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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第13回『神になった日』

2012-05-09 16:33 投稿

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●神になった日

先日、プライベートで仲よくしている友だち数人と、ひさしぶりに集合して遊ぶことになった。ゲームを通じて意気投合した気のいい連中で、年齢構成はバラバラながらも、定期的に集まっては共通の趣味で親交を深めている。

その中に、今回のお話の主人公である“アニー”&“しずかちゃん”というカップルがいる。あ、もちろんアニーが彼氏でしずかちゃんが彼女ね。

20代前半のこのふたりは、見目麗しい美男美女コンビである。まえまえからアニーの実弟と俺が親しく、その弟を通じてアニーたちともつるむようになったのだ。とはいえ、弟君とは月イチくらいの頻度で遊んでいるけど、アニー&しずかちゃんと会うのは数ヵ月に一度くらいのペース。この日も、会うのは3ヵ月ぶりくらいだった。

集合場所にヨタヨタと赴くと、すでに集まっていた仲間連中が「おつかれーっす」、「おひさしぶりでーす」なんて挨拶をしてきた。それに「あうあう」、「ういうい」とテキトーな相槌で応じる俺。するとそこに、アニーとしずかちゃんもやってきた。

「おひさ~」

俺はふたりに手を振った。実際はそんなに“おひさ”でもなかったが、なぜ人はこういうときにつまらないことしか言えないのだろう。

まあそれはどうでもいいや。

俺の姿を見たアニーとしずかちゃんはパッと顔を明るくし、「あ!! 角満さん!!」といつも以上に元気な声を出した。それに対し、「うんうん、確かに俺は角満さんですよ」なんてさらにつまらないことを言おうとしていると、それよりも早くアニーが言葉を継ぐ。

「角満さん!! 僕らもやってますよ!!!」

一瞬、俺は何を言われたのかわからなかった。

やってる……ってなにを?? なにを始めたの??? そんな、カンチョーを食らったレッドオーガのような顔をしている俺に向かって、今度はしずかちゃんが口を開いた。

「『パズドラ』ですよ!! もう、楽しくって!! ヒマさえあればクルクルやってますー!!」

おおおおお!!! そういうことか!!!

聞けばこのふたり、たまたま開いたファミ通Appでこのブログを見つけ、「今度はなにを書いているんだろう?」と読んでみたんだそうだ。

「そしたらメチャクチャおもしろくて、速攻で『パズドラ』をダウンロードしました!! やってみたら……コレが最高に楽しい!!!

とアニー。その横ではしずかちゃんが「ふたりでハマりまくっています!!」とニコニコ顔だ。『パズドラ』は俺が作ったゲームではないが(あたりめーだ)、我が駄文をきっかけに自分の好きなゲームのファンが増えてくれた事実は、格別にうれしいことである。40男とは思えないハシャギっぷりで俺は言う。「ぜひフレンド登録しようよ!!」

さっそく俺たちはiPhoneを取り出し、お互いのデータを見比べた。「一昨日から始めたばかりなので、まだまだ弱いです」と恐縮するアニーは、このときランク25。しずかちゃんは「さらに弱いです^^」という言葉通り、まだランク16だと言う。このとき、俺はランク49だったので、ふたりとは大きな開きがあった。費やしている時間の長さがまるで違うので、当たり前の格差である。

しかし、俺はうれしかった。

これまで、まわりにいるリアルフレンドプレイヤーは、すべて俺よりも遥か上をゆく天上人ばかりだったのである。唯一、目黒だけは一般人の世界に留まっているが、それでも俺より10以上高いランクをキープしている。つまり、アニー&しずかちゃんは、初めてできた後輩プレイヤーなのだ。高校の部活で言えば、奴隷のように働いていた1年生時代を乗り越え、2年生に進級してようやく入ってきてくれた新1年生のようなものなのである。

実際、俺のランクを知ったふたりは無邪気に驚いてくれた。

「すごーい!! 角満さん、49だって!!」としずかちゃん。

「マジで!? さすがっす!! もう神の領域じゃないですか!!!」とアニー。

かかか、神だって!!? キミらから見たら、俺は神なのか!! そーかそーか。まぁ、そう言われればそうかもしれんな。もっと言って!!! もっと褒めて!!!

調子に乗って、俺はしずかちゃんに言った。

「しずかちゃん、いまどんなパーティーでやってんの?」

そして見せてくれたのがコレ。

俺は、後輩ができたら「絶対に言おう!」と心に決めていたセリフをしずかちゃんに浴びせかけた。「うは!www よっわ!!!wwwww」

言われたしずかちゃん、ほっぺを膨らませてプリプリと怒る。「ひっどーーーい!! しかたないじゃないですか!! 魔法石の使いかたがよくわからなくて、コンティニューで全部使っちゃったんですもん!! レアガチャが引けないよー!!」。それ、俺とまったく同じ道を歩んでいるんですけど……w

とまあ、そんなやり取りを和気あいあいとしながら、俺たちはID交換をしてフレンドになったわけです。

(後輩ふたりのランクが俺に接近することはあるまい。うひひひひ。これで天上人たちに打ちのめされても、ふたりのランクを確認すれば多少は溜飲が下がるというものじゃて)

そんな打算があったことを、ふたりは知る由もないだろう。

で、それから5日が経過した今日。

何気なくフレンドリストを眺めていたとき、ふたりの名前が目に止まった。そういえばあれから連絡がないけど、まだ彼らは『パズドラ』をやっているのかな? もしかしたら俺の後光にあてられて、プレイがストップしていたり……。そんな余計な心配をしながらランクを確認すると……。

アニー:41
しずか:26

え……?

ま、マジで……? 俺、まだ52ですよ……?? なんでこんなに接近されてんの!!? しかもアニーからは「角満さん、メタドラダンジョンきましたね!! 僕は気付くのが遅くて数匹しかゲットできませんでした>< 角満さんは??」なんてメールが来たりする(今朝の話です……)。

……うおい!!! メタドラきたのかよ!! 知らんかったわ!!! あああ……。それ、ずっと待ってたのに……!!

こんな感じで早くも、後輩の影を背中に感じ、知識レベルでは追い抜かれそうになっている。先輩風、いつまで吹かせられるんだろうなぁ……。

 

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

 

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パズル&ドラゴンズ

メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
公式サイト
https://pad.gungho.jp/
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS/Android

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