HoYoverse新作『ゼンレスゾーンゼロ』CBTプレイリポート|ハイテンポなアクションは爽快感バツグン!街中の探索など没入感を高める要素も必見

2023-12-02 10:00 投稿

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ゼンレスゾーンゼロ

ストーリー&やり込みボリュームも理想的な期待作

HoYoverseより配信予定のアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』にて、クローズドβテストが実施中だ。

本作は、HoYoverseが贈る最新都市ファンタジーARPG。アニメ調の3Dグラフィックス、爽快感溢れるバトルなどHoYoverseならではのハイクオリティなゲーム体験が味わえる作品になっている。

今回、そんな『ゼンレスゾーンゼロ』のCBTに参加する機会を得たので、本記事にて魅力をお伝えしていこう。

“上手く操作できている”感を味わえる爽快感抜群のアクションバトル

まずは本作の大きな魅力である、アクション要素について詳しく触れていきたい。

本作のバトルは3キャラでパーティーを組んで挑む形式で、小~中規模なステージに現れる敵を撃破していく形式。多少ステージ内で移動が入る場面もあるが、基本的には出現する敵との戦闘がメインだ。

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操作方法については、アクションゲームではおなじみの形式なので説明抜きでもすぐに動かせる。

通常攻撃やスキル、回避などのほか、編成した3キャラは任意のタイミングで切り換えが可能だ。ベースとなる立ち回りは攻撃を避けつつ通常攻撃で叩き、ゲージが溜まったらスキルを撃つという定番の流れ。

今回操作したキャラはいずれも攻撃・移動速度が軽快で、ハイテンポなバトルが楽しめた。キャラも滑らかに動き、操作性も快適で動かしているだけで絶妙な爽快感が味わえる。

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定番のアクションを高品質で仕上げているアクションだが、その中でも印象的だったのは回避関連の操作だ。

敵の攻撃をタイミングよく回避すると一時的にスローモーションになる、おなじみの要素が本作にも用意されている。上手く回避を続ければノーダメージでのクリアーも可能で、キャラ性能だけでなくプレイヤーの技量も大きく戦闘に影響してくる点はアクションゲーマーとしてはうれしい。

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▲敵は攻撃時に金の閃光を放つので、これが回避の合図。光るのが見えたら回避ボタンを押せばいいので楽に避けられる。

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▲回避に成功すると、一時的に自分以外がスローモーションに。強力なスキルを叩き込むチャンスだ。

ジャスト回避自体はもはや定番のシステムだが、それをさらに昇華させた極限支援が非常に魅力的だった。

極限支援は、回避のタイミングでキャラチェンジをすることで、通常の回避とは違ったアクションを起こせる要素。敵の攻撃を弾くパリィをしたり回避後にカウンターを決めたりなど、通常の回避よりもアグレッシブに、攻撃寄りな動きが可能になる。

プレイヤーの操作としては回避ボタンを押すか、キャラチェンジをするかの違いでしかないのだが、瞬時にキャラが切り換わり、カッコイイアクションをくり出してくれるので非常に気持ちよく“上手く操作できている”感を味わえるのだ

慣れてくるとテンポよく3キャラを切り換え、相手の攻撃をすべて弾きながら一方的に叩き続けるという状況を簡単に作り出せるため、バトルがどんどん楽しくなってくる!

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▲敵の攻撃に合わせてキャラチェンジ! 武器で攻撃を弾くパリィのエフェクトやモーションで気分は最高潮に。

また、敵を攻撃し続けてブレイクさせれば、スキルを連鎖して発動する連携スキルも使えるようになる。

極限支援で攻撃を弾き、スキルのラッシュで敵を圧倒。この一連の動作が簡単な操作で実現できるため、何度遊んでも心地よい爽快感を味わえる。

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▲連携スキル発動時は、どちらのキャラのスキルを使うか自分で選ぶ。

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▲選択すると即時キャラが切り換わり、スキルを発動。ハイテンポでスピーディーなバトル展開が楽しすぎる!

