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【ゲーム付き】オリジナルゲーム開発コンテスト“9leap”前期審査会が開催 未来のクリエイターが作ったゲームはコレだ!

2011-09-29 16:29 投稿

●まずは“9leap”について復習しておこう

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 ユビキタスエンターテインメントが主催する、スマートフォン向けオリジナルゲーム開発コンテスト“9leap(ナインリープ)”。このコンテストの前期審査会が2011年9月27日に秋葉原UDXにて開催された。潜入取材ができたので、その模様をお伝えしよう。

 “9leap”とは、プログラマを目指す学生からJavaSprictベースのスマホ向けゲームを募集するコンテストで、期間は2011年5月〜12月と長期間に渡って行われている。審査は2011年5月〜8月までの前期、9月1日から12月31日までの後期に分けられていて、それぞれの期間で優秀作品を発表。受賞作品の開発者には、賞品として最新モデルのMacBook ProまたはMacBook Airが贈呈される。

 前期後期を通じてもっとも高い評価を得た3作品に最優秀賞が贈られ、受賞作品開発者3名は2012年3月5日から9日にかけて開催予定の世界最大のゲーム開発者会議“Game Developers Conference”の視察旅行に無料で参加できるほか、IGDA日本の主催するイベントに登壇できる権利も得ることができる内容だ。

●51作品を審査員全員で遊びながら審査

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 今回審査対象となったのは、期間内に投稿された191作品のなかから人気が高かった51作品(制作者は年齢25歳以下)で、さらなる厳選な審査により優秀賞5作品、佳作10作品が選定される。制作者の才能の発掘を目的とした審査となるため、ゲームの質だけでなく、アイデアやセンスから未来のゲームクリエイターとして躍進するであろうと思われる制作者の作品が選ばれるのだ。

 審査員はユビキタスエンターテインメントの清水亮代表取締役社長兼CEO、ディーツー コミュニケーションズの宝珠山卓志代表取締役社長、週刊アスキーの福岡俊弘総編集長、月刊ベストギアの長谷部敦編集長、キューエンタテインメントmp水口哲也チーフクリエイティブオフィサー、ビサイドの南治一徳代表取締役社長の6名。

 審査は51作品をひと通り操作しながらの話し合いで進行された。作品はどれも“ひと癖”あって、会場は終始笑い声が響くとてもアットホームな雰囲気に。制作者が自分で絵を描いた『どらごんでぃふぇんす』は、「なんでドラゴンがヘリコプターより弱いんだよ!」とツッコミが入ったり、『テトリス』のようなブロック落ちゲー『1blockris』は、「ブロックの形がないから適当にラインを作るだけのゲーム。スリルはないけど何故かやっちゃうよね」とゲーム性を指摘する意見や、横スクロールアクション『熊だけどチキンレース』では、「2段ジャンプの実装はプログラム的に難しかったりするからこれはがんばってるね」といったプログラム制作経験者ならではの視点の意見が飛び交う一面もあった。

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●審査の結果、選ばれた優秀作品は?

 時間をかけてじっくりと審査された結果、優秀賞と佳作に選ばれた作品は以下の通り。各審査員のコメント付きで紹介しよう。ちなみに、ゲームスペースをクリックすればゲームがはじまるので遊んでみてほしい。

【優秀賞】

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NG WORDS

制作:blankblank

このゲームを遊ぶ

「Twitterに結果を呟くだけのゲームが多い中、逆にTwitterからつぶやきを取り込んでゲームにするという発想に新鮮さを感じました。このゲームを遊ぶためにフォロー相手を選ぶという倒錯感に痺れます」(長谷部氏)

※このゲームはTwitterにログインする必要があります。


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かけらあつめ

制作:kassy708

このゲームを遊ぶ

「万人に受け入れられそうで、加速度センサーを使った操作も簡単。かつ、グラフィックの美しさを評価しました」(宝珠山氏)


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下る。

制作:akihiro_0228

このゲームを遊ぶ

「その名の通り動詞(ワンアクション)をテーマにゲームを作るなんて、シブいの極み。Back To Basic」(水口氏)


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pict!!

制作:dangiruba

このゲームを遊ぶ

「ユーザが描いた絵がそのままクイズになるというシンプルなアイデアをもとに、描く過程をアニメーションで再現するプログラミングテクニックも高く評価できると思います」(南治氏)


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ポポポポップ

制作:tes9leap

このゲームを遊ぶ

「シンプルなルールと連鎖の気持ちよさ、脳みそを鷲掴みされる感覚に単純にハマりました。かわいいルックスにハードコアなゲーム性でとても中毒性があります。タッチスクリーンでも操作しやすいのも好感触でした」(清水氏)


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【佳作】

金魚すくい』制作:gunsou_911

※このゲームを遊ぶ

GEKISATSU-激撮-』制作:m_zatsuyo

※このゲームを遊ぶ

でぃーぷ・ふぉれすと』制作:tshinsay

※このゲームを遊ぶ

階段をのぼれ!』制作:chick307

※このゲームを遊ぶ

男!コイノボリ!』制作:matsudapress

※このゲームを遊ぶ

.『ばとるぞーん』制作:rtsan

※このゲームを遊ぶ

Space Jump』制作:_7E

※このゲームを遊ぶ

隠遁者 熙の冒険』制作:tomy_kaira

※このゲームを遊ぶ

ブロック崩され』制作:gogoweb_ikeda

※このゲームを遊ぶ

DONT BACK!!』制作:ElectroDragon

※このゲームを遊ぶ

 優秀賞受賞者は、2012年1月開催予定の後期審査を含めた総合審査会でのエントリー作品として、2012年3月の開催予定の“GDC 2012”参加を含むシリコンバレーツアーの参加権を得るためにワンステップ近付いたことになる。

●取材記者のお気に入りゲームは?

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 ちなみに取材した記者のお気に入りのゲームは『男!コイノボリ!』と『ブロック崩され』だ。『男!コイノボリ』が気に入った理由は制作者の意気込み! 「投稿日がこどもの日ということで、コイノボリのゲームを作りました」という言葉のとおり、“男”をテーマにコイノボリをチョイス。ゲームとしては無理やりすぎる避けゲーだが、手描きで統一されたゲームデザインにとにかく惚れました。

 『ブロック崩され』はタイトルだけでは一見想像しにくいが、プレイ画面を見れば一目瞭然。某人気ブロック崩しの見慣れた画面だが、プレイヤーが操作するのはブロック側! ブロックを崩すのではなく、ブロックをうまく動かしてピンポン玉のように動きまわるボールに当たらないようによけるのだ。なんてシュールなゲームなんだと感動している間もなく、時間が経過するごとに増えるボールにブロックがみるみる削られていく。ここで「ん? ブロックひとつなら避けやすいんじゃん?」と思うところだが、作者はここまで罠を仕掛けていた。ブロックが少ない状態では点数が極端に減少する仕組みだ。

 スマートフォン対応のゲームや、ツイッターと連動したアイデアのゲームなど、斬新でありながら新しい遊びかたがゲームで表現された多数の投稿作品。今回選考された作品のみならず、いちど9leap公式サイトで遊んでみてはいかがだろうか。

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※ゲーム開発コンテスト“9Days Challenge”の受賞者3人に突撃インタビュー 受賞作品も遊んでみてね

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