1. サイトTOP>
  2. iOS 6で何が変わる!? アップル発表会WWDC 2012まとめ

iOS 6で何が変わる!? アップル発表会WWDC 2012まとめ

2012-06-12 05:25 投稿

●予想通りiOS 6も登場! 盛り上がりを見せたWWDC 2012

毎回、OSの新バージョンや新端末が発表される、アップルのデベロッパー向け発表会”WWDC 2012″が、2012年6月12日深夜2時に(米、現地時間6月11日)開催された。今回の発表は、事前情報によりiOS 6の発表が示唆されていたこともあり、そこに大きな注目が集まった発表となった。残念ながら、世界中が期待していたiPhone 5の情報はなかったが、iOS 6のほか、新しい”Mac Book Pro”やMacの新OS”OS X Mountain Lion”などの発表も行われ、盛況のうちに幕を閉じた。

今回の発表会は、PC関連の情報が主となっていたが、ここではそこからiOS 6を中心としたスマートフォン関連情報を抜き出しまとめておこう。iPhoneユーザーには必然的に関連するものとなるので、しっかりとチェックしておこう。なお、iOS 6の気になるリリース日は、2012年秋予定。

●変更・追加点は200以上!! iOS 6はこんな感じ

発表会は、Siriによる挨拶からスタートし、いつも通りのApp Storeやアプリのダウンロード数についての現状を発表。話によると、App Storeのクレジットカード登録アカウント数が4億を超えたこと、登録iPhoneアプリが65万本、iPadアプリが22万5000本を超えたこと、アプリのダウンロード数が300億回を超えたことなどが明らかになった

本題のiOS 6だが、これは現行モデルとなるiOS 5に200カ所以上の変更や新機能を加えたものになる。すべての変更点、新要素の紹介はされなかったが、iOS 6でも目玉となるいくつかの新要素、追加点がデモを交えて紹介された。

【iOS 6の新機能】 200の新要素
・Siriの機能を強化
言語により端末を操作する機能Siri。昨年行われた発表では、日本語にも対応し、日本中のiPhoneユーザーが熱狂を覚えたあの機能が、強化されることが明らかになった。最大の強化ポイントは、新しいiPadにもSiriが対応するという点だが、このほかにも公表された追加点があるので、順を追って説明していこう。

ひとつ目は、これまでの機能に加えてSiriがスポーツ情報にも対応するという点。Siriに尋ねるだけで、野球やアメフトの試合情報や、選手の詳細情報までもが閲覧できるようになるという。

ふたつ目は、レストラン検索機能の強化。これまでは、レストランの場所を調べられるだけだったが、外部サービスと連動することによって、レストランの詳細情報を閲覧したり、Siriを通してレストランに予約ができるようになるそうだ。

3つ目は、映画情報への対応。Siriに映画を調べてもらうようお願いすると、そこから直接キャスト情報や、トレイラームービーが表示される。

ただ残念なことに、これらの機能強化が日本語版Siriでも対応されるかは不明。レストラン検索機能も開始されていない状況なので、スポーツや映画への対応も、まだ難しいかもしれない。しかし、英語版に切り替えれば、海外のスポーツ情報、映画情報は閲覧できるかも?

続いて、Siriは現在自動車との連携機能を開発中という情報も明らかにされた。なお、現在連携に向けて動いているメーカーは、BMW、ゼネラルモーターズ、メルセデス・ベンツ、ランドローバー、ジャガー、アウディ、トヨタ、クライスラー、ホンダだそうだ。

最後にSiriの対応言語が大きく増えたことも明らかに。新たに対応する言語は、カナダ英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、韓国語、台湾向けの北京語、香港向けの広東語、そして本土向けの中国語。これにより、60カ国以上の人がSiriを使えるようになる。

・Facebookへの共有機能が追加
iOS 5から、Twitterとの連動機能が追加されたのは記憶に新しいが、今回はそこにFacebookとの連動機能を追加。Facebook専用のアプリを使わずともウォールへの投稿が可能になるほか、SiriやSafari、Mapアプリ、カレンダーとも連動するという。また、フレンドの投稿がノーティフィケーションにも表示されるようになるなど、大々的な連動がなされるようだ。

・電話アプリの改良
iPhoneのベースとなる電話アプリにも改良が加えられる。まず、電話に出られないときにきた着信に対して、相手にSMSを送る機能。着信中、ロック画面から”Reply with Message”を選択し、定型文から返事を選択することで、相手にメッセ―ジを送信。電話に出られないことを相手に伝えることができるというもの。また、同じ状況で”Remind Me Later”をタップすれば、1時間後に自動的にこちらから発信したり、リマインダー・GPS機能と連動して、家に着いた瞬間に発信する機能が搭載される。

3つ目の改良点は、”Do Not Disturb”機能の追加。これは、特定の時間帯を設定すれば、わざわざサイレントモードに切り替えなくとも、その時間帯だけ自動でサイレントモードになるというもの。これにより、深夜に電話やアラート、ノーティフィケーションで起こされる心配がなくなるのだ。

