【逆鱗日和Now】『モンハンNow』プレイ日記第44回　通り過ぎていた風景たちに

◆気付かなかった景色 『モンハンNow』で遊ぶようになってから、自分でも驚いてしまうほどよく歩くようになった。 独立してからの6年間、午前7時～10時くらいまでは“午前中の仕事（ゲーム）”と定めて連載がらみのゲームプレイに集中していたのに、その貴重な時間はいまや、完全に、 “午前中の狩猟タイム” となった。 朝イチで『モンハンNow』を立ち上げたら光の速さでマップを起動し、その日の方針を決める。 ｢やけにドスギルオスが発生してるな……ｗ でも麻痺武器作りたいし、午前中は集中してそのあたりを潰していくかな！｣ こんな感じで散歩のスケジュールを定めたら、愛用のスマホストラップにiPhone15 Proをぶら下げて玄関に向かう。毎度毎度愛猫2匹に、 ｢どこ行くんだコラ｣ という冷たい目線を向けられながら、ニューバランスのランニングシューズに足を沈めてピョンと外に飛び出すのだ。 そこに広がるのは、肌に刺さるようになってきた秋の空気と、文字通りいままで眼中にもなかった近所の風景－－。 『モンハンNow』の狩猟散歩をするようになってから明らかに俺の視界は広がって、目に映っていたのに認識しようとすらしなかった景色の機微をしっかりと捉えられるようになってきた。 ｢鱗雲ってサカナの鱗というより……毒妖鳥の鱗みたいだなぁ……ｗ｣ 『モンハンNow』に絡めた思考もさることながら、 ｢近所にこんなコスモス畑があったなんて、知らなかった……｣ ｢この竹林、いつからあったんだろう｣ 見ていたはずなのに気が付かなかった風景に驚いたり。なにより、 ｢100万都市だけど、これほど空が広く見える場所があったなんて｣ こんなことにも気付かされたりする。 キチンと自分のまわりに存在していたはずなのに、20年以上も素通りしてしまっていた美しい景色たち。その事実に直面したとき、俺の胸に去来したのは一抹の悔しさと、そこはかとない喪失感ではあったんだけど、同時に、 ｢『モンハンNow』のおかげで……いま気付けてよかった！！ｗｗ｣ そんな安心感も確かに感じることができた。それだけで、 ｢『モンハンNow』を始めて、ホントによかったなぁ～～～！｣ と、シミジミと思わせられるのである。 そしてこれは自宅の周辺だけではなく、取材や打ち合わせで都内に行ったときも感じる感慨だ。 ｢赤坂って、思いのほか道が広くて落ち着いた街だったんだな｣ ｢なんだこのナゾの道は……ｗ どこに繋がっているんだよ……ｗ｣ 仕事の合間に狩り散歩に興じると、必ずこんな発見がある。それまで、空き時間があれば速攻でカフェに入ってグダグダとしていたのに、いまや、 ｢お茶してるヒマがあったら、歩いて歩いて狩りをしよう！！｣ こんなモードになるのだから、人って変われば変わるものなのだｗｗ さあ、今日はどこに行こうかな。 仕事は詰まっているけどなんとか時間をやりくりして、1、2時間は狩り散歩ができるように調整しよう。そうすることで日常にリズムが生まれて、仕事もはかどったりするからなーーー。 そして、モンスターに出会ったら、もちろん……！！！ ボッッッカン！！！ｗｗｗ 景気づけにハンマーを振り回して、狩りと仕事の銅鑼を鳴らそう。そんな1日が、今日も始まるのだ。 次回も、狩り散歩のときに出会った、ちょっとおもしろい景色を紹介します。 続く。

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ジャンル	その他
メーカー	カプコン／ナイアンティック
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配信日	配信中
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