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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第102回『グリフォンを追え!!』

2012-11-30 17:24 投稿

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●グリフォンを追え!!

いまから1週間ほど前。俺と中目黒目黒のあいだに予期せぬ攻防が勃発した。

ヤツと出会って十数年。

 これほど激しく、ガチの勝負を演じたことがあっただろうか?

…………いやあるな。

ボウリングにいけば必ず「負けたほうのおごりだからな」ってことになって周囲ドン引きのマジ対決になるし、かつては腕相撲でもよく争った(負けた俺が悔しさのあまり、腕相撲が超強い親戚のおっさんを連れてきて目黒をコテンパンにしたことはいい思い出)。最近は精密採点機能がついているカラオケでの勝負にハマっており、先日も朝の5時過ぎまでおっさん4人で歌いまくっている(山本さん、つぎもガチンコですよ)。

とまあ、あらゆる分野で意地の張り合いを展開してきた俺たちだが、こと『パズドラ』ではつねに、先行する目黒を俺が追いかける形が続いていた。

その状況が崩れたのが、先日書いたヘラとの攻防戦だ。ついに俺が先んじてヘラを討伐し、衝撃を受けた目黒が慌てふためいて追いかける……という会心の逆転現象を巻き起こしたのである。以来、我々のヒエラルキーは完全にひっくり返り、

 角満>>超えられない壁>>目黒

という“パズドラカースト”が新たに成立したのであった。

そんなある日のこと。俺は『パズドラ』に関する聞き捨てならないウワサを耳にする。いわく、

「スペダン“樹の天空龍”に見たこともない新種モンスターが出現するらしい」

いわく、

「その新種は木属性!」

いわく、

「新種の名は“グリフォン”らしい」

真偽のほどは定かではない--。

しかし“新種”で、しかも“木属性”と聞いてしまったら、会社で仕事なんかしている場合じゃないではないか!!!(オイ)

……という情報を、ビチャビチャしてマズそうなボンゴレを痛恨の表情で食っていた目黒に話して聞かせた。すると、俺と同じく、ヘラを討伐して以来パズドラ熱が再燃してしまった目黒はすぐさまコレに喰いつき、ビチャビチャボンゴレを脇にのけてテーブルに乗り出してきたではないか。

「それいいっすね!! 幻のモンスターって…………超テンション上がるじゃないですか!! よーし、見ててくださいよぉ……」

そう言うと目黒はスマホを取り出し、画面をポンポンとタップした。そして、紅潮した顔をこちらに向けて堂々と宣言する。

「絶対に大塚さんよりも先に、その“ぐりふぉん”とやらを捕まえてみせますよ!! そして、カーストをひっくり返すっ!!!」

挑戦状を叩きつけられて、黙っている俺ではない。

「なにお!!! 言ったな!!? よーしわかった。受けて立つ!! どっちが先にグリフォンをゲットするか、勝負だ!!!!」

こうして、アツいアツい“グリフォン争奪戦”が始まったのであった。

さて、ここで問題になるのが“どのダンジョンに潜るのか?”ってこと。というのも樹の天空龍には、中級、上級、超級という3つの難度があり、右にいくほど難しくなっている。当然、難しい=クリアーまでに時間がかかる……ということなので、回数をこなしたいなら中級や上級に入ったほうが圧倒的にいい。目黒もそれに思い当たったのだろう。こんなことを訊いてきた。

「……大塚さん、コレ、どのダンジョンに潜るのがいいんですかねえ? 超級でもイケると思いますけど、ぶっちゃけ時間を食いすぎます。……グリフォン、上級でも出てくるんですか?」

俺、3秒ほど考えたのちに目黒に言った。

「……んー、まあ出るでしょ。だって俺、ホウライのタマゴは上級で手に入れたしさ。てことは、グリフォンも上級に出るんだよ」

目黒、コクリと頷いた。

「ですよね。よーし、グリフォンが出るまでひたすら上級に潜り続けてやるっ!!!!!」

こうして、アホなふたりは“上級の狩人”になったのだった。

 ……それから、5日ほどの時が流れる--。

昼飯の席に、目の下にドス黒いクマを作り、明らかに疲弊しきった顔の目黒が現れた。……いや目黒だけではない。きっと俺も、同じような顔をしていたと思う。

席に着くなり、目黒は「ぷしゅうぅぅぅ……」と空気が抜けたようにテーブルに突っ伏し、1分ほど動かなかった。それを、感情がまったく籠っていない目で眺めているとようやく目黒はモゾモゾと動き出し、ほとんど聞き取れないかすれ声でこんなことを言ったのだ。

「お、大塚さん………………。ぐ、ぐりふぉん、まったく出てこないんですけど…………>< も、もうかれこれ30回は上級に潜っていますけど、羽も尻尾も見えやしない…………ゴフッ!」

激しく咳き込む目黒の手の中には、いままさに倒されんとする上級ホウライの姿があった。

そうか……。目黒もやはり、手に入れてなかったか……。

じつは俺も目黒と同じく、20回ほど上級ダンジョンに潜ってみたもののグリフォンの姿を見ることは叶わず、ホウライのタマゴばかりを持ち帰っていた。いいかげんイヤになってきて、(グリフォンって……まさか都市伝説だったのでは!!?)とまで思い始めている。それはどうやら、目黒も同じ気持ちだったようだ。

「も、もう勝負なんてどうでもいい……。……大塚さん!! ホントにグリフォンなんているんですか!? 都市伝説じゃないんですか!? ……じつはチュパカブラとかスカイフィッシュとおなじく、マユツバものの民間伝承なんでしょう!? そうなんでしょう!!?」

これはもう、確かめるしかなさそうだ。

席に戻った俺は、急いで“ある人”にメールを書いた。その内容は、こんな感じである。


お世話になっております。ファミ通の大塚です。

突然ですが、質問があります。

ホウライのダンジョンに出てくる(らしい)グリフォンなんですけど、こいつって、超級でしか出てこないんですか……?
じつは僕と目黒、「どっちが早くグリフォン手に入れるか」ってところで不毛な争いをしてるんです。

まさか超級だけ!!?

……いや言ってみただけですwwwww そんな、まさかねwwwww

すると30分後、件の人物から返事が返ってきた。そのメールを、ドキドキとワクワクをブレンドした複雑な気持ちで開封する。そして…………。

……俺はハニワのような無表情になり、機械的な動きで目黒にスカイプを打った。

大塚の発言:……目黒、いま山本プロデューサーにメールしたんだけどさ。グリフォンの件でね。
目黒の発言:キタ!!! モチベーションアップ確変キタ!!! 上級でもいいんですよね?? 俺の努力は無駄じゃないですよね!!?
大塚の発言:……………………。

「大塚さん、グリフォンは超級限定ですよww ……まさか、上級マラソンしてました?w」

……山本さんより^^;;;

目黒:!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!

……それ以来、上級ダンジョンで目黒の姿を見た者はいない……w

※ちなみにいまだ、俺も目黒もグリフォンを手に入れていません。……ホントにいるのかコンニャロオオオオオオオオ!!!!!

■書名:大塚角満の熱血パズドラ部
■発売:2012年9月20日
■価格:998円[税込]
■体裁:モノクロ272ページ

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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

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パズル&ドラゴンズ

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ジャンルRPG/パズル
メーカーガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイトhttps://pad.gungho.jp/
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