ゲーム情報

ゼンレスゾーンゼロ
配信日配信日未定
メーカーHoYoverse

レビュー

投稿日2022.08.23

個性豊かなキャラによる爽快でド迫力なアクションが癖になる!HoYoverse最新作『ゼンレスゾーンゼロ』CBTプレイリポート

HoYoverse最新作、CBTから感じたアクションゲームの最高峰!

『ゼンレスゾーンゼロ(以下、ゼンゼロ )』は2022年5月に発表されたHoYoverseによる新作タイトル。“都市ファンタジー”がテーマとなっており、同社から配信されている『原神』、『崩壊3rd』とはまた雰囲気が異なり、ポップでスタイリッシュな印象を受ける作品だ。

本作の調律テスト、いわゆるクローズドβテストが8月5日から8月8日までのあいだで開催された。短い期間ではあったものの、HoYoverseらしいハイクオリティな3Dモデルやムービーシーンを駆使したアクションを体験することができた。本記事では、詳しい内容を紹介していく。

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※今回のCBTでのプレイ環境は、PC版及びゲームパッドを使用しています。
※本稿はクローズドβテストでのプレイをもとに執筆しているため、リリース時と一部仕様が異なっている可能性があります。

主人公はビデオ屋を営む兄妹

主人公は、物語の舞台でもある新エリ―都でビデオ屋“Random Play”を経営しているアキラとリンの兄妹だ。のちに、プレイヤーの分身としてどちらかを選ぶことになり、名前も変更できる。今回筆者は見た目が気に入ったため、妹・リンを選択。選ばなかった兄・アキラはストーリーの進行役となる。

話を進めていくと進行役が喋る場面も多いため、兄を選んだ際に会話にどういった変化があるのかも気になるところだ。

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一見普通の兄妹だが、“ホロウ”と呼ばれる危険な空間の探索に必要なガイド役“プロキシ”として、エージェント(キャラクター)を案内する仕事も請け負うという裏の顔も持っている。

ガイドする際には、“ボンプ”という知能個体を遠隔で操作する。ボンプは本作におけるマスコット的なキャラでもあり、主人公の住む街で見かけることができるほか、ストーリーでもさまざまな場面で登場するため、重い雰囲気でも癒やされるのだ。

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▲触ったら柔らかそうなプニプニ感がたまらんボンプ。一家に一体欲しい!

本作では拠点となる街では主人公を操作し、ホロウ内ではキャラクターを操作することになる。

誰でも簡単にくり出せる爽快アクション!

『ゼンゼロ』は最大3人編成で挑むバトルシステムだ。キャラを状況に応じて切り替えながら、攻撃、スキル、回避を駆使して戦っていく。

攻撃方法は至ってシンプルで、通常攻撃と特殊スキルのふたつがメインとなる。攻撃ボタンを押すだけでコンボが繋がっていくため、アクションが不慣れな初心者にも十分楽しめる仕様だ。また、キャラによっては長押しすることで技が変化する。

特殊スキルは、敵をひるませられる重撃効果を持っており、キャラごとに溜まるエネルギーを消費すると、技の威力が強化される。通常攻撃と特殊スキルを上手く使い分けることでコンボを繋げられるのも戦っていて清々しい!

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▲パーティの編成画面。

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▲戦闘画面。

回避は当たる直前で使用すると“極限回避”が発動し、素早く反撃できるほか、発動中は無敵効果も付与されるため、よりアクロバティックな戦闘を体験できる。

キャラの後方にいる敵は、▲の矢印で表示されるため位置の把握がしやすい。さらに、敵の攻撃時には矢印がオレンジ色に光るため、敵がどこから攻撃してくるのかわかり、極限回避を発動する合図にもなっている。

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▲オレンジ色の矢印が指す先で、敵が攻撃しようと接近してきている。

