【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#123】他機種版ではギャラリーやサントラ追加!ひとりの女性の恋と成長を描くADV『Florence』
2024-06-16 13:00 投稿
介入しながら読み進めるマンガのような作品
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第123回。
今回扱うのは、パズルとともにひとりの女性の人生における一幕を描くアドベンチャーゲーム『Florence』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:400円(税込)
Android:450円(税込)
スイッチ:700円(税込)
PC(Steam):825円(税込)
『Florence』とは
・25歳の女性の恋と成長を描くADV
・簡単な操作やパズルとともに物語を読み進めていく
・ヘッドホン装着が推奨されており、リラックスできるサウンドも魅力
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は縦画面&横画面で展開、他機種版は横画面のみ
・スイッチ版、PC版にはギャラリーモードが追加
・PC版にはサウンドトラックも付属
操作そのもので感情を描く
『Florence』は、退屈な日々を過ごしていた25歳の女性・フローレンスがとある男性と出会い、自分の世界がガラリと変わる体験を描くアドベンチャーゲーム。
ゲーム内でセリフやテキストはほとんど書かれず、音楽やパズルなどで心情を描く、ショートフィルム的作品だ。
子どものころにはアートが好きだったフローレンスだったが、成長していくなかで勉強を詰め込まれ、友人たちとも疎遠になり、日々が色あせていく。
そんななかでチェリストのクリシュという男性に出会い、彼女の世界はにわかに色づいていく。
やがてふたりは付き合うようになり、その関係性は時間とともに変化していくが……、という物語がセリフ抜きのグラフィカルな表現で描かれていく。
本作は頭を使うパズルゲームというよりは、操作可能なマンガといった感覚に近く、後半になってもパズルで頭を悩ませることはないだろう。
30分程度で読み切れるボリューム感もあってコンパクトな作品だが、柔らかなタッチのビジュアルとリラックスできる音楽が心地よい読後感を与えてくれる。
同じ操作で生活が華やぐ様子を描くこともあればその逆が描かれることもあるなど、読み進める際の操作自体が表現になっており、非常にユニークだ。
他機種版ではギャラリーなどが実装
本作の基本的な内容は機種によって違いがないが、スマホ版は基本が縦画面なのに対し、他機種版は横画面がデフォルト。また、一部操作シーンでのUIも若干変化している。
とは言え操作感は大きく違わず、スマホ版でも他機種版でもストレスなく読み進められる。
本編内容は同じながらに、他機種版はスマホ版に比べると若干値段が上がっている。
その分スイッチ版、PC版ではギャラリーモードが追加され、本編には登場しなかったものも含めたイラストが見られるようになっており、PC版ではサウンドトラックも付属している。
ギャラリーやサントラを望むか否か!
本編や操作性といった面に関しては大きな差がない本作。ポイントとなるのは価格と、それによる追加要素の存在だろう。
本作のアートやサウンドが好きな人はスイッチ版やPC版を、シンプルに物語を楽しみたい人はスマホ版を選ぶといい。
他機種版でも問題なく楽しめるが、上下にスクロールして読み進める場面などは(どちらかと言えば、レベルで)スマホ版のほうが最適化されている印象なので、追加要素にこだわらない場合はスマホ版がオススメだ。
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