アップルストア銀座でiPhone 4Sを触ってきました!

2011-10-05 20:23 投稿




●なんかいろいろ凄くなってました

 2011年10月5日、アップルストア銀座にて、10月4日に米アップルで行われた発表会の録画映像を、日本語通訳付きでメディア向けに公開するイベントが行われた。内容は、当然米アップルの発表どおりなのだが、映像のほかにも、iPhone 4Sの実機を触ることができた。そこで、改めて気になったサービスやアプリを発表会の映像を交えて紹介していこう。


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 見た目は、現行のiPhone 4とほとんど変わらない。変わったのは端末の両サイドに線が入ったことくらいか。デュアルコアA5プロセッサを搭載しているだけあって、ホーム画面の移動やブラウジング、カメラからビデオへの切り替えなど、動作は非常に軽快。


 まずは“iCloud”。“iCloud”は、10月12日にリリースされるアップルのクラウドサービス。アプリや音楽、動画、メール、ドキュメントファイル、写真など、iOS上のほぼすべてのデータをネット上のクラウドにバックアップして、ほかのiOSデバイスと同期、共有することが可能になっている。5GBまでは無料で利用することができ、5GB以上の容量が必要な場合は、追加容量に応じて、課金する仕組みだ。月額なのか、年契約なのかは明らかになっていないが、リリース日から考えると、近々発表されると思われる。

 続いては、『iメッセージ』。一見するといまのSMS/MMSと変わらないのだが、SMS/MMSは電話番号を使ってテキストメッセージをやり取りするのに対し、『iメッセージ』はアップルIDで行うため、iOS5を搭載したWi-Fi通信のみのiPadやiPod touchともテキストメッセージの交換が可能になっている。また、ゲーム中や音楽を聞いてるときにメッセージがきた場合は、画面上部に数秒間表示して知らせてくれる。

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▲メッセージが来るとロック画面にも通知される。

 2011年10月12日から配信され、iPhone 4Sにもプリインされている新アプリ『cards』。これは速報で書いた通り、写真をカードにして送れるアプリなのだが、送るのは電子ファイルではなく、実際のカード。『cards』で写真とカードデザインを選択、メッセージと送付先を入れてアプリからデータをアップルに送信すると、そのカードのデザインをアップルが実際に印刷し、本物のカードとして相手に届けてくれる。パースデイカードやクリスマスカードなど、記念日にぜひ使ってみたいアプリだ。

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▲作成方法は非常に簡単。ちょっとしたプレゼントにもオススメ。

 カメラは画素数や解像度以外にもいろいろ変わっている。ボリュームのプラスボタンで撮影が可能になったほか、ロック画面からもカメラの起動が可能に。連続撮影にも対応し、撮影した写真を16:9など、数通りのサイズにトリミングすることができる。また、発表会であったように、ツイート機能がデフォルトで実装されており、簡単に投稿できる。『iCloud』と連携すれば、撮った写真を自動的にクラウド上にバックアップすることも可能だ。

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▲赤目修正やホワイトバランスの調整もばっちり。

 『Safari』にも新機能が。RSSリーダーが搭載され、読みたい記事をストックできるのは速報でお伝えしたとおりだが、地味に嬉しいのがタブ機能。いままで以上に快適なブラウジングができるようになる。

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 そして、米アップルがイベントで多くの時間を割いて紹介したアプリ『Siri』。既出の記事では、同じ意味を持つ複数の文章を理解して、最適な情報を表示する音声認識アプリと紹介したが、その機能はほんの一部にすぎない。このアプリはいわば秘書みたいなもの。例えば、Aさんから「金曜日にディナーでもいっしょにどうですか?」という誘いがきたとする。すると、『Siri』がその旨をアナウンスし、どうするかをユーザーに尋ねてくる。今度は、ユーザーが『Siri』に「金曜日のスケジュールどうなってる?」と聞くと、リマインダーを確認し、スケジュールが表示される。その情報をもとにメールの文章を音声で入力し送信することができる。もちろん、送信するという行為も音声入力。つまり、画面をまったくタッチせず、『Siri』に話すだけで上記の一連の流れをすべて実行できるのだ。なお、『Siri』はまだβ版のため、対応言語は英語、ドイツ語、フランス語の3カ国語だけだが、日本語対応も鋭意調整中とのこと。ぜひ、早急に対応してほしい。


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▲じつはまだβ版だった『Siri』。日本語対応が待ち遠しい!

 また、iPhone 4Sが発売されるにあたり、iPhone 4とiPhone 3GSの価格が改定され、iPhone 4の8GBモデルが99ドル、iPhone 3GSが無料で販売される。なお、iOS5からは、OSのバージョンアップにPCを必要とせず、iPhone単体で行えるようになる。

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