『ダビオナ』やろうぜ! 第8回:差し馬のロマンこそ肌で感じるべきだ!

2012-12-14 19:02 投稿

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●第8回:差し馬のロマンこそ肌で感じるべきだ!

ハイネ鳥居(以下、ハ):前回の先行馬の育成&レースでの操作のコツを参考に、今週は悲願のG1初制覇を目指して頑張りましたよ!

タッチ藤田(以下、タ):おお、どうだった?

:なんとか、阪神ジュベナイルFを勝てました!!

:それは良かった。朝日杯FSと阪神ジュベナイルFは、G1のなかでも比較的勝ちやすい「AA」のレースだし、芝1600mという条件も先行馬にピッタリ。初G1を狙うには丁度いいレースだよね。

:なんだか、それって“勝って当然”っていうように聞こえるんですが……。

:いやいや、“しっかりと良いレース選択ができていたね”って言いたいんだよ。朝日杯FSと阪神ジュベナイルFは“AAA”ランクのG1だけど、これがひとつ上の「S」になると、一気にライバル馬が強くなる。それに、2000mを超えるG1はどれもライバルが強いうえに、愛馬のレース中のスタミナ管理が難しくなる。

:確かに、阪神ジュベナイルFの後にオークス(芝2400m)に挑戦したみたら大惨敗でした。直線に入ったところで、すでにスタミナがほとんど残っていませんでした……。

:オークスは牝馬三冠レースではいちばん難易度が高いからね。でも、それでも2200m以上のG1のなかではまだ勝ちやすい方だよ。ちなみに、G1~G3の全118レースの難易度については、12月19日に発売予定のファミ通Appのムック本5号に一覧表にしてまとめているよ。それを見れば“日本ダービー、天皇賞(秋)、ジャパンカップのうちで、どれがいちばん難易度が高いか?”なんてことも一目瞭然! ハイネ君もいちど読んでみてよ。

:もちろんボクも知っていますって! っていうか、タッチさんがなかなか原稿を書かないから、締め切りギリギリで半泣きになりながら編集したのはボクですから!

:まあ、無事に発売されたから結果オーライで(笑)。……えっと、何の話だったっけ?

:2000mを超えるG1は難しいって話です。

:ああ、そうだった。逃げ馬や先行馬で2000m以上の長距離のレースに挑戦すると、コツを掴むまでは途中でスタミナ切れを起こしてしまうことが多い。ハイネ君が狙うんなら、差し馬や追込馬のような後ろから行く馬でのチャレンジがオススメだよ。

:では、今回はまだ教わっていない「差し」について教えてください

:了解!

↑ランクの高いG1はほとんどが長い距離のレース。これらのレースでの勝利を目指すには逃げ・先行よりも差し・追込がオススメ。

 

●差し馬のパラメータは?

重視したいパラメータは、コーナー、馬群突破、競り合い、瞬発力の4つ。コーナーを除いて、スタートが3番目に伸びている形にする必要がある。だから、下の図のような感じで、ある程度スタートのパラメータも上げていかなくちゃいけない。

・差し馬の基本形

スタート■■■■■■■
コーナー■■■■■■■■■■
馬群突破■■■■■■■
競り合い■■■■■■■■■■
粘り強さ■■■■
瞬発力 ■■■■■■■■■■

差し馬のパラメータは他の脚質に比べると自由度が高くて、自分の騎乗スタイルに合わせて、伸ばすパラメータを調整してもOKだ。

例えば……

★先行っぽい差し型A

道中で前目に付けて直線で粘るスタイル。ある程度、スタートと粘り強さを高めにして、そのぶん、コーナー、馬群突破、競り合い、瞬発力のどこかを削ろう。

スタート■■■■■■■■
コーナー■■■■■■■■■■
馬群突破■■■■
競り合い■■■■■■■
粘り強さ■■■■■■■■■■
瞬発力 ■■■■■■■■■

★先行っぽい差し型B

さらに先行馬に近いタイプ。3~4コーナーで先頭に並びかけて、直線早めに抜け出すイメージ。

スタート■■■■■■■■■
コーナー■■■■■■■■■■
馬群突破■■■■
競り合い■■■■■
粘り強さ■■■■■■■■■■
瞬発力 ■■■■■■■■■■

★体力回復マックス型

あとで説明するが、差し馬は馬群の中にいると体力が回復する。[馬群突破]パラメータを上げることで、その回復量をさらにアップさせる狙い。3コーナー過ぎからマクリ気味に前へ進出!

