【インタビュー】テレビでは見られない狩野英孝の知られざるゲーム歴
2015-07-27 17:00 投稿
イケメンのすべてを詰め込んだ
iPhone、Android向けに人気お笑い芸人、狩野英孝を題材にしたゲーム『狩野英孝のイケメン過ぎる俺』。
本作は狩野英孝を操り、「スタッフぅ~」、「ラーメン・つけ麺・僕イケメン」など、おなじみの決めセリフを駆使して、多くの女子ファンを引き連れてゴールまで完走するゲームだ。
このアプリの主役でもある狩野英孝さんにお話を聞ける機会を得たので、狩野さんのゲーム歴から制作のウラ話まで語ってもらった。
ゲームが好き過ぎて自粛モード?
──狩野さんってふだん、ゲームをプレイされるんですか?
狩野 プレイしますね。ゲームは好きですよ! 子ども時代は友だちがいなかったので昔からよく遊んでいます(笑)。
──(笑)。最初にプレイしたゲームを覚えていますか?
狩野 いちばん最初は確かファミリーコンピューター(ファミコン)からですね。親戚のお兄ちゃんが持っていた『スーパーマリオブラザーズ』だったと思います。
──そこからスーパーファミコンやプレイステーションなども?
狩野 そうですね。僕が子どものころは、スーパーファミコンを持っていると「スゲー!」って感じで、持っている友だちの家に集まってプレイしていましたね。
──いまでもタレント活動をしながら、ゲームはプレイされるんですか?
狩野 やってますよ! いまだと『龍が如く0』やっています。ストーリーを進めずにサブストーリー、キャバクラ作りに専念しています。女の子をスカウトしたり、お店を大きくしたり、集客を増やすためにがんばっています。
──収録などの空き時間にもゲームをやったりするんですか?
狩野 いえ、ゲームは自分なりに自粛、ブレーキをかけながらプレイしています。っていうのも、ハマったらずっと遊んでしまうんですよ。
休みの日があれば一日中没頭してしまうし、ふだん、仕事の日でも帰ってくるとゲームをつけて徹夜で遊んで、つぎの日フラフラってことも……。なので、大きな仕事が終わったあととか、“ネタができあがるまでやらない”とか決めています。
脱出ゲームが好きです!
──スマホのゲームはやられますか?
狩野 やりますよ! いまだと『LINEポコポコ』。あと、好きなジャンルで言えば“脱出ゲーム”をよくやります。
──へぇー!意外ですね(笑)。ちなみに、タイトルは何でしょう?
狩野 『脱出ゲーム DOOORS』ってシリーズありますよね。あれは新しいものが出るたびに挑戦しています。
謎解きゲーム全般が好きなんですが、最近だと『Q』。海外ロケに行く長時間の移動中とか、機内モードにして試行錯誤しながら楽しんでいます。
──テレビで見る狩野さんからは想像がつきません(笑)。何ステージまでいかれてますか?
狩野 いま42ステージですね。あと、『クラッシュ オブ クラン』(以下、クラクラ)に似たやつで、『プランダーパイレーツ』ってゲームもよくやってます。
──あ、『クラクラ』も知ってるんですね。
狩野 『クラクラ』はハマってやっていたんですが、当時のスマホが壊れて機種を変えたときに、データが全部消えちゃって心が折れてからはやってないんですよ……。
──ストラテジー系もお好きなんですね。
狩野 そうですね、アクションとかよりは頭を使う系のほうが好きですね。
──これは読んでる読者も驚きの発言です!(笑) 『プランダーパイレーツ』は芸人仲間でやられたりしてるんですか?
狩野 それがですね……、日本でやっているの僕だけかなってくらい日本のプレイヤーを見かけないんですよ!(笑) 周りのプレイヤーは中国の方ばかりで、彼らといつも戦っているんですよね。
──このインタビューをきっかけにして、日本のプレイヤーが増えるかも知れません!
狩野 本当に増えてほしいです!(笑)
狩野英孝の課金事情は?
──家庭用ゲーム機とスマホゲーム、どちらを多くやっていますか?
狩野 よくプレイしているのはスマホのほうですね。スマホのゲームもどんどん進化してるじゃないですか。 とくに、芸人どうしで「どこまで進んだ?」っと会話になったり、競い合うこともできますよね。
それこそ、営業とかで地方に行ったりすると、芸人が7~8組くらいひとつの大部屋に入ることもあるんですが、そこで誰かがスマホのゲームをしていると、何をやっているのかで話題になって広がっていくことが多いです。
──じゃあ~新しいアプリは芸人どうしの口コミで出会うことが多いですか?
狩野 芸人仲間から教えてもらう以外だと、App Storeとかのおすすめやランキングでレビューを見て、それを参考におもしろそうなものをダンロードしています。
──課金ってされたことありますか?
狩野 過去に1度だけありますねー。『LINE ウィンドランナー』ってアプリなんですけど、これを芸人仲間で競い合っていたときに、どうしてもレアなアイテムが欲しくてついつい課金しました。
心に残るゲーム=母との思い出
──ハードなどを問わず、心に残るゲームを上げるとしたら何ですか?
