【動画あり】セガの『源平大戦絵巻』正統続編『百鬼大戦絵巻』はヤバい! 編集部に現れた使者から聞き出した

2012-04-20 23:55 投稿

●どうヤバイかを動画で堪能して!

セガのiPhone向け対戦ディフェンスストラテジーゲーム『源平大戦絵巻』の正統続編となる『百鬼大戦絵巻』が配信間近! 正統続編と銘打つ純和風テイストたっぷりの『大戦絵巻』シリーズ最新作の魅力を説明するため、本作の開発を担当した平家の末裔こと新小田夢童(しんおだむどう)氏と、地獄法師のデュラ★ロッソ氏(※以下:ロッソ氏)が編集部に現れた。「おお! ファミ通Appさん! くるしゅ~ない! ちこ~寄りたまえ!」と、長い自己紹介を始めようとするロッソ氏を促しながら、本筋となるゲームの内容について語ってもらうことにした。

『大戦絵巻』シリーズとは?
絵巻物がそのまま動いているかのような純和風のアート性が話題になった『源平大戦絵巻』。本作はその魅力を継承した正統続編となる。プレイヤーは軍を率いる指揮官となり、迫りくる敵から自軍を守りきるのが目的となるディフェンスストラテジーゲーム。全10波まで押し寄せてくる敵の猛攻から王を守り切れば勝利となる。また、マス状で区切られた戦場に配置するカードは多種多様で、弓や投石で遠距離攻撃を行うカードや、盾で壁役を担うカードなどがあり、カードを集めてデッキを組んでいくというトレーディングカード要素も楽しめる。

 

●アート性バツグン! 絵巻物風グラフィックと純和風BGMがゲームを彩る

本作は、“百鬼夜行絵巻”の世界を舞台に、歌川国芳、河鍋暁斎、鳥山石燕などの浮世絵師のほか、土佐光信、月岡芳年、葛飾北斎など多数の歴史的絵師が描いたキャラが登場。絵巻物がそのまま動いているようなグラフィックはとにかく美しい。そして、前作でゲームからスピンオフされて注目を集めた純和風BGMもパワーアップ! サウンドのボリュームも大幅に増え、三味線とロックが入り混じる超カッコイイBGMがテンションを上げてくれること間違いなし。「おっと、BGMと言えばコレですよ~」とゲームを再起動するロッソ氏。セガのゲームと言えば、ゲーム起動時に登場する「セ~ガ~~♪」というサウンドだが、本作では人気声優の岩男潤子さんが声を担当している。なんという遊び心! そのほか、ゲーム中の細部にいろんな仕掛けを盛り込んでいるとのこと。

 

▲絵巻物と見間違えるほどの美しいゲーム画面。コレが動いているんです!

 

▲ショップに登場する妖怪“愛ふぉん”のボイスも岩男潤子さんが担当。この妖怪、カワイすぎる♪

 

●総勢190キャラを超えるキャラが登場!

自軍の部隊を担うカードには、前作より登場していた武将カードに加え、本作から初登場となる火車、雪女、猫またなどの妖怪カードと大将カードが登場。……大将カード? 大将と言えば部隊の最後尾に陣取るキャラで、大将が倒されると敗北となってしまう重要な存在。戦況を大きく変化させる必殺技も特徴だ。その大将のカードも種類があるということなのか。「いい質問ですねぇ、そうなんですよぉ。今回なんと大将も選べちゃうんですよ。弁慶、義経、与一、景清とかも使えちゃいます! もちろん大将によって使える必殺技も変わりますから戦略的にも大将選びは重要ですよぉ」とロッソ氏。これは凄い! 例えば、大将が“与一”なら、自軍に迫る敵のラインに移動し、部隊最後方から弓で遠距離攻撃をしたり、弁慶なら部隊全体の攻撃力を高める必殺技が使えるのだ。大将カードはいずれも聞いたことのある名前がズラリとあり、それぞれのキャラクターにあった必殺技を持っていると予想できる。

▲大将が使える必殺技には、部隊の体力を回復する技や、攻撃力をアップする技のほかにも、巨大なもののけを召喚する技もある。大量に迫りくる敵を一掃するにはコレしかない!

ロッソ氏に曰く「源平大戦絵巻に登場したカードもあるんですが、能力はだいぶ変わっていたりするんですよ。なんせ相手は妖怪ですからね」とのこと。フムフム、妖怪というだけあって人間離れした特殊能力を持っているに違いない。いったい、どんな能力を持つカードがあるのか? こっそり見せてもらったので、新登場となる妖怪については、次回の記事で少しづつ紹介していく予定なのでお楽しみに!

