今回扱うのは、手軽なボリュームで遊べるコマンドバトルRPG『ドラゴンテイカー』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
iOS:860円(税込)
Android:860円(税込)
PS4:1320円(税込)
スイッチ:1320円(税込)
Xbox:1320円(税込)
PC(Steam):1320円(税込)
『ドラゴンテイカー』とは
・クラシカルなコマンドバトルRPG
・敵のスキルを奪って強くなる
・クリアボリュームは10時間ほど
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は他機種版よりも若干安価
・スイッチ版はタッチ操作には未対応
・バトルのタッチ操作はやや面倒だが、スマホもコントローラには対応
ラノベライクな世界で手軽にコマンドバトル
人々がスキルを持っているのが当たり前の世界で、スキルを持たない無能力者として雑に扱われる主人公が、敵からスキルを奪う能力に目覚めるところから冒険が始まる。
バトルはターン制で戦うコマンドバトルとなっており、基本はいたってシンプル。
特徴としては、主人公は通常攻撃を行うことで敵の持つスキルを習得でき、それにより戦力が強化されていくという点だ。
敵ごとに習得できるスキルは異なり、レアなスキルほど手に入る確率は低くなる。
習得したスキルは自由に選択してセットすることができ、どういったスキル編成で戦うかがカギを握る。
初めて戦う敵でも弱点や耐性は明示されているので、バトルの難易度も低く、RPGに不慣れな人でもそこまで苦労しないだろう。
スキルという概念が村人にまで浸透しているという設定からもわかる通り、本作のストーリーはいわゆるライトノベル的な色が強い。
ボリュームとしても10時間前後でクリアーできる手ごろな内容になっているので、遊ぶライトノベルといった感覚で楽しめるだろう。
移動、スキル選択画面での操作性に若干の違いアリ
本作はスマホ版、他機種版でもゲーム内容に差はなく、全体的な操作感も大きくは変わらない。
スマホ版は移動操作をパッド式とタッチ式で選ぶことができ、パッド式の場合は操作パッドのサイズや透明度なども調整可能だ。
また、スキルをセットする画面では中央に習得した全スキル、左側にセットしているスキルが表示されるが、スマホ版では中央のスキル一覧をタッチでスクロール、セット欄もタッチで選択する。
今回使用したスイッチ版では方向キーや左スティックで中央のスキル一覧の操作を、左のセット欄についてはYボタンでカーソルを動かすという形式になっている。
戦闘中の操作についても基本的に操作方法は変わらないのだが、コマンドバトルの常としてスキルや攻撃、アイテムといったコマンドを選択、スキルの場合は使用スキルを選択、さらにスキル対象を選択、と操作が多い。
コントローラを使った操作であればあまり気にならないが、タップ操作の場合は毎ターン全キャラの操作を行うのはやや煩雑に感じる。
とは言え、オートバトル機能もあるのでこの点はそこまで気にしなくてもよさそうだ。
手軽に遊べるスマホ版がオススメ!
本作はデバイスによるゲーム内容の違いがなく、ゲーム自体のボリュームも軽め。
スマホ版はほかのデバイスに比べても安価になっているので、基本的にはスマホで遊ぶのがオススメだ。
オートバトルを使わずに戦いたいが、何度もタップするのが面倒という場合も、スマホ用のコントローラを接続すればボタン操作もできる。
他機種版がセールで安くなっているタイミングであれば、他機種版の購入を検討するのもアリだ。