Ubisoftの新作『Champions Tactics（チャンピオンズ タクティクス）』のバトルシステムとNFTについて【松脇さんばのBCGレビュー】

プレイヤースキルが試される3対3のPvP

ファミ通App編集部の松脇さんばが、ブロックチェーンゲームを遊び、忖度なく率直にレビューをする本企画。

今回レビューするのは、Ubisoftが開発中の新作NFTゲーム『Champions Tactics（チャンピオンズ タクティクス）』。2023年9月に開催された東京ゲームショウ2023で試遊することができたので、そのゲーム性とチャンピオンNFTなどについて簡単に紹介する。

※画面は開発中のものです。

バトルシステム

本作のバトルは、“3対3のターン制のバトル”ではあるのだが、一般的な3対3のPvPゲームとは異なる、一風変わったシステムが採用されている。

まずは、チャンピオン（キャラクター）の編成について。

あくまで試遊（CPU戦）での仕様だが、チャンピオン編成をしてからマッチングするわけではなく、マッチングしたあとに手持ちのチャンピオンから1体選出し、配置する。つぎは同じように相手がチャンピオンを選び配置する。

その配置されたチャンピオンを見て、こちらもチャンピオンを選ぶという流れをくりかえして3体ずつチャンピオンを配置していく。

相手が出してきたチャンピオンを見てから自分の編成を決めることになるため、その場に合わせて臨機応変にチャンピオンを選ぶ必要がある。

編成が終わるとバトルスタート。ターンが始まると、各チャンピオンにランダムな数字が割り当てられる。

この数字は、行動順に関わっており、スキル選択後に数字の高いチャンピオンから攻撃することになる。スキルによっては、この数字を増やすことができるため、相手の数字と自分の数字を見比べながらスキルを選択する必要があるぞ。

スキル選択後、行動順が発表されてスキルが発動。そしてつぎのターンへと移り、どちらかが全滅するまでこれをくりかえすというのが本作のバトルの流れとなる。

『チャンピオンズ タクティクス』試遊の感想

超コア＆プレイヤースキルが試されるPvPゲーム！

『チャンピオンズ タクティクス』は、とにかくプレイヤーに思考させるゲームであると感じた。

チャンピオン1体ずつ選んで編成するシステムや、行動順を決める数字がランダムで割り振られるという要素は、安定行動を許さないぞという意志を感じる。

思考する余地があればあるほどゲームに深みは増していくが、カジュアルに遊ぶという面からは離れていってしまうため、これからどういう形でバトルシステムが洗練されていくのかは気になるところ。

ちなみに、取材でCPUとバトルしていた筆者はボロ負けした（CPUが強い設定だったらしいが）。

そして、チャンピオンに関しては、基本的にNFTであるということと（無料のチャンピオンもいるらしい）、2体のチャンピオンでMINTを行い、新しいチャンピオンを生み出すこともできるという話も聞くことができた。

チャンピオンにはそれぞれDNAのようなものが設定されており、それがMINTされたチャンピオンに受け継がれたり……。などとにかく要素が盛り盛りだ。

今回紹介したのは、あくまで東京ゲームショウ2023に出展された開発バージョンなので、ゲームシステムなどが変わる可能性がある点はご了承いただきたい。

ゲーム内容に関する情報は、まだそこまで公開されていないが、今回の記事を見てゲームが気になった人は、公式X（旧Twitter）や公式サイトをチェックしてみてほしい。

筆者：松脇さんば（@matsuwaki_samba）

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