狩野 うーん、『ファイナルファンタジーⅦ』ですかねぇ。
──『ファイナルファンタジー』はどうして『Ⅶ』?
狩野 ぶっちゃけ僕は『ドラゴンクエスト』派で、それまでまったく『FF』をプレイしたことがなかったんですよ。だけど、高校受験が終わったときに、母親が合格祝いで『FFⅦ』プレゼントしてくれて。
母親からしたらきっと、当時人気があったので選んでくれただけなんですけど、僕の心の底では「ドラゴンクエスト派なんだよなぁ……」と思いながら、がんばってプレイしたのを覚えていますね。
ゲームに関わるのはこれで2度目
──狩野英孝として、これまでにゲームに出られたことはありますか?
狩野 ちゃんと確認はしてないんですけど、スパイクの『喧嘩番長』ってタイトルでホスト役の声を録った記憶があります。
──声だけですか?
狩野 いえ、ホストに扮する僕が出ていたと思います。今回の『狩野英孝のイケメンすぎる俺』で言えば、ついに主役ってことでこれは本当に嬉しかったですね。リリースしてからはTwitterとかで宣伝すると、早々に「全部クリアーしました」ってメッセージをくれる方もいたんですよ。
自分のギャグを自己分析
──今回ボイスはすべて撮り下ろしですが苦労した点は?
狩野 スタジオがとっても狭くて、暑くてのぼせましたね(笑)。
あと、今回の仕事で気づいたことなんですけど、僕のギャグって文字にするとぜんぜんおもしろくないですよ……。8割テンションと勢いでやっているので、冷静にギャグが印刷された紙を見ると何も伝わらないっていう……。
──ここで気づいてしまいましたか(笑)。
狩野 僕ってデビュー当時、ロン毛でアイラインを入れたり、白スーツで身を固めてバラを挿したりしてたんですけど、ラジオのお仕事で同じ格好をしても、当然、リスナーのみなさんにはまったく見えない。あのときの虚しさと同じものをいま感じました……。
故郷のセリフはまさかの満点!!
──ボイスの中には即興で考えたものもあると聞いたのですが?
狩野 基本的には作家さんが考えてくれたんですけど、僕の出身である宮城だけは自分で考えよう、と思って即興で作りました。
※宮城のセリフ「ディープなキスでキミのタンに絡みつきたい」
──いま振り返ってみて、宮城のセリフに点数をつけるとしたら?
狩野 うーん……95点ですかね。
ただね、こうやって改めて47都道府県のセリフを見ると、「作家さんってすげーな!」って思います! 僕のだけすごく浮いてますもん(笑)。
──100点満点にするには何が足りないと思いますか?
狩野 そうですねぇ、宮城のセリフを方言で作ってしまうとおかしくなるし、やっぱりこれは95点でMAXなんだと思います!
──95点満点中の95点だったんですね(汗)。
イケメンらしい恐怖体験を語る
──ゲームの中で狩野さんが着ている服が破れていくのは、ご自身の案と聞いていますが?
狩野 ただ、たくさんのファンに追われるイケメンを操るゲームだと、そこに芸人要素がまったく入っていないと思ったんですよね。なので、芸人らしい芸人の行動と言えば、やっぱり「脱ぐ」だと思って提案してみたんです。失敗すると服を破られようと、とことんイケメンに、キザに走り続けるっておもしろいかなって。
──ゲームのようにファンに追いかけられたことは?
狩野 うちの実家は神社なんですけど、本家でお正月とかに、親戚などがたくさん集まるときがあるんです。
そこには「小さいときにおむつを替えたのよ」なんて言う親戚のおばさんもいたりする中で、20代くらいの若い女性が「いつもテレビ観てますよ」って挨拶してくれたんです。
僕も誰か親戚のおばさんの娘だと思って「ありがとうございます」くらいの会話をしてその場は収まったんですけど、その夜、親戚どうしが「あれってどこの人?」って聞いたら、「あれは○○さんとこの娘だろ?」とか、「いや違うぞ」なんてことになった結果、その若い女性のことを知ってる人が誰もいないってことがありましたね。
──……それは怖いですね……。
狩野 怖いですよ! たぶんファンの方でしょうけど、ふつうに家の中をウロウロしてたわけですからね。
まぁ、テレビでよくうちの神社の名前を言ってるんですが、それって僕もあとで気づいたんですけど、実家の住所を公の場で言ってるのと同じなんですよね(笑)。
──それでは最後に読者に向けたメッセージをお願いします!
狩野 やり込むほど、どんどんギャグや口説き文句などがたくさん出てきます。難易度も徐々に上がっていきますし、いろいろな発見も感じてもらえると思いますので、ぜひ最後まで遊んでいただき、長く愛されるアプリになってほしいですね。
このアプリをやれば、
「効果テキメン、僕イケメン!」
ってことでよろしくお願いします!!
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ライター 深津庵
狩野英孝のイケメン過ぎる俺
- ジャンル
- カジュアルアクションゲーム
- メーカー
- DLE
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS 7.0 以降 / Android 2.3 以上
- コピーライト
- (C)DLE/RedinC
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