【ワイヤレスジャパン2012】iPhoneが防水仕様に!? 世界最先端の防水技術を発表!
2012-06-01 20:13 投稿
●コイツ……動くぞ!? デモンストレーションでビックリ!
2012年5月30日~6月1日、東京ビッグサイトにてモバイルデバイスの展示会“ワイヤレスジャパン 2012(以下、ワイヤレスジャパン)”が開催された。ワイヤレスジャパンでは、端末や機器のほか、現在構想中の技術などが展示されており、多くの業界関 係者が足を運んでいた。
そして出展ブースの中でひときわ人を集めていたデモンストレーションがこれ! 防水処理を施したiPhoneを水没させ、水の中で動作しているところを披露するというもの。これは見逃せないと思い、ガッツリその様子を確認してきたぞ。
[関連記事]
※【ワイヤレスジャパン 2012】NTTドコモブースは未来技術でお出迎え!
※【ワイヤレスジャパン2012】謎技術現る! 最先端スピーカー搭載端末“URBANO PROGRESSO”
デモンストレーションを行っていたのは、スマートフォンの修理などを行っているmodcrew社。これまでにも、防水ケースや、メカニカルシールにより防水処置など、外部から水の侵入を防ぐという手法はあったものの、内外部のパーツすべてに撥水性を持たせる処置というのは、珍しい。珍しいとは言え、現在では生活防水に対応した端末が複数リリースされてはいる。しかし、それらの技術にはパーツに熱がこもりやすく、劣化する可能性もあるらしい。しかし、今回modcrewが発表した防水加工サービスは、そういったデメリットがないまま、質の高い生活防水を施せるものだという。技術の詳細は明かされていないが、どうやら、内部部品や電子回路を、ナノ単位という極小の撥水性を持つフィルムで覆う技術らしいことは判明した。なお、この技術はすでに実用段階に至っており、早ければ2012年の秋口にも正式に防水処理のサービスが開始されるという。また、この処理の値段は4800円[税込]からで、処理にかかる時間は1日~5日が想定されているという。正式に決定していない理由を尋ねたところ「どれほどのユーザーさんが申込みをしてくれるのかが見えておらず、まだ正確な数字が出せないため」とのこと。なお、料金はサービスの種類ではなく、処理を行う優先度によって上下するシステムが予定されているとのことだ。
また、この防水処理は、スマートフォン以外の機器にも流用できるとのことで、現在その申請を行っている最中であるという情報も入手した。その詳細や、正確な料金・サービス内容に関しては、今後その都度発表していくそうなので、modcrew社のホームページや、Facebookページでのアナウンスに注目していきたい。
この防水処理が利用できるとなると、メーカーが元から使用している防水処理はいらなくなるのでは? 出費にはなるが、パーツの劣化が防げるというメリットを考えれば、それもトントンになるだろう。ただし、これはあくまでも生活防水となるため、アウトドア環境での防水は保障していないという。確かに、海水に浸ってしまうと、中に塩が残ってしまう恐れがある。「海水に浸っても、水洗いできるんだったら、それでいいんじゃね?」という思いもあり、実際にはそれで解決してしまうのかもしれないが、”保証はされていない”ので、試す際には自己責任でするように! それと、この防水処理を施すことで、メーカーからのサポートが受けられなくなる可能性もあるので、それも十分に留意しておこう。
この記事のタグ
最新記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
【#コンパス】10月“からふる みつけた!”シーズン結果発表!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
2024-11-11 12:31【#コンパス】ボンドルドが下方修正!移動速度とHSゲージ増加量が低下|2024年11月7日ヒーローバランス調整内容まとめ
2024-11-11 12:11【#コンパス】10月シーズン“からふる みつけた!”まとめ|報酬獲得ボーダーラインをチェック!
2024-11-06 14:41【#コンパス】場内コンテンツも充実のエンタメイベント!“#コンパス秋フェス in 京都”イベントリポート
2024-10-31 11:50