レビュー
投稿日2018.05.12

アナタノ オナマエ ナンデスカ
政府が発表している全国名字ランキングの統計によれば、1位の佐藤を筆頭に鈴木や高橋といった聞き慣れた名字がトップ3をキープ。1度は自分の名字が何位に入っているのか調べたことがある人もいるだろう。
本記事で紹介する『おまえのなまえ』は、そういった不動のものから難読なものまで、全60の名字を対象に読みかたをクイズ形式で学びながら、全国の順位や名字の由来を知ることもできちゃう雑学系アプリだ。
●クイズ形式で楽しく学ぶ60の名字
●知って得する全国順位と名字の由来
クイズ形式で楽しく学ぶ60の名字
本作を簡単に言うなら名字当てクイズなのだが、漢字を突き出して読み仮名を求めるだけではなく、“全国に10人しかいないプロ野球選手にもいる名字はだれ?”や、“「神の君臨する木」が由来の名字はだれ?”など、ちょっとした雑学を交えたお題を通じて全60種類の名字と触れ合えるのが大きな特徴だ。
各ステージに5つのお題があり、ゲームを進めていくことで名字のラインアップが一新。漢字から読み仮名を解くちょっとだけ難度の高いステージも登場する。
答えを連想しやすいお題はもちろん、“明日さんはだれ?”や“九十九さんはだれ?”といった直球勝負なものもあって気が抜けないぞ。
また、日本人の名字ばかりだと思っていたら唐突にワールドワイドなステージに突入。リアムやジャクソン、クラークやムーアなど、もはや意味なんて考えたこともないような未知の領域に叩き込まれる。
一瞬戸惑ってしまうが、ここで学んだことが外国人との交流でちょっとした会話のきっかけになるかもしれない。
もしもそんな場面に遭遇し、「なんでそんなことを知っているんだい?」と聞かれたら、ドヤ顔で本作を紹介&名字の魅力も教えてあげよう!!
知って得する全国順位と名字の由来
お題に正解すると、その名字の全国順位と由来に関する解説が行われる。そこに記されている情報は“名字由来net”をベースにしたもので、どれも興味深いものばかりだ。
ふだん名字のことが気になっても自分のこと、ちょっとがんばっても好きな異性の名字を調べるのが関の山だが、本作をプレイすれば興味のなかった名字まで自然な流れで学ぶことができる。
ちなみにこれは余談だが、筆者“深津庵”の読み仮名は“ふかつあん”。
この庵というのは親が名付けようと候補にあげていた名前のひとつで、それを知った筆者がペンネームで活かそうと取り入れたもの。しかし“いおり”と読まないのは、某格闘ゲームに登場するイケメンキャラクターに恐れ多く感じた結果“あん”にしたのが由来だ。
名字はもちろん名前にはいろいろな意味がある。
本作をきっかけに家族でその由来について話してみると、先祖の意外なエピソードなんかを聞けるかもしれないぞ!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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角満&中目黒のこれ、知ってる?
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編集長!これ、どうでしょう!?