今回扱うのは、一世を風靡した落ちものパズルゲーム『どうぶつタワーバトル』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
iOS:無料
Android:無料
スイッチ:500円(税込)
『どうぶつタワーバトル』とは
・動物を積んでいく対戦パズルゲーム
・動物は回転させることもでき、意外と対戦がアツい
・数秒で終わる対戦もありテンポよく遊べる
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は広告付きで基本無料、スイッチ版は買い切り
・スマホ版はオンライン対戦用とソロプレイ用が別アプリ
・スイッチ版は4人までのローカル対戦も可能
ほのぼの、だけどアツい
『どうぶつタワーバトル』は、ランダムに出てくる動物たちを台から落ちないように積み上げていくパズルゲーム。
バトルとタイトルにある通り対戦パズルゲームになっており、先に動物を台から落としてしまったほうが負けというシンプルなルールだ。
動物は落とす位置を調整できるほか、回転させてから落とすこともでき、同じ動物でも落としかた次第で重ねやすくなったり、逆に不安定な状態にすることも可能。
シンプルこのうえないゲームなだけに、1回の対戦が1分かからずに終わることもあり、非常にサクサクと遊べるのが魅力だ。
最初にリリースされたのは2017年とかなり前の作品にはなるが、2024年8月にスイッチ版がリリースされたこともあってか、現在でもマッチングはかなり早い。
こだわって遊んでも適当にプレイしても楽しめる作品で、暇つぶしで始めたら夢中になってプレイし続けてしまうことも珍しくない中毒性を持っている。
モードが1本にまとめられたスイッチ版、収集要素もあるスマホ版
本作はスマホ版が広告付き無料版、スイッチ版が買い切り版となっている。
スマホ版は広告の表示頻度がやや高いが、課金することで広告の削除は可能だ(執筆時点では700円)。
また、スマホ版はソロプレイ用と対戦用が別々で配信されているのに対し、スイッチ版ではソロ、ローカル対戦、オンライン対戦がひとつのソフトにまとめられている。
スマホ版では対戦などによってコインが獲得でき、コインを使ってアイコンやエモートに使う動物が手に入るガチャを回せる。
ゲーム性に直接影響する要素ではないが、収集要素として楽しむこともできる。
操作性に関してはゲーム自体がシンプルなこともあってそこまで極端な差はないが、スマホ版がタップしながら移動させ、指を離すと動物を落とすのに対し、スイッチ版はAボタンを押すと落とす形式。
どちらかと言えばスイッチ版のほうがうっかりミスは減らせそうだ(そこまでこだわる必要はなさそうだが)。
値段と持ち運びのどちらを優先するか
ゲーム内容こそほぼ同様ではあるが、スマホ版で広告を削除するよりもスイッチ版のほうが値段は安く、ソロ版の『どうぶつタワー』は広告削除ボタンがないことも考えると、スムーズにプレイできるのはスイッチ版。
一方で持ち運びや電車移動などの隙間時間で遊びやすいのはスマホ版と言えるので、遊びたいシチュエーションによって遊ぶデバイスを選ぶといいだろう。
スイッチ版はコントローラーを持ち寄って4人まで対戦可能となっているので、ワイワイ遊びたい場合もスイッチ版を選ぶといい。
総合的に見るとスイッチ版がオススメだが、持ち運びや片手で遊べる手軽さを重視する場合はスマホ版を選ぶのもアリだ。