三浦春馬も「操作が気持ちいい」と絶賛! 富士通“2011年冬モデル KDDI向け新商品・新CM発表会”

2011-12-05 21:29 投稿

●“使いやすさ”を目指した富士通のスマートフォン

2011年12月5日、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(以下、FTML)と富士通 は、2011年冬モデル KDDI向けスマートフォン、フィーチャーフォンの新商品及びCM発表会を開催。スマートフォンでは、WiMAX搭載かつハイスペック防水がウリの ARROWS Zと薄さ6.7mmのARROWS ESを、フィーチャーフォンでは、13メガピクセルのカメラを搭載したF001を紹介した。

 

富士通発表会 008.jpg  冒頭は、FTML代表取締役社長の大谷信雄氏が挨拶。昨年10月に富士通と東芝のモバイル部 隊が統合し、現在で約1年が経過したことを受け、今回の商品ラインナップを「富士通の技術と東芝の技術が本格的に融合して誕生した商品」と説明。新たなブ ランド“ARROWS”を、KDDI向けスマートフォンの第1弾として展開することを発表した。今回の商品については、WiMAXや薄型防水のほか、デュ アルコアCPU、有機ELディスプレイ、おサイフケータイ、ワンセグなど、さまざま機能を搭載し、「現在あるスマートフォンの中で、最先端を行く技術を結 集している」と、自信を見せた。

 

 

富士通発表会 014.jpg  続いて、KDDI 執行役員 商品統括本部長の牧俊夫氏が登壇。「KDDIは、1年前からワクワク感の持ったスマートフォンを出そうということで努力してきました」と語り、この中で、 大きく変化したこととして、「ネットワーク通信におけるデータ量の増加」、「量販店の売り場がブランドごとに陳列」、「UI(ユーザーイクスピリエンス) が求められる」の3つを挙げた。これらについては、メーカーとの協力が不可欠とし、「メーカーとKDDIが一体となって商品開発を行っていく」と、今後も 富士通との協力体制をとっていく必要性を強くアピールした。

 

 

富士通発表会 022.jpg  「“ヒューマンセントリックテクノロジー”を開発の主軸に置くことで、個々の商品開発を推進 していく」と語ったのは、富士通の取締役副社長の木原茂氏。“ヒューマンセントリックテクノロジー”とは、見やすい大画面や、ストレスのないサクサク動 作、シーンや好みに合わせた使いやすい操作方式のこと。ユーザーにとっての“使いやすさ”を意識した開発を進めていくという。さらに、新ブランド “ARROWS”についても言及。ARROWSは、“矢・矢印”の意味を持ち、富士通がスマートフォン市場をつねにリードし続けるスピード感と先進感、力 強さ、将来のスマートフォンのあるべき姿を指し示す指標となることを目指すという意味が込められているとのこと。商品プロモーションとして、ブランドプロ モーションと従来の商品広告をダブルで展開することも発表。KDDI向け商品キャラクターに、タレントの三浦春馬を使うことを明らかにした。

続いて、新商品3端末の紹介が行われた。詳細については、以下の通り。

 

■ARROWS Z(2011年12月中旬以降発売予定)

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“ARROWS Z”は、“WiMAX”と4.3インチの1677万色のフルカラーHDディスプレイを搭載した、防水防塵スマートフォン。あらゆる動作を高速で行うことに こだわって作られたこの端末は、YouTubeなどのHD動画やコンテンツのダウンロードなど、高速でネットワーク接続を行うことができる “WiMAX”、アプリやマルチタスクなどの処理を快適に行える1.2GHzの“高性能デュアルコアCPU”、指に吸い付くような感覚でスムーズにタッチ 操作を行える“サクサクタッチパネル”の3つの高速機能“トリプル瞬速”を搭載している。また、メールなどの文字入力を手間なく行える“手書き文字入力” を搭載。“手書き文字入力”機能は、キーボードの上から行え、英数字や絵文字も切り替えなしで入力できる。人によって書き方にくせのある文字でも正確に読 み取り瞬時に入力できるので、誤変換などのストレスも少ない。EメールやCメール、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線など、日本人が使い慣れた機能も しっかり搭載されている。

 

■ARROWS ES(2012年1月上旬以降発売予定)

