【逆転オセロニア】“オセロニアンの戦2023”全国大会リポート(後編)

2023-12-31 20:00 投稿

この記事に関連するゲーム ゲーム詳細

逆転オセロニア

2023年の王者が決定!

KV_1920x1080 のコピー

ドーモ、世界のザキヤマです。

本稿では2023年12月17日に開催された、“オセロニアンの戦 2023”の準決勝~決勝の模様と、優勝者インタビューを掲載していきます。

大会アーカイブはこちら

20231217184941

【準決勝 進出者】
・まっつー選手
・ツッキー選手
・フィリア選手
・KG選手

⇒“オセロニアンの戦2023”公式サイト
⇒大会ルール

準決勝第1試合

20231217185203

まっつー選手 VS ツッキー選手

第1戦

先攻:まっつー選手
後攻:ツッキー選手

まっつー選手はマナデッキ、ツッキー選手は神殴りデッキ。

まっつー選手は初手にロストエナジーが固まってしまい、格闘アスリーンの継続マナダメージを溜めるスタートダッシュが遅れてしまうことに。続けての2手目は、最大火力を出せない周年ヴァイセを切らざるを得ない状況でした。

対するツッキー選手はアラクの火力を乗せつつ、ハクタクで辺を取り大ダメージ。

まっつー選手は攻め手に欠ける展開でしたが、4ターン目にウィブサニアが到来。ツッキー選手は導線を重視し、クラリーチェを使用。

ここまではツッキー選手が優位に見えましたが、まっつー選手はエステルの3枚返しでウィブサニアのコンボをつなげ、見事飛ばし切ることに成功。劣勢からの華麗な逆転で1勝をもぎ取りました。

第2戦

先攻:ツッキー選手
後攻:まっつー選手

ツッキー選手はアレス魔デッキ、まっつー選手は神殴りデッキ。

ツッキー選手はテンポよく罠駒を設置。さらに早期からメルヴェユールも使用できる好調な駒巡りです。

まっつー選手は3手目をギリギリまで悩んだ後、ブラダマンテをX打ち。これにハクハクをつなげ、ダメージを与えつつHPを回復していきます。

続けてまっつー選手は、バフの赤芽球&骨髄球の導線で圧をかけることに。ツッキー選手はこれを特殊罠のリリティエで直接返していきます。

HPはツッキー選手が不利。リリティエが未発動ながら、状況からやむなくアレスを使用。メルヴェユールとマイティをリペアします。

しかしまっつー選手は、未発動の罠が通常罠ではなかったことから、隣接マスにイシュタルを使用。リペア済みの罠ダメージは受けるものの、ある程度の相殺に成功します。

ツッキー選手はレナートでバーストバリアを展開するものの、まっつー選手はエンデガで2枚返し。バーストバリアを貫くダメージで見事フィニッシュし、決勝に進出しました。

準決勝第2試合

20231217190822

KG選手 VSフィリア選手

第1戦

先攻:フィリア選手
後攻:KG選手

フィリア選手はリアンツィール魔デッキ、KG選手はアレストップの魔デッキ。

フィリア選手は、2手目にウィブサニアをX打ち。罠を多数打たれる前の早期決着を狙います。

KG選手は毒&特殊罠のペレツとファウストを早めに設置し、ウィブサニアの継続ダメージで2枚とも発動。

これらをフィリア選手の闘化ブランジェッタの召喚に合わせ、アレスで再起動。盤面としては、毒罠を消した場合はアレスのコンボがつながり、アレスを消しても毒の罠ダメージを受ける……といった苦しい状況。

相手の選択肢を徹底的に削ぐ巧みな攻めで、まずはKG選手が1勝しました。

第2戦

先攻:フィリア選手
後攻:KG選手

フィリア選手はマナリアトップの火炎デッキ、KG選手は神殴りデッキ。フィリア選手としてはKG選手のギルガメッシュ読みと思われましたが、属性一致ながら異なる結果となりました。

順調にKG選手の駒を燃やしていくフィリア選手でしたが、KG選手は被ダメージよりも導線を重視。いずれかの駒のコンボが確実につなげる状況を構築し、そのまま押し切って勝利。2連先取で全国決勝に歩を進めました。

全国トーナメント決勝戦

20231217194234

まっつー選手 VS KG選手

第1戦

先攻:まっつー選手
後攻:KG選手

まっつー選手はギルガメッシュデッキ、KG選手はマスティマトップの魔殴り捕食デッキ。KG選手の壇上ではめずらしいデッキチョイスに注目が集まりました。

先攻のまっつー選手は、左上Xになり打ち進行。初手からアタッカーの神悠一が見えている好配牌です。

一方のKG選手はS駒にスカアハを採用。デッキ同様にこちらも独自色の光る駒選びで、会場からはどよめきが。

中盤は神悠一を使ったタイミングからまっつー選手が有利な展開。コンボも活かしつつ大ダメージを与えていき、攻め手を緩めず押し切り。第1戦はまっつー選手が勝利しました。