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▲極限回避に成功すると、キャラの体が一瞬青白く光る。

また、本作ならではのアクション、“連携スキル”と“終結スキル”がある。

敵にはHPのほかにブレイク値が設定されており、攻撃を当て続けるとブレイク状態となり一定時間動けなくなる。そこに追撃することで連携スキルが発動する。敵の反撃を許さずにダメージを与えられるため、積極的に使っていきたい。

一度連携スキルを使用すると、コンボのように連続して発動でき、爽快感が味わえる。

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▲連携スキルには時間制限があるため、カウントが0になる前にボタンを押す必要がある。

特殊スキルに使用するエネルギーとは別に、チーム全体で共有される“デシベルレート”と呼ばれるものがあり、攻撃すると上昇していく。このデシベルレートがMaximumまで達すると“終結スキル”が発動可能となる。

終結スキルは連携スキルの強化版となっており、デシベルレートさえ貯まればいつでも発動できる、いわば必殺技だ。一度発動するとデシベルレートは0になるため連発できないが、カッコいいカットインと共に高威力な攻撃をくり出せる。

とくにカットインはどのキャラクターも見ごたえ抜群で、すべてのキャラを使いたくなること間違いなしだ!

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ほかにも、敵からの攻撃を受けてふっ飛ばされると発動できる“支援スキル”など、さまざまな行動に対してアクション要素が用意されている。

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▲支援スキルが発動できる状態になっていると、赤い円で知らせてくれる。

機械人に、亜人に、メイドまで!? それぞれ異なるスタイルで戦う魅力的なキャラたち!

ホロウ内では、プレイヤーはエージェントと呼ばれるキャラクターを操作することになり、今回のCBTでは全12名がプレイアブルキャラとして使用できた。

キャラの入手方法は、初期キャラとしてストーリーの序盤から登場する“邪兎屋”の3人に加え、チュートリアル後に8人、依頼の達成で1人となる。

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▲キャラクター選択画面。

キャラには斬撃、打撃、刺突の3種類の攻撃タイプがある。斬撃はエーテリアス型、打撃は機械型、刺突は人型に有効なため、敵のタイプに合わせてキャラを使い分けるとより効率的に戦える。

また、攻撃タイプに加え、物理や炎、氷、電気などといった属性も確認できた。名称は異なるが『原神』の元素反応のように、属性攻撃を組み合わせることで、凍結、着火、感電といった追加効果も発生する。

邪兎屋のアンビーを例に説明すると、彼女は斬撃と電気、ふたつの属性を持っている。

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▲名前の下にあるアイコンが属性を表している。

今回は、個人的におもしろく感じたキャラクターを4人をピックアップしていく。

ひとり目は、なんでも屋“邪兎屋”に所属するビリー・キッド。ムービーを見ていると、ひとりだけコメディかのように動作が大きい。

特撮ドラマ“スターライトナイト”の熱狂的なファンで、作中のセリフを喋ったりするなど、機械人だが人間よりも人間らしい一面を持っている。場の雰囲気を和らげてくれたり、危険な場面では頼りになったりと、とにかく見ていて楽しいキャラだ。

お調子者だが戦闘の実力は折り紙付き。2丁のリボルバーを巧みに使いこなし、遠距離射撃によって敵を寄せ付けないスタイルで戦う。

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ふたり目は、同じく邪兎屋から猫宮又奈。元気でわんぱくなネコ科の亜人で、とある事件をきっかけに途中から邪兎屋に所属することに。そして何よりもキャラクターデザインが筆者にクリティカルだった。強くて、可愛いは正義ッ!

