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気になるタイトルラインアップは? BDNA設立発表会リポート 【TGS 2011】

2011-09-15 16:07 投稿

●コンテンツ力とソーシャル力の相乗効果で

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 2011年8月22日に発表された、バンダイナムコゲームスとDeNAの共同出資による新会社“株式会社BDNA”の設立発表会が、東京ゲームショウ 2011のバンダイナムコゲームスブースのステージで行われた。

 発表会には、新会社BDNAの代表取締役社長に就任するバンダイナムコゲームス代表取締役副社長の鵜之澤伸氏、同取締役に就任するDeNA代表取締役社長の守安功氏が登壇。BDNA設立の経緯からソーシャルゲーム市場の分析や目標の発表、コーポレートロゴの公開が行われた。最後には、開発予定のタイトルも発表されている。

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 BDNA設立の経緯について。“モバゲータウン(現Mobage)”への年間タイアップでミニゲーム提供などで付き合いがあった両者だが、「濃いお付き合いになったのはここ1年くらいです」(鵜之澤)。そのきっかけとなったのが『ガンダムロワイヤル』。リリースから半年以上経ったいまもMobageのランキング上位を維持しているこの人気タイトルが、やはり両者の距離を急激に縮めてくれたようだ。

 一方で鵜之澤氏は、個人的に期待しているバンダイナムコゲームスのタイトルについて『たまごっち』の名前を挙げた。『たまごっち』の第1次ブームのころの子どもたちがママさん世代になってきており、そういった人たちに遊んでもらえるのではないか、と鵜之澤は語った。

 続いて市場の現況について解説が行われた。守安氏によると、DeNAが参入してから2年弱のあいだに市場は急成長し、現在500〜600億円規模にまで成長しているとのこと。ただし世界規模で見ると、まだソーシャルゲームは世界的には未熟な状態で、成長性が高い。BDNAにとって、その点が非常に魅力的に映っているようだ。

 また、両者の強みについて、バンダイナムコゲームスは“コンテンツ力”、DeNAは“ソーシャルのノウハウ”や“マネタイズ力”を挙げた。それぞれがお互いにない強みであることから、より強力な相乗効果が望めると考えているようだ。

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 コーポレートロゴもここで公開された。

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 グラフィックデザイナー田島照久氏によるもの、というロゴは、シンプルながらも力強いデザイン。“BDNA”の文字の下の線は直線ではなく、わずかに湾曲している。守安氏が「安直と言われていますが、とにかくわかりやすいですよね」と語るように、強く印象に残る。

 2011年8月22日に発表された、新会社の概要について、鵜之澤氏は「出資比率がバンダイナムコゲームス75%対DeNA25%ということが気になる方がいらっしゃると思いますが、これはDeNAの“プラットフォーム手数料”を加味した数値で、精神はフィフティー・フィフティーの関係」と説明。あくまで対等の関係であることを強調した。

 最後に、2011年10月1日の会社設立後に開発を予定しているタイトルについて、鵜之澤氏は『マクロス』シリーズ、『ガンダム』シリーズ、『たまごっち』の3つの名前を挙げ、「名前だけだとおなじみなタイトルですが、(フィーチャーフォンに対応させず)スマートフォンならではの作品に仕上げていく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください」と結んだ。どうやら、BDNAはスマートフォンに注力していくようだ。はたして両者の強みが活かされた作品はどうなるのか、リリースが予定されている今後に期待したい。

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最後に、BDNA設立によせてのふたりのコメントを紹介。

(リリースより抜粋)

【バンダイナムコゲームス 代表取締役副社長:鵜之澤伸】

バンダイナムコゲームスでは、パッケージソフトを年間約2,000万本販売しています。しかし、どのような嗜好をもったお客さまが購入されたのかは、正確には把握できていません。対して、ソーシャルネットワークを事業の中心とされている企業は、お客さまの動向を常に把握し、どのようにすれば喜んでいただけるかと考えてコンテンツの運営をされています。それはあたかも、お客さまの声をうけて次の曲を決めるDJやライブのような、“生きている”ビジネスモデルです。

株式会社BDNAでは、そのようなソーシャルビジネスのノウハウと、弊社が得意とするコンテンツの世界観に適したゲームの企画・開発のノウハウを合わせることによって生まれる相乗効果を、スマートフォンを軸としたソーシャルコンテンツで発揮していきたいと思います。そして、こうした取り組みはインターネット接続が大前提の世界へとめまぐるしく変化していく中、私たちの将来の事業につながるものと確信しています。

【ディー・エヌ・エー 代表取締役社長:守安功】

急速に普及するスマートフォンは、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)に比べて機能性が格段に向上し、今後、消費者の携帯電話に対する利用方法も大きく変化すると思われます。ゲームについても、気軽に短時間で遊べるライトなソーシャルゲームだけではなく、アーケードゲームやコンシューマーゲームで展開されてきたゲームに匹敵するハイクオリティなゲームが登場し、これに伴い、ソーシャルゲーム利用者層の拡大が見込まれています。さらに、ゲームハード機の歴史と同様、スマートフォンの台頭により携帯電話のフォーマットが全世界で統一されたことで、ゲームデベロッパーにとっては、一気にワールドワイドでのビジネス展開が容易になり、ソーシャルゲーム市場も一層拡大していくと思われます。

株式会社BDNAでは、ワールドワイドで通用するタイトルのソーシャルゲーム化を推進し、スマートフォンデバイスに合わせたクオリティの高いゲーム開発を実施します。そこに弊社が培ったソーシャルゲームノウハウを融合させることで、新たな市場が創出されていくと信じています。

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