・Facetime
これまで、Wi-Fi環境での利用が必要となっていた、ビデオ通話機能『Facetime』が、iOS 6からは3G回線にも対応! 電波のあるところでは、どこからでも『Facetime』が利用できるようになる。また、電話番号とApple IDを紐付けすることで、iPhoneで通話をしている最中でも、途中から自宅のMacにその通信を引き継げるようになるという。

・Safari
デフォルトのWebブラウザ『Safari』もいろいろと変更。いちばんの特徴は、クラウドとの連携。現在iPhoneで読んでいるページを、あとでiPadやMacの大きな画面で読みたいという場合、そのページをそのままクラウド上に保存できるようになるという。また、閲覧中のページ情報をそのまま端末に保存することで、オフライン環境でも読めるようにする機能も追加される。さらには、現行バージョンのSafariでは、閲覧中に必ず情報バーやツールバーなどが表示されていたが、これをタップひとつで消し、ページをフルスクリーン表示にすることも可能になるそうだ。

・Photo Stream
写真閲覧アプリ『Photo Stream』にも2点、変更が加えられる。ひとつ目は、保存してある画像をメールなどを使わずに共有させるシステムが搭載されるという点。アイテムが共有された側には、写真が共有されたという通知が行われ、そこにコメントを残すこともできるそうだ。ふたつ目は、画像をオンラインに保存することで、多くの人と写真を共有できるようになったという点だ。こちらはiCloudに保存される形となる。

・メール機能を拡充
従来のメールアプリもパワーアップ。まず、VIP機能という、俗にいうフィルタリング機能が新たに搭載される。特定のアドレスから送られてきたメールをVIPフォルダへと自動で振り分けたり、そのメールが来たとき専用の通知も可能だという。また、メール作成画面から直接、画像や動画を添付するできるようになるほか、メールボックスを一瞬で空にする方法も搭載されるそうだ。

・新アプリ『Passbook』
これは、飛行機や映画館のオンラインチケット、スターバックスのクーポンのデジタルパス(認証用QRコード)を一括で管理するアプリ。ただ一括管理してくれるだけでなく、GPS機能との連動により、映画館やスターバックスに近づくだけで、ロック画面にQRコードを出してくれる機能も兼ね備えているという。ただし、これを利用するには、サービスを提供しているところに登録が必要。日本での対応状況は不明なので、日本国内での活用法があるかは、現時点では不透明だ。

・新アプリ『Accessibility』
こちらは、端末への操作を一切無効化するというシステム。端末を表示機能オンリーにすることで、iPadを使ったプレゼン時などで誤操作をなくすというものだ。また、別の使い道として、ムービーなどを表示させたまま子供に貸し与え、教育に利用というのも提案されている。子供が興味を持って画面をいじっても、そのまま表示が続けられるのが、ポイントとなるようだ。

・新アプリ『Maps』
これまでの地図アプリは、Google Mapに依存するものとなっていたが、ついにそこから脱却。完全にAppleオリジナルの地図が提供されるようになる。地図には、1億以上もの地域情報が収録されており、検索にも対応。さらには、特定の地点にコメントやレビューポイントもつけられるようになるそうだ。また、リアルタイムな交通情報も閲覧できるシステムも搭載されるという。

さらに、この地図アプリはSiriと連動し、”Turn-by-Turn”と呼ばれるナビゲーションシステムとして使うことも可能。これは、目的地を設定すると、Siriが複数のルートを検索。Siriが読み上げるルート情報をもとに、ひとつのルートを選択し、ナビゲーションをしてもらうというもの。なお、目的地の検索もSiriに任せることができるので、Siriに「近くにガソリンスタンドはあるか?」と問えば、Siriが最寄のガソリンスタンドを検索し、そこまでナビをしてくれるという。

また、”Flyover”という3Dマップ機能も新搭載。これは、Googleストリートビューのような写真の組み合わせではなく、端末が、収録されたデータから3Dモデリングを描画するというものだ。そのため、Googleストリートビューでは適わなかった、自由な回転やズームなどができるようになるという。しかし、この機能が対応しているのは、主要都市のみ。発表会では、シドニーオペラハウスも描画されていたので、北米のみ対応というわけではなさそうだが、日本の都市に対応しているかは、まだ不明だ。

このほかにも、iOS 6には、紛失した端末を管理するアプリ『Find My iPhone』に「この電話を拾った人は、ここに電話をしてください」と表示させる機能が追加されたり、App Store、iTunes Store、iBook Storeのデザイン変更などが加えられたりと、さまざまな追加・変更が行われている。前述のとおりリリース日は、2012年秋予定。対応端末は、3GS以降のiPhone、iPad 2以降のタブレット、第4世代以降のiPod touchとなっている。秋にOS新バージョンがリリースされるということは……それに合わせてiPhone 5が来るか!?

ピックアップ 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