グリーが2012年度第2四半期決算短信を発表――売上高は719億円に

●スマートフォン対応やプロモーション効果でユーザー数が拡大

ソーシャル･ネットワーキングサービス“GREE”を運営するグリーが、2012年度第2四半期決算短信を発表した。2012年度第2四半期（2011年7月1日～12月31日）の連結業績は、売上高が719億6100万円、営業利益391億8200万円、経常利益389億9000万円で、四半期純利益が221億9000万円となっている。

当期は、スマートフォンへの対応、国際展開、大手通信事業者との連携、さらにはテレビCMの放映を始めとしたプロモーション活動を積極的に展開。ユーザー数の拡大に努めてきたグリー。スマートフォン対応コンテンツは、2011年12月末時点で約290社から約700タイトルが提供され、急速に進むスマートフォンの普及に対応している。また、国際展開では、2011年12月末時点で世界9つの拠点が設立されている。世界におけるスマートフォン出荷台数は、2011年までの累計で11億台(gartner社調べ)にも達しており、グリーはコンテンツ力を活かしてさらなる進展を目指している。

通期の連結業績予想(2011年7月1日～2012年6月30日)については、売上高1600～1700億円(前期比149.3～164.9％)、営業利益800～900億円(同156.9～189.1％)、経常利益800～900億円(159.5～191.9％)、当期純利益440億円～500億円(同141.2～174.1％)の見込み。

【関連リンク】
※グリー株式会社・平成24年6月期 第2四半期決算短信[日本基準]（連結）（PDF）