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▲スマートフォンとは思えない薄さと重さ! 3.5mmのステレオヘッドフォン端子もあるので、音楽も十分に楽しめる。

 

6.7mmの薄さと105gの軽さを兼ね備えた防水スマートフォン“ARROWS ES”。スマートフォンでは最薄クラスの“ARROWS ES”だが、衝撃に強い特殊強化ガラス“Corning Gorilla Glass”と、すり傷に強くはがれにくい“ウルトラタフガード塗装”を採用したことで、耐久性にも優れたスマートフォンに仕上がった。また、4.0イン チの“NEW AMOLED(有機EL)ディスプレイ”を搭載したことで、液晶ディスプレイの約100倍のコントラスト表示と、約100倍の応答速度を実現。高いコント ラストで被写体をよりくっきりと鮮明に、動いている被写体をよりとらえやすく撮影可能。1.4GHzの高速CPUやサクサクタッチパネル、ワンセグ、おサ イフケータイ、赤外線など、スリムなボディに充実した機能が満載だ。

 

■F001(発売中)

世界的なアクリル絵具ブランド“Liquitex(リキテックス)”とのコラボカラーが目を 引く、防水防塵ケータイ“F001”。約0.5秒での高速起動が可能なカメラは、1310万画素の高画質。被写体の瞳を検出して自然に美しく強調する“ひ とみ強調モード”や、うす暗い場所でも明るく撮影できる“広角フラッシュ”、魚眼やソフトフォーカスなど多彩なエフェクトで加工が行える“アートカメラ” など充実したカメラ機能を搭載している。

 

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新商品の説明後、木原氏とスタッフによるデモンストレーションが行われた。

 

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▲ホームアプリケーションのスクロール実演では、「指に吸い付く感」をアピール。ブラウジングのスピードもWiMAXを利用したことにより、快適な操作を実現していた。▲デュアルコアCPU搭載により、Googleマップの地図表示及び拡大・縮小もスムーズに。ストリートビューでは、拡大した看板の文字も鮮明に見え、HDディスプレイの美しさを証明していた。
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▲Android専用アプリ『TSUTAYA ONLINE』の再生デモンストレーション。WiMAXなら動画ダウンロードもストレスなく、テレビにつなげば大画面で楽しめる。▲文字入力のしやすさは、大きな特徴のひとつ。テンキーの上からでも手書き入力ができ、記号や絵文字の認識もOK。文字入力のモード切替をしなくてもよい、画期的な機能だ。
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▲胸の内ポケットからクリスマスカードを取り出した木原氏。なんとこのカードの中には“ARROWS ES”が入っていた。これは、クリスマスカードにも入るという端末の薄さを強調したデモンストレーション。登壇の最後に、「今年のクリスマスプレゼントに どうですか?」と、スマートに宣伝を入れた木原氏だった。

デモンストレーションが終わると、会場が暗転し、ARROW Zの新CMが上映。映像は、三浦春馬が仕事もプライベートも“スマートフォン”で充実させる若手ビジネスマン役で出演し、シーンごとで端末の注目機能を紹介する内容に。

 

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富士通発表会 154.jpg  新CMの上映が終わるとCMキャラクターの三浦春馬が登場し、インタビュー形式によるトーク ショーが行われた。MCから新CMを実際に見た感想を聞かれた三浦は、「機種の性能をじつにわかりやすく表現できているCMで、自分としては前回より髪が 短くなり、社会人としての一面も見せられたかなと思う。このケータイに劣らない活躍をしたい」と、高機能スマートフォンに負けない活躍を誓った。CM撮影 時に“ARROWS Z”を使ってみた感想としては、「非常にスムーズです。操作をしていて、とても気持ちいいですね。ストレスがまったくないです」。また、“ARROWS Z”の防水機能の話題で、三浦は「ケータイをお風呂場に持っていって音楽を聴くことがよくあるので、防水機能は外せません」や「ジャックラッセルテリアと いう犬を飼い始め、最近はもっぱら犬しか撮ってません」などプライベートな部分を語り、会場を盛り上げた。

 

 

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▲トークショーの間、スクリーンには今回のCMのメイキング映像が上映。この映像は後日WEBで公開されるとのことなので、興味がある人はチェックしてみよう。
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