第2戦

先攻:まっつー選手
後攻:KG選手

まっつー選手はセメレートップのコンバートデッキ、KG選手は閃撃デッキ。

まっつー選手は風車進行を選択。さらに3手目にコンバートバフのリジェルがベストタイミングで到来。以降の火力を大きく上げていきます。

KG選手はXに進行しますが、ここでまっつー選手の手にプロキオンが到来。リブラレルとつなげ大ダメージを与えていきます。

KG選手にとっては苦しい展開が連続し、HPを削り切ることも難しい状況。最後はまっつー選手が、リジェルのコンボをポーファンで発動させフィニッシュ。

こうして“オセロニアンの戦2023”の全国大会優勝者は、まっつー選手に決定しました。

IMG_9694
IMG_9700

▲まっつー選手には、優勝者限定キャラクターであるウィアートルと、優勝記念トロフィーが贈呈されました。

20231217-_DSC5472
20231217-_DSC5243-NR

優勝者インタビュー

20231217-_DSC5383

【まっつー選手:プロフィール】
ランク:550
クラス:ダイヤモンドマスター
公式戦歴:75034勝
プレイ歴:2289日
※取材当時

“最強”を手にし、更なる高みを目指す

──“オセロニアンの戦 2023”の優勝おめでとうございます! いまの率直なお気持ちをお聞かせ下さい。

まっつー 本当にうれしいですね。関東地区予選の前からはもちろん、終わってからも練習をくり返しました。

「やっぱり今年は優勝を取りたいな」という気持ちでがんばってきたので、成果を残せてよかったです。

──関東予選がちょうど1ヵ月前でしたね。具体的にどういった準備をされたのでしょうか?

まっつー グローリーモードでデッキを試したり、所属している“シズマ部”のメンバーと試行錯誤しながら、デッキに合った進行を研究していました。

──1日あたりどれぐらい練習に費やされたのでしょうか。

まっつー 基本は夜だけなのですが、深夜2時くらいまではやっていましたね。Discordで通話しながらが多いのですが、大体だれかがいてくれる状況でした。

──まっつー選手は、そもそもどのような経緯で“戦”に出場しようと思ったのでしょうか?

まっつー 2019年の“戦”を見ていて、「壇上で戦っている選手は、本当にすごく輝いている」、「自分もいつか舞台に立ちたい」という気持ちが一気に大きくなりました。これがいちばんの原動力でしたね。

──練習を重ねるにあたりモチベーションの維持も大変とは思いますが、何か気を付けていたことはありますか?

まっつー モチベーションが落ちるようなことはなかったですね。“戦”のルールが発表されてから、ずっと安定していたと思います。

──本当に楽しんでいらっしゃいますね……! ちなみにまっつー選手は、“現役最強”の二つ名で呼ばれることが多い印象です。公式のPVもそれに倣っていましたが、プレッシャーは感じていたのでしょうか。

20231217200858

まっつー すごくありましたね……! 「負けられないな」という気持ちは非常に強かったです。「現役最強って言われているのに、初戦で負けたらどうしよう」と(笑)。

とくに今回の“戦”はファイナリト全員が強く、正直なところだれが勝っても負けてもおかしくなかったと思っています。その中で“現役最強”と言われてしまうプレッシャーは大きかったです。

──そんなまっつー選手の考える、強さの秘訣があれば教えてください。

まっつー つねに意識しているのは、「相手にさせたいことを極力させない」ですね。

──“戦”のようなBO3のルールの場合、デッキ相性は非常に重要かと。どういった判断、もしくはご自身のセオリーに基づいてデッキを選択していったのでしょうか。

まっつー 僕は今回のルールであれば、初戦に花鳥風月(閃撃)を切ることが多かったです。

──どのような理由からでしょうか?

まっつー 勝てればもちろん問題ありませんし、1勝することで精神的にもラクになります。あとは初戦で神・魔デッキを切って負けると、ダメージが大きいんですよね。花鳥風月ならば負けてしまっても、神・魔で対応できることが多いです。

──決勝の2戦目ではコンバートデッキを選択されました。今回のルールにおいてそこまで見るデッキではありませんでしたが、理由の採用をお聞かせください。

まっつー 決勝の1戦目では僕が神、相手のKG選手が魔デッキでした。ただ勝ちはしたものの、残っている属性から不利になる恐れもありました。

正直なところデッキパワーが劣る混合デッキは切りたくなかったのですが、コンバートで一旦様子見という形でした。負けてしまった場合、相手の残りデッキに合わせデッキを読もう、と。

──最終的な勝ちに向け、読みを盤石にするための選択だったんですね。

まっつー 勝てたらそこで優勝ですし、負けても選択肢を狭められる、という考えでした。

──晴れて2023年のチャンピオンの座を勝ち取りましたが、今後の展望があればお聞かせください。

まっつー 確かに“現役最強”とは言われており、今年は結果を出すこともできました。ただ自分としては“最強”のつもりはありませんし、更なる高みを目指していきたいです。

各種大会をはじめ、来年の“戦”にもまた出場したいですし、引き続き『オセロニア』を楽しみながらがんばっていきたいと思っています。

──それでは2023年チャンピオンから、今後“戦”に出場するか迷っているプレイヤーに向け、メッセージがあればぜひよろしくお願いいたします。

まっつー “戦”の舞台は、特別なものだと思っています。“マスターズ”のようなオンラインの大会を優勝することもすごいのですが、実際の対面はやはり違います。壇上で戦っている選手って、本当にかっこよく見えるんですよ。

“戦”は“宴”や他のオフラインと異なり「怖い」というか、「バチバチの場なんじゃないかな」と思ってる人もいるかもしれませんが、実力試しにもなりますし、ぜひ出ておくことをオススメしたいです。

僕のように優勝を狙っている人は、確かに「バチバチ」かもしれませんが……(笑)。ただイベントとして本当に楽しいものなので、ぜひ参加してみてほしいですね!

逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
配信日配信中
コピーライト

この記事のタグ

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

関連記事

この記事に関連した記事一覧

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