スタート■■■■■■■
コーナー■■■■■■■■■■
馬群突破■■■■■■■■■■
競り合い■■■■
粘り強さ■■■■■■■■■■
瞬発力 ■■■■■■

★バランス型

道中は馬群のやや後方で虎視眈々。残り1000mを過ぎたあたりからジワっと前に進出して、直線は[競り合い]の強さで他の馬の前に出る!

スタート■■■■■■■
コーナー■■■■■■■■
馬群突破■■■■■■■■■■
競り合い■■■■■■■■■■
粘り強さ■■■■■■
瞬発力 ■■■■■■■

これまで逃げ馬や先行馬を育成してきたなら、“先行っぽい差し型A”と“先行っぽい差し型B”なら移行しやすいだろう。
場合によっては、10~15戦くらいまでは先行馬として育てて朝日杯FSや阪神ジュベナイルフィリーズに挑戦、勝ったら[スタート]の育成をストップして[馬群突破]や[競り合い]に振り、差しへと脚質転換して長距離G1を目指すという育成方針でも良いだろう。

 

↑差し馬のパラメータの基本形。[スタート]は[コーナー]を除いて3番目に高くするベシ。

●差し馬の理想的なポジションは?

差し馬は馬群にいる状態、周りを囲まれている状態ほど回復率がアップ。レース画面上部の各馬のポジションを示すレーダーを見ながら、愛馬をうまく馬群の中に入れよう。
レースの進行に合わせて、馬群が固まる場所は刻々と変わるので、前に出る馬、後ろに下がる馬の流れを読み取る力が重要になる。

どうしてもうまく馬群に入れられず「回復大」にできないという人は、愛馬の[馬群突破]のパラメータを鍛えてみるのもいいだろう。[馬群突破]には、他の馬が前で壁になっているときに馬の間をこじ開けて突破する効果だけではなく、道中で馬群の中にいるときの体力回復を助ける効果もあるのだ!

 

↑前を行く馬の動きを見ながら、馬群の中で体力を温存する差し馬。馬群のド真ん中を走れば体力が多く回復する。[追い]ボタンを使って位置取りを調節しよう。

 

 

●差し馬の騎乗方法は?

[ムチ]や[追い]を使ってスタートしたら、終始馬群を意識しながら位置取りを調整してレースを進める。逃げ、先行の馬との差をよく見て、ムチ有効ゾーンに到達したら[ムチ]ボタンのみで最後までキッチリ打ち切るイメージで操作しよう。

勝敗のポイントは、とにかく前の馬を中心とした展開の見極め。
逃げ、先行の馬に大きく離される展開になった場合は、ゴール手前でムチゲージが振り切れることも覚悟して、ムチ有効範囲の手前から[追い]を使って差を詰めていく。ただし、道中であまり[追い]を使うと直線でのトップスピードが上がらないことがあるので、脚を溜めた後方の馬たちにまとめて交わされる恐れがある。そこは、レースの出走表や返し馬で入念にライバルチェックをして、強力な差し・追込馬がいないか確認しておこう。

また、差しは距離が延びれば延びるほどムチ有効範囲が広くなるため、どこからどこまでムチ有効ゾーンなのかがわからなくなることがある。とりあえず、どんな距離でも“基本の仕掛けどころ([追い]から[ムチ]への切り替え目安)は残り1000m地点”というように自分で決めておいて、あとは早めに前に進出したければ1200mから、ゆっくり前に出たければ800mからという感じでプレイすれば、距離への対応が比較的容易にできるようになるだろう。

 

↑残り1000mを基本の仕掛けどころといように設定しておけば、どんなレースになってもスムーズに対応できる!

 

●もっと簡単な騎乗方法は?

展開を読みながらの騎乗がうまくできないというプレイヤーは、とりあえず以下の騎乗方法を試してみよう。とりあえずG2くらいまでなら、この方法で好勝負ができるはず(G1でも勝てなくはないが、さすがに馬の力がないと苦戦必至)。慣れてきたら自分なりにアレンジすることで、より勝率を高めていこう!

