大学生ユニットの”超水道”が新作ノベルアプリの開発を発表(動画あり)

2014-07-07 11:36 投稿

どこへも行けないこの町が舞台

大学生のアプリ制作サークル”超水道”が、新作ノベルアプリ『ghostpia』を2014年夏にリリースすると発表した。まずはiPhone版で配信をスタートし、その後Android版も配信予定とのこと。

アプリの発表に合わせて、プロモーションビデオも公開された。全編がアニメーションで作られた意欲作で、アナログな質感を追求するため、一度VHSヘダビングし、敢えて画像を劣化させたという。さらに『ghostpia』で楽曲を担当する、現代音楽作曲家の高野大夢氏の切ない楽曲も、ゲームの世界観に見事にはまっている。

プロモーションビデオはこちら

『ghostpia』の物語

今回発表された『ghostpia』の物語は、以下のとおり。幽霊の町と呼ばれる場所を舞台に、物語が進行していく。どんなゲームシステムで、どんな物語を楽しめるかは、続報を待とう。

雪に閉ざされた終着駅の町。
短い昼が終わると、町にあふれるのは幽霊たち。
でも、ほんとうの幽霊じゃなくて、不死身の自分たちをそう呼んでみているだけだった。

幽霊の理想郷。誰かがそう言っていた。
「でもどうだろう、ただのごちゃまぜの町でしかないような気がするな」
彼女――小夜子は、そう思っていたけれど。

小夜子は町でたったひとりの異邦人。
新入りの、ちょっと不思議な女の子「ヨル」とルームシェア中。

小夜子は故郷に帰りたかった。
誰も超えたことのない、町を囲む雪の砂漠を越えて、あるかもわからない故郷へ。
忘れていた「大事なこと」を思い出したかった。
それが夢だった。

どこにも行けないこの町で、いろいろできないわたしは夢みる。

『ghostpia』のキャラクター

今回発表されたキャラクターは以下の4人。上段左が小夜子、右がThe girl、下段左がPacifica、右がAnya。詳細などは発表されていない。今後『ghostpia』のティザーサイトで、順次発表されていくとのこと。

『ghostpia』のティザーサイトはこちら

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ghostpia

メーカー
超水道
配信日
2014年夏配信予定
対応機種
iPhone、Android

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