2本の短刀からくり出される素早い斬撃で初心者にも使い勝手がよく、コンボ数も稼ぎやすい。また、敵の背後にも回れるため、反撃されるリスクを減らしながら戦えるのが特徴。

実際にCBTの期間中、その使いやすさからとてもお世話になったキャラだ。

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3人目は、“ヴィクトリア家政”という家政会社に所属する女の子カリン・ウィクス。序盤のストーリーにも少しだけ登場しており、このヴィクトリア家政は家事代行のほかにもホロウに関する業務も展開しているとのこと。

鎌と丸ノコを組み合わせたような武器で戦うのだが、ほかにもメイド服のフリルの先端が刃になっていたり、ベルトやチェーン、ボルトが付いていたりと内気な雰囲気とは裏腹に物々しい。

いちばんの注目ポイントは彼女の武器の特性で発生する多段ヒットだ。1回の攻撃が複数回にわたり連続して当たると多段ヒットになるのだが、その際の重厚感あるエフェクトとヒットストップがなんとも気持ちが良い! 近くに敵が固まっていたら複数体に対してもヒットするほか、強化された特殊スキルでは、ヒットの持続時間がさらに伸びたりと、使っていて非常に爽快感を感じられたキャラだ。

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4人目は、“白祇重工”という重工業の企業に所属するベン。見た目はクマだが言葉を喋れるため、種族としてはクマ科の亜人ということになる。

今回のCBTでは企業名とイラストでのみ登場し、彼自身については詳しく語られなかったが、インパクトある容姿から気になっているキャラだ。ちなみに白祇重工には、同じような容姿のクマが多く所属している。

武器は、背丈ほどあるコンクリートブロックのようなものと、パイルバンカーを組み合わせたかのような大型の打撃武器を使用。手数は少ないがその分一撃が重いため、まさに重量キャラといった感じに仕上がっている。

戦闘スタイルはカウンターを主体としており、スキルで発動する防御態勢時に攻撃が当たると、自身への被ダメージは抑えつつ敵に強力なダメージを与えられる。上手く使いこなせれば威力の高い攻撃を放つボスクラスの敵に対して、有効に戦えそうだ。

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キャラクターのステータス画面には“基本”、“スキル”、“装備”と3つの項目があるが、切り替えるとそれぞれポーズが変化するので、キャラクターのモーションが楽しめる。

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▲雅の基本画面でのポーズ。

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▲雅のスキル画面でのポーズ。

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▲雅の装備画面でのポーズ。

天賦や装備などお馴染みの育成要素も!

本作には育成要素としてレベル、昇進、天賦、装備と、『原神』で馴染みのある育成システムが実装されている。

レベルはキャラ自身のほかにも、『原神』でいう戦闘天賦のように攻撃や特殊スキルといったアクションにもあり、レベルを上げることでダメージの倍率が上昇する。

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キャラの凸要素である“昇進”を行うとステータスが向上し、別途アイテムを消費することで、キャラが持つ特殊能力“天賦”も解放可能だ。『原神』でいうところの命ノ星座がここに当たり、戦闘がより有利になる。

ちなみに、天賦の効果説明には、フレーバーテキストも添えられており、細かな部分でもキャラや世界観に関して掘り下げられている。

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▲今回のCBTでは昇進に必要なアイテムも配布された。

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▲ベンの天賦の説明とフレーバーテキスト。

装備は、『原神』の装備システムである聖遺物の仕組みとほぼ同じで、本作では“ディスク”と呼ばれるアイテムになっている。計6つの枠があり、装備することで基礎ステータスが上昇。同じシリーズを2セットまたは4セット装備するとセット効果が発動する。

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さまざまな育成要素があるため、お気に入りのキャラをとことん強化でき、やり応えも十分だ。

何が起こるかわからないこそおもしろいローグライクシステム!

ストーリーやNPCからの依頼で立ち入ることになるホロウ。内部の探索では、ローグライクシステムが導入されている。

ブラウン管テレビをマスに見立てたフィールドが広がっており、プレイヤーであるボンプを1マスずつ動かしていく。

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一度も通っていないマスを進行するとストレス値として“侵蝕症状”が溜まっていき、一定のゲージまで溜まるごとにデバフがひとつ付与される。デバフ効果はフィールドで影響するものや、バトル時に影響するものまでさまざまな症状が現れる。

そのため、本作ではいかにしてストレス値を溜めないよう、動かしていくのかが重要となる。

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敵との戦闘が行われるマスのほか、ストレス値を回復するマスや、今回の探索でのみ有効なバフが付与されるアイテム“エーテブレム”が入手できるマスといった、イベントが発生するマスも存在するため、まさに何が起こるかわからないのがホロウだ。

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▲なかには、こんなフィールドも……!

