『モンスターハンターパズルアイルーアイランド』アイルーのかわいさにもシビれる！独自要素が快感を生むマッチ3パズル【先行プレイ】

オーソドックスなマッチ3パズルに快感を生む要素がプラス！ カプコンから配信が予定されている新作アプリ『モンスターハンターパズル アイルーアイランド』。 本作は、『モンスターハンター』（以下、『モンハン』）シリーズでおなじみの猫型の獣人種・アイルーたちが登場するマッチ3パズルゲームだ。 今回、本作のリリースに先駆けてプレイする機会が得られたので、作品の内容やプレイしてみての所感をまとめてお届けする。 ・ゲーム画面は開発中のものです。 ・開発環境でのゲームプレイとなるため、実際のゲーム画面と異なる場合があります。 ナナメ移動がゲームを変える！ 本作は、盤面に色とりどりのピースが敷き詰められ、隣接するピースの位置を入れ換え、同じ色のピースを3つ以上並べる（あるいは四角形に並べる）ことでピースを消していく、いわゆるマッチ3パズルだ。 各ステージには消すべきピースや攻略対象となるギミックが用意されており、限られた手数で各ミッションをクリアーすればステージ突破となる。 ▲ルール自体がシンプル、かつ初回プレイ時にはチュートリアルもあるのでマッチ3パズルを遊んだことがない人もすぐに理解できるだろう。 ▲ステージによってはリオレウスなどのモンスターも登場。モンスターは一定ターン経過でさまざまな妨害を仕掛けてくる。 ピースを消す際、同じ色を4つ以上並べるなど特殊な形にすれば、同じ列のピースや周囲のピースを一気に消せるスペシャルピースが登場する。 隣り合ったスペシャルピースを入れ換えるように操作すれば、それぞれの効果を合体させてより広範囲のピースを消すことも可能だ。 ▲スペシャルピースはブーメランや大タル爆弾、どんぐりロケットに角笛といった『モンハン』の定番アイテムになっている。 ▲入れ換えたピースと同じ色のピースを全消しできる角笛同士を掛け合わせれば、全盤面のピースを消すことができる。 3つのピースをマッチさせればピースが消える、並べかた次第でスペシャルピースが登場する、といった要素はマッチ3パズルの基本とも言えるオーソドックスなものだが、本作には独自の要素も用意されている。 まずは、ピースのナナメ移動だ。多くのマッチ3パズルでは上下左右の移動のみが可能となっており、ここでこのピースをナナメに動かせればスペシャルピースが作れるのに……、と思うことも少なくない。 しかし本作ではそのナナメ移動が解禁されているため、スペシャルピースも比較的作りやすくなっており、全体的な遊びやすさも底上げされている。 ▲この盤面であれば、右上にある緑のピースを左下方向に移動させることで十字型を作ることができ、タル爆弾の生成につながる。 そして本作ならではの大きな快感を生むのが、“ニャンダフルタイム”の存在だ。 一度の操作でピース連続して消すとコンボが発生し、コンボ数が6を超えると画面上にコンボルーレットが登場する。 ルーレットは1コンボごとに進んでいき、当たりのマスで止まるとニャンダフルタイムが発動だ。 通常、ピースはマッチが成立するようにしか動かすことはできないが、ニャンダフルタイム中は自由に移動させることができる。 ニャンダフルタイム中はピースが消えることもないので、容易にスペシャルピースを作り出せるが、制限時間は長くないので操作スピードが重要になる。 ▲通常であれば同じ色を5個以上並べるのはなかなかむずかしいが、ニャンダフルタイム中なら自由に並べ放題。 コンボがどれだけ続くかはピースが消えた後に降ってくるピース次第なところもあり、言ってしまえば運の要素が大きい。 そのためニャンダフルタイムはそう狙って出せるものでもないが、いったん発動すれば一気にチャンスを作り出せるため、操作スピードの変化と併せてプレイにメリハリを生んでくれる。 マッチ3パズルの定番を押さえつつ、ナナメ移動やニャンダフルタイムによって独自のプレイ感が味わえる本作は、マッチ3パズルを初めて遊ぶ人でも、ジャンルとしてやり込んでいる人でも新鮮に楽しめるだろう。 アイルーたちの島を復興させよう！ 本作は単にパズルを解くだけでなく、モンスターに荒らされたアイルーたちの島を復興させていくといったストーリーも用意されている。 ステージを攻略していけばどんぐりが手に入り、このどんぐりを使って復興を進め、ストーリーも進んでいくといった流れだ。 ▲困っているアイルーたちを手助けしていこう。人手を集めるために料理にシビレガスガエルを仕込むなど、展開はなかなかにコミカル。 ▲ステージに挑戦する際、アイルーチャンスが発生することも。ステージを初回クリアーできればそのアイルーが島にやってくる。 復興が進むと各種アイテムが報酬としてもらえるほか、時間経過に応じてハート（いわゆるスタミナ）やアイテムが自動供給されるようになる、ステージを連続でクリアーした際に特典がもらえるようになる、などプレイが有利になる要素も増えていく。 各種建物を建てていく際には複数ある見た目から選んでいくこともできるので、自分好みの島を作っていく箱庭的な部分も楽しめる。 ▲各種外観は後から編集することもできるので、好きに選ぼう。 ▲復興を進めるとどこからともなくアイルーたちが現れ、島も賑やかになっていく。 本作にはさまざまなアイルーが登場するが、主人公のアバターももちろんアイルーだ。 顔つきや身体の柄、服装なども自由に変更することができ、プレイを進めていけば素材を集めて装備を作るという『モンハン』らしい要素も解放される。 アバターとなるアイルーはパズルのプレイ中は常時表示されるので、アイルーを着飾ればプレイも楽しくなるだろう。 ▲頭や胴体の装備にカバン、左右の手に持つアイテムなど着せ替え可能なポイントも多い。多くの装備はパズル内で手に入る素材を使って制作していく。 ▲アバターのアイルーはプレイ中もさまざまな表情を見せてくれるので、オシャレのさせがいがある。 ▲パズルのお助けアイテムを使う際にもアイルーがガッツリアクションを見せてくれる。 また、ストーリーを進めていくと自分の家も手に入り、敷地内を好きにカスタマイズすることもできる。 島の復興と併せて、自分好みの住処を作っていく部分も楽しめるだろう。 ▲自宅のカスタマイズには復興とはまた違ったリソースを使っていく。 島の復興や着せ替え装備の収集を進めると“ニャンパワー”が溜まっていき、このパワーが一定量に達するたびに、スキルを習得していく。 スキルはパズル中に自動で発動するお助け効果のようなもので、復興や装備集めを進めるほどにパズルが攻略しやすくなる（あくまで軽いお助け程度ではある）。 ▲パズルを解いて復興を進めてスキルを習得し、再びパズルに挑んでいこう。 詰まるときは詰まるが、解けるときには驚くほどサックリ！ 本作はリリース時点でステージ数が450を超えており、パズルゲームとしてのボリュームは膨大だ。 スタミナの概念もあるにはあるものの、リトライなしでクリアーした際にはスタミナが消費されず、ひたすらにプレイできるのもうれしいところ。 ある程度ステージが進むとギミックやモンスターの攻撃が厄介になり、詰まるときにはかなり詰まるが、リトライを重ねてニャンダフルタイムなどが活用できると、驚くほどサクッとクリアーできることもある。 ▲ブナハブラは一定ターンごとにスペシャルピースを狙って使用不能にしてくるため、ピースを消す順番を考えないとかなり苦労する。 また、パズル攻略中には手数を消費せずにギミックやピースを消せるアイテムなどもあるほか、挑戦前に使用することで角笛などを初期配置に入れ込むことができるアイテムも存在する。 何度挑戦しても苦戦するステージであっても、これらのアイテムも出し惜しみせずに使っていけば、比較的突破しやすくなるはずだ。 ▲個人的にステージ120のゲリョスには辛酸を舐めさせられまくったが、アイテムを全投入したところ一発でクリアー。アイテムの力は偉大！ 通常ステージのほか、今回のプレイでは期間限定イベントも確認できた。 イベントでもマッチ3パズルを解くという基本部分は変わらないが、今回確認できたイベントではステージをクリアーするとビンゴチケットが手に入り、さまざまな報酬が手に入るビンゴに挑めた。 ▲ビンゴを成立させるほどに報酬が手に入り、自宅カスタマイズ用のアイテムなどがゲットできる。 本作は『モンハン』の世界をベースにしているとは言え、シリーズにまったく触れたことがなくとも問題なく楽しめるようになっている。 マッチ3パズルというジャンル自体がシンプルなこともあり、こちらに触れたことがない人でも簡単にプレイできるので、『モンハン』から入ってもマッチ3パズルから入っても楽しみやすい作品と言えるだろう。

対応機種	iOS／Android
価格	無料（アプリ内課金あり）

ジャンル	パズル
メーカー	カプコン
公式サイト	https://mobile.capcom.com/mhpuzzle/
公式Twitter	https://twitter.com/MHPuzzles
配信日	配信中
コピーライト	(C)CAPCOM