする。“任務”の“ターゲット”に従って建造物をレベルアップさせれば奨励として銀貨を獲得できるので、優先して行っていこう。
▲画面の“ターゲット”に従って市庁舎をレベル11に上げると、銀貨440枚を獲得できる。 |
本拠地の中心となるのが、一際大きな建造物の市庁舎だ。市庁舎のレベルはプレイヤーのレベルを意味している。そして市庁舎のレベルが上がると、さまざまな建造物を建てられるようになる。建造物をレベルアップさせるときに気をつけるべき点は、“消費銀貨”と“待ち時間”だ。銀貨は装備品の購入や強化でも使うので、どう配分していくかを考える必要がある。連続して建設を行う場合、“待ち時間”は蓄積されていくが、それも4時間まで。“待ち時間”が4時間以上になると、つぎの建設の指示を出せなくなるので注意しよう。
▲市庁舎のレベルが、ほかの建造物のレベルアップ上限になる。仮に市庁舎がレベル10なら、ほかの建造物もレベル10までしか上げることができない。 |
▲多くの建設指示をすると文字が赤くなり、これ以上の建築指示が出せなくなる。 |
つぎに重要な建造物は技術研究所。技術レベルの向上は、自軍の攻撃力など各種ステータスアップや、布陣の習得などにつながる。市庁舎に続き、優先してレベルアップしたい。
▲技術研究所のレベルが自分の部隊のレベルに関係してくる。 |
本拠地は市庁舎以外にも、銀貨の獲得に関わる施設が多く存在している。銀貨は装備品の購入、強化に必要なので、より多くの資金源を確保するために的確に建造物のレベルアップをしていきたい。
●武将や装備を鍛えて部隊を強化しよう
本拠地の建造物をレベルアップさせることに加えて、自軍の部隊を強化することも重要。そこで部隊を強くするための“武将”や“布陣”の存在について説明していこう。まず、戦闘の要となるのが“武将”だ。はじめは参謀の女神ひとりだけしかいないが、戦闘に勝利していくと、招致できる“武将”が増えていく。“武将”は、“部隊”の項目の中の“訓練”をすることによって、経験値を得てレベルアップしていく。またより強い装備品を“ショップ”で購入して武将に装備させ、その装備品を“強化”でレベルアップすることで“武将”を強化できる。
▲最初に選ぶ“武将”は、この8人のなかからひとり。それぞれパラメーターの数値や得意な武器がなどが異なる。なかには独自の戦法を身につける“武将”もいるぞ。 |
▲銀貨を消費して装備品を購入できる。装備するための最低レベルも存在するので、“武将”のレベルを考えて購入しよう。 |
▲装備品の強化も銀貨でできる。“強化成功率”というものがあり、失敗すると銀貨だけが消費される。 |
そして“布陣”によっても部隊の強さは変わる。本拠地の技術開発所のレベルに応じて、新しい“布陣”を使用できるようになる。それぞれの“布陣”には特徴があるので、適切な“布陣”を選べば部隊はより強くなっていく。ほかにも技術開発で部隊の攻撃力を上昇させることができるので、そのスキルをレベルアップさせることも大切だ。
▲それぞれの布陣には特徴があるので、敵の出方次第で組み替えていこう。 |
▲“戦術”をレベルアップさせると、戦法攻撃力が上がっていくぞ。 |
●征戦をして地図を開拓
物語の中心となるのが“征戦”だ。各勢力と交戦し地図を開拓していき、混沌とした世界に秩序を取り戻していく。戦闘は敵のシンボルをタップすると自動に行われていく。勝てないときには布陣を変えたり、武将や装備などをレベルアップさせて再び挑んでみよう。征戦を行うと、軍令というものが消費される。この軍令は1時間おきに1個回復するほか、朝・昼・晩に追加の軍令が配られる。
▲敵軍をタップすれば自動戦闘に突入するので、戦闘中に複雑な操作をする必要はない。 |
部隊を強化するのは時間がかかる。装備品を強化するのには強化待ち時間がかかり、武将を訓練するにも訓練時間があり、布陣などの技術開発にも待ち時間がある。敵に負けてから部隊を強化するのでは効率が悪いので、つねに本拠地や部隊のレベルアップをしつつ征戦を進めていくのがいいだろう。
●やり込み要素が充実!!
はじめは選択肢の多さに戸惑うかもしれないが、ゲームシステムを理解したらそのおもしろさに熱中してしまう。銀貨の獲得ひとつにしても、市庁舎で徴収する以外に、市場での売買や港での通商などいろいろな方法があり、非常に奥が深い。
▲相場が0.87のときに購入した場面。安い値段で仕入れることができた。 |
▲そして相場が1.16のときに売却。安く仕入れて高く売り、差額を儲けよう。 |
オンライン要素も充実している。ほかのプレイヤーと協力して“軍団”というものを設立できるのだ。自分で“軍団”を作るか、ほかのプレイヤーによる“軍団”に入ることで軍団協力プレイができるのだ。“軍団”自体にランキングが存在し、組織ごとに競い合うことができる。
さらに、敵国地域にいるプレイヤーに戦争を仕掛けて勝つと、名声値を手に入れられる。名声値があがれば、役職が昇進し、自国特有の武将を獲得できるだけでなく、招致武将数も増えていく。やればやるほどいろいろなことを試してみたくなるこのゲーム、戦略シミュレーション好きなら一度は遊んでみてほしい。
▲“軍団”は設立者によって雰囲気が違う。“軍団”に参加するときには説明を読んで自分に合ったものを選ぼう! |
ノルナゲスト戦記 ~運命の女神たち~
- メーカー
- Unalis Corporation
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 基本無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要
- コピーライト
- (C) 2013 Unalis Corporation. All rights reserved.
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