ちなみに、エーテブレムにはB級、A級、S級とレアリティが設定されており、レア度が高いほど効果や性能が良い。

編成したキャラの特徴に合わせて組んでいくと、より効果を発揮できる。

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普通のフィールドのときもあれば、謎解きのようなフィールドもあったりと、ただのローグライクに留まらずマスという特徴を最大限活かしており、依頼のひとつひとつに遊び応えを感じた。

探索を手助けするショップが建ち並ぶ六分街!

主人公の拠点となる場所・新エリー都のヤヌス区六分街。街の中であれば自由に歩き回れ、朝・昼・夜と時間も経過する。時間帯によってはNPCの行動や会話が変化したり、なかには特定の時間帯しか引き受けられない依頼も!

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ビデオ屋では、ビデオテープをレンタルに出すことで“ディニ―”というお金が稼げるほか、自由依頼を引き受けたり、過去のメインストーリーを振り返られたりと、様々なことが行える。

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▲過去ストーリーはビデオテープに収録されているということになっており、パッケージも特徴的ものに!

また、ビデオ屋以外にもキャラの育成素材を売っている雑貨屋や、ディスクを手に入れられるCD屋、ホロウに行く際にバフ効果を得られるラーメン屋も営業しており、依頼を達成する上で欠かせない店ばかりだ。

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▲雑貨屋“141”ではポンプがアイテムを売ってくれる。

CBTでは閉まっていたが、まだまだ気になるお店もいくつかあったので、新エリー都のさらなる発展具合に期待大!

圧巻の3D映像に美麗なイラストとストーリーを彩る注目のシーン!

ストーリーを進めていく上で特徴的なのは、シーンによってさまざまな演出方法が用いられている点だ。

会話主体の場面では3Dモデルを使用した紙芝居的なシーンとなり、キャラが動いたり戦ったりするアクションシーンでは迫力満点の3DCGムービーが流れる。

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ストーリーの所々にイラストが描き起こされており、マンガ調のシーンとして挿入されている演出も特徴的だ。ストーリーに関わるNPCが登場する際や情報量の多いシーンなど、本作の世界観を補完するような形でイラストが用いられている。

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コミカルな表情や動作など2Dでしか表せない場面も描写できるため、キャラの新たな一面としてより効果的にシーンを印象付けられるのも大きい。個人的には、イラストが途中挿まれることで、いまどういう状況なのかわかりやすく、とてもありがたかった。

以上がCBTを体験したレポートとなる。カッコいいエフェクト、極限回避での空間演出、攻撃時のヒットストップ、最後の敵を倒した際のスロー演出など、本作のようなアクションゲームにおいて、爽快感を味あわせてくれる要素が満遍なく詰め込まれていると感じた。連携スキルを繋げていき、終結スキルでフィニッシュを迎える快感もこの上ない。

『崩壊』シリーズや『原神』をプレイされているファンはもちろん、爽快なアクションを求めている方にもおすすめできるクオリティだ。

“都市ファンタジー”をテーマにしているということで、本作には近未来的な要素が含まれているものの、一方でブラウン管テレビや街の風景にはどこか懐かしい感じもある。そうした独特な雰囲気も『ゼンゼロ』の魅力だ。

今回、CBTで触れられたストーリーはいわば序章部分。途中の非常に気になるところで終わってしまったため、続きの展開がどうなるのかリリースが待ち遠しい!

(Text/あぶ〜山崎)

 

ゲーム情報

タイトルゼンレスゾーンゼロ
対応OSiOS/Android
配信日配信日未定
メーカーHoYoverse
コピーライト© COGNOSPHERE. All Rights Reserved.
公式サイト https://zenless.hoyoverse.com/ja-jp
公式Twitter https://twitter.com/ZZZ_JP