『ドッカンバトル』をはじめとしたIPタイトルが2024年第1四半期の収益成長量トップ5のうち4つを占める。唯一の非IPタイトルは『キノコ伝説』

2024-06-05 12:00 投稿

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ドラゴンボールZ ドッカンバトル

モバイルアプリゲームのデータ分析プラットフォームを提供するSensor Towerの公式ブログにて、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』をはじめとしたIPモバイルゲームに関する市場分析レポートが公開された。

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以下、プレスリリースを引用



IPモバイルゲームが日本の2024年Q1収益成長量上位5つのうち4つを占める、新作タイトルは他市場で先行リリースをして日本市場に投入

2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量トップ5のうち、4つがIPタイトルとなりました。唯一の非IPタイトル『キノコ伝説』は、トップの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に収益成長量でかなり接近しています。

 
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BNEのIPタイトルがトップ5中に2タイトル、年齢層でもうまく棲み分け

アニメやゲームのIPを題材にしたモバイルゲームは日本でも人気で、ゲーム内イベントでも積極的に活用されています。2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量で、その傾向がはっきりと現れています。

Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量で、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(Bandai Namco Entertainment)が4,800万ドル以上の成長量でトップとなりました。

 
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モバイルゲーム成長量トップ5内では、4タイトルがIPを活用したモバイルゲームとなっています。日本市場においてIPタイトルが上位に入る傾向はここ数年続いており、2022年第1四半期では2タイトル、2023年第1四半期では3タイトルが収益成長量トップ5に入っています。2024年第1四半期では、トップ5に4つのタイトルがランクインする結果となり、日本におけるIPタイトルの人気ぶりがより際立った四半期となりました。

また、Bandai Namco EntertainmentのIPモバイルゲームが2タイトルランクインしていることも注目に値します。Sensor Towerのデータによると、2024年第1四半期の日本におけるBandai Namco Entertainmentのモバイルゲーム別収益シェアでは、上位5つすべてがIPタイトルです。

 
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同社は「ガンダム」シリーズを始め、多数のIPを活用したモバイルゲームをリリースしていますが、2024年第1四半期の日本においては「ONE PIECE」シリーズと「ドラゴンボール」シリーズのIPタイトルが収益70%以上を占めています。

また、2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量トップでは、リリースから3年以上のタイトルが3つ、2024年リリースのタイトルが2つとなり、根強い人気ゲームと新作ゲーム競争が展開されていることがわかります。

Sensor Towerのデータによると、2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量トップ5のユーザー分布を見ると、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と『ONE PIECE バウンティラッシュ』(Bandai Namco Entertainment)の2タイトルは圧倒的に男性プレイヤーが多いことがわかります。

 
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プレイヤーの年齢層では、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が若年層寄りの傾向がある一方で、『ONE PIECE バウンティラッシュ』は比較的年齢層が高めです。『ONE PIECE バウンティラッシュ』では45-54歳の層が22%とトップ5内では最も高いシェアで、同じパブリッシャーのIPモバイルゲームでもうまく棲み分けができていることがわかります。

 
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他市場で先行リリースなど新作タイトルには複数の共通点、日本市場を綿密に調査と推察

収益成長量の面でIPタイトルが優位な2024年第1四半期の日本市場において、唯一の非IPモバイルゲームが『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』(Joy Net Games)です。2024年2月下旬に日本でリリースされた放置RPGの同作は、集計対象期間がひと月余りながら、収益成長量でトップの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に接近しており、2024年第1四半期に日本で4,800万ドル近い収益成長量を達成しました。

2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益で見ても、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は5位、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』は12位と上位にランクインしています。

また、モバイルゲーム収益成長量トップ5において、2024年にリリースされたモバイルゲームが『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』のほかにもう1つあります。4位の『聖闘士星矢レジェンドオブジャスティス』(HOOLAI GAME)は、2024年1月に日本でリリースされた「聖闘士星矢」シリーズのIPを活用したスクワッドRPGです。

これらの2024年リリースのモバイルゲームには他にも共通点が複数あります。1つはパブリッシャーです。いずれのモバイルゲームも海外パブリッシャーによるもので、日本以外の市場で先行リリースされた点も共通しています。

Sensor Towerのデータによると、これら2つのモバイルゲームは2024年リリースの新作ということもあって40%以上が広告からのダウンロードとなっています。

 
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広告の面でも共通点が見えてきます。Sensor Towerのデータによると、『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』と『聖闘士星矢レジェンドオブジャスティス』の広告クリエイティブでは、動画広告が最も多く使用され、バナー広告が最も少ない点が共通しています。さらに、これら2つのタイトルでは、プロモーションに日本の人気タレントが起用されています。

先行して他市場でリリースを行ってゲームの完成度を上げ、日本のモバイルゲーム市場に合った広告・プロモーションを綿密に計画立てて展開したことがスタートダッシュ成功のカギだと推察できます。

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対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーバンダイナムコエンターテインメント
公式サイトhttp://dbz-dokkan.bngames.net/
公式Twitterhttps://twitter.com/dokkan_official
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