3キャラをテンポよくチェンジし、アクションをくり出していくバトルはアクションゲーム好きでも満足できる確かな手応えだが、一方で操作自体は非常に簡単で、気軽に遊べる仕組みになっている。

スキルや必殺技演出のリズム感も心地よく、飽きることなくスピーディーなバトルが展開される完成度の高さが窺えた。

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アニメ感覚で楽しめるストーリー

独特の世界観で展開されるストーリーは、演出面でのこだわりが強く感じられる出来栄えだ。

ホロウと呼ばれる自然災害により現代文明が崩壊した後の世界を舞台にした物語は、コミカルに進みながらも熱い展開が待ち受ける、アニメやライトノベルに近いテイスト。

“プロキシ”、“インターノッツ”など本作独自の用語もあり、事前情報がないと世界観の完璧な把握が難しい面もあったが、ストーリーの演出が魅力的で深く考えずに楽しむことができた。またストーリーを読み進めていくうちに自然と用語を感覚的に理解できるような作りにもなっているので、造語に関する心配はしなくても大丈夫だ。

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▲プレイヤーが操作するのはふたりの主人公。兄か妹、どちらを操作するかは最初に選べる。

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▲特殊体質でない人間がホロウの中に入ると人外化してしまう。明るい雰囲気なストーリーだが、命のやり取りが描かれることも。

ストーリーは全編フルボイスで、イラストを使いながら進むテキストパートと、3Dモデルを使ったムービーシーンがふんだんに盛り込まれているのがポイント。

多くのシーンがマンガのようにセリフが付いたイラストメインで進んでいくため、細かい用語の解説などを挟まなくても雰囲気で楽しめるのがいいところだ。今回プレイできた範囲でもかなりの枚数イラストが使用されているのだが、いずれもしっかりと書き込まれていて非常に贅沢な作りになっている。

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3Dモデルについてもイラストとの差がないため、ムービーシーンへの切り換わりも違和感がない。

ボスの登場などインパクトの強いシーンではカッコイイ戦闘描写も入るため、チャプター1が終わるころにはすっかり本作の世界観やキャラが好きになっていた。

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かわいらしい機械生命体、獣人チックなキャラクターなど人間以外の登場人物も豊富で、独特な世界観を形成している『ゼンレスゾーンゼロ』。

ユニークなキャラが満載なので、推しキャラを見つければより楽しめる作品になりそうだ。

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ゲームセンターでのミニゲーム、街中での写真撮影など遊べる要素が満載

バトルやストーリー以外には、育成系コンテンツ、サブクエストなども豊富に用意されているのだが、その中でも注目したいのが街の探索だ。

主人公たちがビデオ屋を経営している六分街は好きなタイミングで散策できるようになっており、ここでさまざまなイベントが発生したり、サブコンテンツで遊べたりする。

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どこか懐かしさも感じる雰囲気ながら、機械風な人々なども闊歩するカオス空間になっている六分街は、緩やかなディストピア、あるいはサイバーパンク味を感じさせるデザイン。

ずっと遊んでいると、慣れ親しんだ商店街を歩いている気分にも浸れる、不思議なエリアだ。

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街では登場人物とのサブイベントをこなして信頼度をアップしたり、買い物などができるほか、ラーメンやコーヒーを購入して戦闘時の攻撃力アップといった支援効果を受けられる。

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さまざまなお店が展開されている中で、しばらく入り浸ることになったのがゲームセンター。

ここではゲーム本編とは無関係なミニゲームを、好きなだけ遊べるようになっている。育成やゲーム進行のためではなく、ただゲームセンターで遊べるという要素が、六分街への親しみを深めてくれているのかもしれない。

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ちなみに遊べるゲームは一度は遊んだことがあるタイプのカジュアルな内容で、けっこうクオリティが高い!

一度遊ぶと止められなくなるタイプのゲームがやり放題なので、本編そっちのけで数時間は余裕で遊べてしまう。

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そのほか、ネットにアクセスすればサブクエストの受注以外に住民が事件について意見を交わしていたりと、世界の作り込みも見事な『ゼンレスゾーンゼロ』。

アクション、ストーリー、そのほかの要素も総じてクオリティが高く、リリースされたら全力で遊ぶこと間違いナシなゲームに仕上がっていた。HoYoverseのゲームが好きな人はもちろん、アクションゲーマーにもオススメしたいタイトルなので、配信時にはぜひ遊んでみてほしい。

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ゼンレスゾーンゼロ

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルアクションRPG
メーカーHoYoverse
公式サイトhttps://zenless.hoyoverse.com/ja-jp
公式Twitterhttps://twitter.com/ZZZ_JP
配信日配信中
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