『ヴイアライヴ』定点観測-48:最後のマンスリークイーンは愛夏さん!審査員特別賞も獲得してダブル受賞達成【アイマス日記第303回】

2024-03-01 14:33 投稿

候補生としての最後の課題発表に挑む

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる“アイマス日記”。

『ヴイアライヴ』定点観測では、バーチャルな姿で活動するアイドル候補生・灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)を、真のアイドルに育て上げるプロジェクト『ヴイアライヴ』について記録していく。

担当:東響希

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『ヴイアライヴ』公式チャンネルにて、2月の公式レッスンの後編が配信された。公式レッスンは月ごとにテーマが課され、月頭の前半配信で特別講師を迎えての講義を行い、月末の後半配信ではテーマに沿った成果を発表。審査と投票結果により、マンスリークイーンや審査員特別賞などが授与される。候補生たちの最後の公式レッスンとなる2月のテーマは、このプロジェクトにおける大きな主題“アイドル”についてだ。

このテーマについて候補生たちを指導したのは、特別講師兼審査員の槙田紗子さん。アイドルグループ“PASSPO☆”の元メンバーで、現在ではアイドル“Hey!Mommy!”をプロデュースするリアルプロデューサーである。前半の講義を経て、“FRUITS ZIPPER”の楽曲“わたしの一番かわいいところ”をのワンフレーズを歌いながら踊るパフォーマンスが課題として与えられている。MCはお馴染みのお笑いコンビ・土佐兄弟が担当し、最後の公式レッスンもバッチリと盛り上げてくれた。

最初の自己紹介では、これまでの活動の中でいちばん心に残ったことを語るが、それぞれが土佐兄弟とのさまざまな思い出を挙げる。“プロデューサー”と候補生の絆だけでなく、いっしょにプロジェクトを作ってきた土佐兄弟に対するリスペクトが感じられ、冒頭から目頭が熱くなる一幕。そんな中、レトラさんは9月の公式レッスンで上手く歌えなかったことを挙げ、いつかリベンジしたいと熱気を感じるコメント。しかし、緊張のためかうっかり自己紹介を忘れており、土佐兄弟や他のメンバーから突っ込まれる。今回の課題は、ダンスがメインということもあり、いちばん経験が浅いレトラさんは、かなり緊張しているように感じられた。

それぞれ、緊張もあるが楽しみたいという前向きな意気込みを語りつつ、まずはトップバッターの宇宙さんから。ダンスが得意と語る宇宙さんは、安定感のあるキレキレのダンスに、可愛さもしっかりとアピールした完成度の高いステージを見せてくれた。最初は硬さがあったものの、本人も語っていたが途中から体が温まったようで、可愛さもしっかり表現できていたように思う。

2番手の愛夏さんは、自身の武器でもあるキュート全開の歌声が曲とマッチしており、非常に聞き心地がいい。そして講師の槙田さんも挙げていたが、ひたむきさや懸命さが感じられる内容で、「がんばれ!」と応援したくなるパフォーマンスだった。

3番手はレトラさん。なんといっても驚かされるのは、数ヵ月前までダンス未経験だったとは思えない完成度。元バンド経験者ということで、エアギターの振りが入っているあたりもポイントだろう。そして、トップクラスの歌唱力ゆえの歌声の安定感。他のふたりはパフォーマンス終了後にかなり息が上がっている印象だったが、レトラさんはすぐに息を整えてコメントしており、シンガーとして実力がここからも感じられる。

最後の槙田さんの総評では、宇宙さんは完成度の高いダンスの部分を好評しつつ、歌いかたや声色などを意識したほうがいいとアドバイス。愛夏さんについては、アイドルへの憧れという気持ちがしっかり表現されてる点を評価しつつも、技術力を向上するとさらに良くなると語った。レトラさんについては、イントロのオリジナル部分で自分らしさをアピールしながら、Aメロからは可愛さがしっかり表現されており、クールな表現から可愛さに繋がるギャップ萌えを好評する。候補生からも逆質問をして、今後活動を続けていく中で表現をさらに向上させるアドバイスをしっかりともらい、最後の公式レッスンに相応しい課題発表となった。

最終審査の結果、審査員特別賞を獲得したのは愛夏さん。槙田さんは、いろいろ迷ったものの「この子にダンスを教えたい!」という想像力が掻き立てられたとのこと。さらに、2月のマンスリークイーンにも選ばれ、公式レッスンの最後を見事に飾るダブル受賞となった。感想を聞かれた愛夏さんは、1年の集大成としていい結果を残せたことを喜びつつも、他のふたりに「がんばったね!」と言葉をかけるあたり、愛夏さんの優しさを感じるコメントだ。ご褒美としては公式レッスンの前半ですでに告知されていた通り、槙田さんのディレクションによる“わたしの一番かわいいところ”のフルバージョンのパフォーマンス動画公開となっているので、こちらも楽しみなところ。

改めて1年を通しての感想を聞かれた愛夏さんは、他のふたりに出会って刺激を受けて成長できたと感謝の言葉を語る。レトラさんは、非常に濃い1年で長かったような短かったような不思議な感じだと言及しつつ、まだスタートラインにも立てていないので、これが終わりではないと気合を入れる。宇宙さんは、さまざまな課題を前に「なぜできないのか」と落ち込むこともあったものの、振り返ってみればしっかり成長が感じられているので、これからもがんばっていきたいと笑顔を見せた。

最後に、アイドルデビューに向けた最終審査について改めて告知が行われた。こちらは、3月31日の最終審査終了時にポータル投票と公演動員数ひとりに付き1票とカウントした合計が5000票以上獲得できた候補生がアイドルデビューとなる。なお、ポータル投票はバンダイナムコIDひとつに付き4票が配布されるとのこと。また、中間発表として現在の動員数が1208人であることも発表された。1ヵ月前なので、これからまた増えていくとは思うものの、不安要素を払拭するために、少しでも応援する“プロデューサー”が増えることを祈るばかりである。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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