【1】スタートは[ムチ]ボタンか[追い]ボタン。

【2】馬なりで流して体力をある程度回復。

【3】[追い]ボタンを2回、「タン・タン」と叩いて少し前のポジションへ

【4】何度か【2】と【3】を繰り返して馬群の真ん中をキープ。

【5】残り1400mから2秒に1回のペースで[追い]ボタンを叩いて、ジワっと前へ進出する。

【6】残り1000mから[ムチ]ボタンに切り替える。初めは2秒に1回のペースを保って愛馬の動きを観察。体力ゲージがあまり減らないようなら、叩くペースをアップ。

【7】直線の残りの距離と残りの体力を見て、あと何回ムチを叩けるかを確認。残り100mあたりで体力を使い切って、そこから[ムチ]を1~2回程度入れてゴールに雪崩れ込むというイメージで。

 

:差しは道中の駆け引きがポイントなので、ちょっと説明しづらい部分もあるんだ。うまく理解してもらえたか心配だな。

:パラメータの組み立ても、レースの騎乗も、自由度が高い脚質なんですね。

:そうだねぇ。でも、自由度が高いといってもやっぱり核になる部分はあるんだよね。例えばパラメータなら、基本形を元にしつつ前の位置取りで走りたいなら[粘り強さ]を上げて、後ろからなら[競り合い]を上げる。騎乗方法も、残り1000m、1200m、1400mの3つの地点を[ムチ]と[追い]の切り替えポイントにする。

:「もっと簡単な騎乗方法」の叩き方はかなりパターン化されているので、これを何度か試してみると早く身につきそうですね。

:差しはムチ有効ゾーンがもっとも広い脚質だから、極めればどんな展開のレースになってもでもある程度は対応できる。2000m以上の長距離G1を狙うなら、絶対に身に付けておきたい脚質だよ。頑張って練習していこう!

:早く阪神ジュベナイルフィリーズ以外のG1にも勝ちたいです!

:まあ、現実の競馬の予想では、阪神ジュベナイルフィリーズは惨敗だったけどね……。

:終わったことを悔やんでも仕方がないですよ! 次の予想は朝日杯FSです。リベンジしましょう!

 

●今日の競馬用語

【仕掛けどころ】
現実の競馬でも、レースのどこで仕掛けるかは重要なポイント。特に差し馬は残り何mからスパートするかというのに加えて、コーナーの外を回るか、内を突くかといった選択も迫られる。仕掛けどころについては、競馬用語では『三分三厘(さんぶさんりん)』と言われることもある。一分が200m、1厘が20mなので、本来はゴールまで約660m地点のことを表すが、一般的には3~4コーナー地点の勝負どころという意味で使われる。レース後の騎手のコメントなどでも、「三分三厘からムチを入れて」や「三分三厘ですでに手応えがあやしくなって」といったように耳にすることがある。




タッチ藤田:
コディーノ、エーシントップ、ネオウィズダム、ゴッドフリート
過去のデータを見ると、外の7、8枠はかなり不利なレースなので、内枠の馬から狙いたい。やっぱりデビューから3戦3勝と負け知らずのコディーノを素直に信頼。すでに重賞2勝とその実力は折り紙つき。エーシントップも3戦3勝だが、こちらはまだ1400mしか距離の経験がないので少し割引いて対抗まで。あとは近走で2度続けて4コーナー3番手以内の競馬をしていたネオウィズダムとゴッドフリートの4頭に注目です。

ハイネ鳥居:ザラストロ、テイエムイナズマ、アットウィル、デムーロ、コディーノ
中山競馬場って小回りでトリッキーなコースらしいので、内枠の人気薄の馬がヒョロっと3着以内に入りそう。ってことで、ザラストロとテイエムイナズマを指名します! あとは、外枠に入ってもうまく内に潜り込むのが上手な岩田騎手のアットウィルとデムーロ騎手のロゴタイプ。実力ではコディーノが1番という評判みたいなので、やっぱりこの馬も押さえておいた方がいいですよね?

 

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セガネットワークス
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iPhone4、iPhone4S、iPad2、新型iPad

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