 

●マップシステム一新! ボスと対決するステージが登場

日本地図をベースにしたマップが前作より一新。各ステージには、“手ぬるい”、“手ごわい”のふたつの難度があり、ふたつとも攻略することでステージクリアーとなる。そして、各エリアの最後には、本作の目玉と言っても過言ではない“大もののけ”がボスとして登場する。ボスは何マス分もの大きさを誇る巨大な敵で、範囲攻撃を連発してくる鬼のような強さ! あまりのインパクトに驚く編集部にボスとの戦闘シーンを説明するロッソ氏から「ちなみにボスはAIを持っておりましてね、配置されている部隊に対応してライン移動したり、攻撃の手段を変えてくるんですよ~」とポロリ。画面には、突撃させた部隊に華麗にライン移動で交わすボスが……。ボス攻略には、かなり作戦を練らなければならない。

 

●戦利品を集めれば無料でガチャが引ける

しゃべりまくるロッソ氏の隣で、ここまで微動だにしない新小田夢童氏。新小田氏を横目にステージを攻略していたら、“阿弥陀仏”や“宋銭”といった戦利品カードを入手。これはデッキに組み込んで部隊として使うカードではなく、収集することで、新たしいカードが手に入る無料でガチャを引くことができるとのこと。前作では、999個貯めるまで心が折れそうだったが、今回は気軽にポイントとして変換できるのがうれしい。

 

▲集めて得する戦利品。ひとり用で遊ぶキャンペーンモードで手に入るほか、オンライン対戦時で勝利することで入手可能。

 

●階級システムで白熱の対戦必須!

Wi-Fi通信を用いれば、配信日より全国の強豪たちとのオンライン対戦が可能とのこと。「やはり対戦ができないと」と、ロッソ氏がサングラスを光らせて紹介してくれたのが、本作から搭載の“下剋上階級システム”。“少納言”から階級がスタートし、目指すは征夷大将軍!? 最強の称号を目指して勝ち続けよう。

▲階級の導入により、相手の実力が一目瞭然。階級の近い対戦相手が選ばれることになるのだろうか?

 

●怒髪天のBGMがゲーム内に流れる!

本作では怒髪天とのコラボレーションが実現! 増子直純氏デザインのオリジナル妖怪もゲーム中に登場するぞ! 怒髪天の増子直純氏がデザインしたのオリジナル妖怪“怒髪鬼”を使用すると、書き下ろしのテーマソング“DO RORO DERODERO ON DORORO”が原曲のままBGMとして使われているのだ。

 

▲“怒髪鬼”を配置するとBGMが一変! 手に入れることができたら、ぜひデッキに組み込もう

 

●どうしても気になったことが……!

本作の魅力に触れ、いよいよテンションMAXという状態のときに、ふたりが地獄へ戻る時間に……。ただ、記者が気になって仕方がないカードが1枚あり、帰り支度をはじめるふたりを呼び止め、ギターを持っているどこかで見たようなカードについて問い詰めたところ、「おや? バレてしまいましたかぁ。そうです。新小田夢童も大将として使えちゃうんですよぉ」とロッソ氏。なんと、こんなところにまで遊び心が! 続けてロッソ氏は、「新小田夢童が大将ですから、夢童が召喚する“小もののけ”はもちろんコレですよ!」と、サングラスを付けた小さい妖怪らしきものが召喚されていた。

▲ちょっとした遊び心で登場させたはずの大将カード“新小田夢童”だが、なんと大もののけ召喚ではとんでもない破壊力を持つ。ロッソ氏曰く「身内補正かかってます!」。

 

●ファミ通Appでは、配信日まで妖怪カードを紹介します!

前作より圧倒的にパワーアップした『百鬼大戦絵巻』の配信は2012年4月26日配信予定。動画を見てもらえば一目瞭然だけど、とにかく派手でカッコイイ! 妖怪の動きもイイ意味で気持ち悪くて最高です。単なる続編と思ったら損しちゃいますよ? ファミ通Appでは、今回お伝えしきれなかった妖怪カードを配信日までちょっとだけ紹介する予定。お楽しみに!

【百鬼大戦絵巻】
メーカー:セガ
配信日:2012年4月26日配信予定
価格:450円[税込](アプリ内課金あり)
対応機種:iPhone/iPod touch、iPad

(C) SEGA

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