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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第46回『週末の攻防』

2012-07-09 18:05 投稿

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●休日の攻防

突然だが、四六時中、のべつ幕なしで、TPOをまったく考えずにケータイをいじり続けている人っているでしょう。飯を食っているときや買い物をしているとき……なんてのはまだカワイイほうで、ヘタすると重要な会議や商談のときでもひたすらピコピコとボタンを押しながらケータイ画面を見つめている……なんて人もいる。なんでこんなに具体的に書けるのかというと、それは身近にそういう人間がいるからに他ならない。かつて仲がよかった編集者が、いっしょに飲んでいるときにめったやたらとケータイをいじくっているのを見て心からムカつき、以降まったく飲みに行くことがなくなった……という経験があるが、まあオトナである以上、そういうマナーはキチンと守らないといけないわけですよ。

で、なんでこんな堅苦しい前フリを書いたのかというと、それはもちろん、ここから書くことに関係があるからです。じつはいま、俺と中目黒目黒は共通の悩みを抱えているのだ。

パズドラ』のモンスターは、ただ捕まえてきただけでは強さの程度が知れているので、パワーアップ合成や進化合成をして強くする必要がある。しかし、モンスターのレベルが上がれば上がるほどかかるお金が上昇していき、気が付けば「アレ? 確か10万ほど貯金があったはずなのに、いつのまにかスッカラカンになってる!!」なんてことがしょっちゅうあると思うのだ。

こんな事態を避けるために講じられた手段が、我らの味方“土日ダンジョン”だ。完全な金儲け用のダンジョンで、もっとも下のレベルでもクリアーするだけで数万コインの収入を得ることができる。

“パズドラーの1週間は土曜から始まる”

という、いま俺が考えた格言があるが、この土日ダンジョンの乗り切りかたいかんで、そのパズドラーの1週間がバラ色になるか、ドドメ色になるのかが決まると言っても過言ではない。数をこなせばこなすほど獲得コインが増えるわけだから、パズドラーは手間と時間を惜しんではいけないのだ。

……と頭ではわかっているのだが、いかに休日とは言え、すべてのリソースを『パズドラ』にだけ注ぐというわけにもいかない。とくに家庭を持っている身だと、じつはゲームどころかケータイをチラ見することすら難しいという現実があるのだ。冒頭の話と同様に、ね。社員食堂で目黒と昼飯を食っているとき、かなりの頻度で出てくる話題のひとつに“土日ダンジョンをいかに乗り切るか”というものがあり、我々は苦渋の表情を突き付けながら体験談を披露しあっている。悲しげな表情で、目黒はこう吐露した。

「大塚さん、また家族に怒られましたよ……。“家族とすごしているときに、なんでケータイばっか触ってんの?”って……」

家族にこう言われると目黒は、「これは仕事だ!!」と強く言うこともできず、「ああ」とか「うう」とか言ってiPhoneをしまうのだという。

「土日のチャンスは、クルマで出掛ける直前くらいっす……。自分だけパパッと準備しちゃって先にクルマに乗り、家族が乗り込んでくるまでの数分間だけプレイするという……」

そう言って目黒は、寂しそうに笑うのであった。続けて、俺も言う。

「わかる!!! 俺も、大っぴらにiPhone触ってゲームしていると何か言われるので、家族が「ちょっとネットで、近所のおいしいカレー屋さん調べてくれない?」なんて言ったとき、嬉々として「ああ、俺が調べるわ~」って言って『パズドラ』やってる……」

こう見えて、なかなか俺らも苦労しているのである。

そんなとある週末、いきなり目黒から緊急速報が送られてきた。メッセージで、彼はこんなことを告げたのである。

「大塚さんっ!! メ、メタドラ来ちゃいましたよ!! やりたいけど、家族の目が!!」

一攫千金のメタドラ、ゴルドラが週末に来ると、ただでさえパニクるパズドラーの週末がとんでもないことになる。おそらく目黒はこのメッセージも、家族の目を盗んで送ってきたに違いない。俺、まるで自分の身に起こったことのように大いにうろたえ、それでもどうにかアドバイスを打電した。

「お、落ち着け目黒!! まだなんとかなるっ!!! ……そうだトイレ!! トイレに逃げ込め!!! あ、入るときにこう言うのを忘れるなよ! 「あー、なんか下痢っぽいなー」って! そうすりゃ何回か連続で入っても怪しまれない!!」

間髪入れずに目黒から「おお!」という返事があり、さらに1時間後にこんなメッセージが届いた。

「お腹を下しているフリをし、1時間で5回もトイレに飛び込んで、なんとか狩り尽せましたよ!!!」

このメッセージを読みながら「いやあ、よかった。無事でよかった」とホッとしたところで、今度は俺にメタドラダンジョンが来た。俺、あわてふためいて目黒にメッセージを送る。

「わあ!!! 今度は俺にメタドラ来た!!! どうしよどうしよ!!!!」

すぐに、目黒から返事が送られてくる。

「わあ!!! 大塚さん、トイレトイレ!! 下痢してトイレ!!!

家庭持ちパズドラーの土日はせわしない……。

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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