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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第103回『その1回に賭けろ!~グリフォン捜索隊・顛末記~』

2012-12-04 14:09 投稿

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●その1回に賭けろ!~グリフォン捜索隊・顛末記~

熱血パズドラ部・グリフォン捜索隊”がその後どうなったのか?

……結果だけお知らせしたら、今日はとっとと家に帰って筋トレでもしたいと思います。

稀にグリフォンが出没するというダンジョン“樹の天空龍・超級”は、入るだけで50ものスタミナを食われた。危険と背中合わせの高難度ダンジョンゆえに門そのものが狭く、人一倍の勇気、根性、そしてまとまった資金がなければ足を向けることすら許されない……ということらしい。

「まるでエベレスト登山だな」

十数度のアタックを試みながらもいまだ頂を見ることが叶わぬ登山家のような気分になって、俺は小さくつぶやいた。

しかし何度跳ね返されようと、俺の心は折れなかった。アルピニストが「なぜ山に登るのか?」という問いに対して「そこに山があるからさ」と断言するのと同じように、もしも誰かに「なぜあなたはダンジョンに潜るのですか?」と問われたら、俺は迷うことなくこう答えることができる。

「そこにダンジョンがあるからサ」

と。モンスターに満ち満ちたダンジョンという名の頂は、それほどまでに魅惑的なのだ。

「よし……。行くか」

けだるい日曜日の午後--。

濃く淹れすぎたコーヒーの香りに顔をしかめながら、俺はスマホを手に取った。度重なる落下事故でところどころに傷がついてしまったが、それでもかわいいiPhone 4Sである。そんな傷のひとつを無意識にひと撫でし、無言で『パズドラ』を起動する。

そして、スタミナをチェック。

思っていた通り、しっかりと満タンを意味する”78″を刻んでいた。わかっていたことだが、その数字を見てナゼか泣けるほど安堵する。これが、心の余裕というものなのだろうか。とは言え78しかないので、樹の天空龍・超級は1日に1回、よくて2回しか潜れない。ちょうどいいタイミングでランクアップでもすれば連続して何度も潜れるかもしれないが、あいにくこのときはあと100回くらいダンジョンを制しないとランクアップしないように見えた。

やはり、この1回に懸けるしかない。

……いや、もとよりそのつもりだったのだ。

 背水の陣。

 乾坤一擲。

不毛な上級チャレンジを入れたら、すでに40回くらいは樹の天空龍に挑んでいる。それでも、目当てのグリフォンに遭遇することは叶っていないが、全身全霊の最後の1回で出てくれればそれでいいのだ。終わりよければすべてヨシ。必ずや、グリフォンの首根っこをつかんで凱旋帰国してやる。俺は、対ホウライ用に作ったパーティーを引き連れ、勇躍ダンジョンに潜っていった。

この樹の天空龍というダンジョンには、固定で出てくるモンスターがいる。第5階層の大花龍ブラキオス、第9階層のアルラウネ(2体)、そして第10階層の樹天龍ホウライがそれで、おそらくここには、グリフォンは出現するまい。……ってコレ、俺が勝手に言ってることなので、もしかしたらブラキオスの代わりに出てくることもあるのかもしれん。真偽のほどは定かではないが、少なくとも俺はこのとき、「5階、9階、10階は捨てだ。ほかの階でのエンカウントに賭ける!!」と思っていたのである。

そして……。

 第1階層。「いない」

 第2階層。「いねぇな」

 第3階層。「……見当たらない」

 第4階層。「またダメ」

 第5階層。「……まぁブラキオスだと思ってたよ。やっぱり思った通りだった。あは。あはあはあは……」

「思った通り」と言ってるわりには、心の底では「もしや……!」と期待していたことがバレバレである。

 気を取り直して、第6階層。「……スカ。でもそろそろのはず!!」

 第7階層。「……オイ、いい加減にしろ。つぎの8階がラストチャンスじゃねえか!!」。

そう、第9階層のアルラウネが固定ならば、つぎの第8階層が最後の砦のはずなのだ!! こここ、ここで出ないとなったら、ボクどうしたらいいの!!? もう手段がないよ!! 頼むから出てくださいグリフォンさん!!! お願いだ!! どうかどうかどうか!!!!!

床に額をこすりつけて祈った結果……。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

けっきょく俺はグリフォンを手に入れることができず、ホウライばかりが増えましたとさ。

ちなみに目黒の消息は、いまだつかめていません。合掌。

■書名:大塚角満の熱血パズドラ部
■発売:2012年9月20日
■価格:998円[税込]
■体裁:モノクロ272ページ

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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
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※大塚角満のブログ (Ameba)

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パズル&ドラゴンズ

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ガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイト
https://pad.gungho.jp/
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