アニメ制作会社が贈る初のインディーゲームは警備員も化石も全部“ネコ”のネコ好き必見パズルアドベンチャー!『ニャイトミュージアム』ブース&試遊リポート【TGS2023】

2023-09-23 21:00 投稿

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ニャイトミュージアム

猫好き必見のパズルアドベンチャー!アニメのクオリティにも注目。

2023年9月21日から9月24日にかけて千葉県・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2023(以下、TGS2023)”にて、Aluniteはスマートフォン向けパズルアドベンチャー『ニャイトミュージアム』の試遊ブースを出展中。

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ブースでは、現在開発中の『ニャイトミュージアム』を先行体験できるうえに、作中のキャラクターをモチーフとしたステッカー、缶バッジ、キーホルダーといった数々のグッズが無料で配布されている。

本記事では、Aluniteと『ニャイトミュージアム』の概要に加えて、ブースの模様もお届けしていこう。

グローバルなアニメ制作会社による初のインディゲームタイトル

Aluniteは、2020年3月に東京を拠点として設立されたクリエイティブスタジオ。社内メンバーは非常に国際色豊かで、イングリッシュスピーカーはもちろん、タイやイタリアなど、さまざまな国の出身者が在籍している。

同社はこれまでに、サイエンスSARU、WHITE FOX、MAPPAといったアニメーションスタジオの制作に携わり、Ubisoftやカプコンにおけるゲーム開発にも協力。

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そんなAluniteと、以前KONAMIに在籍していた経歴を持ち、現在は個人クリエイターとして活躍中のYSTK氏が協力して、『ニャイトミュージアム』を開発。TGS2023のインディーズゲームコーナーにて『ニャイトミュージアム』の出展に至った。

▼『ニャイトミュージアム』の公式PV

そんなAluniteが出展したブースには、ゲーム試遊機のみならず、『ニャイトミュージアム』キャラクターのポップパネルやTGS2023用のノベルティグッズがズラリ。

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ステッカーはブースをのぞくだけでもゲットでき、缶バッジはゲーム試遊、キーホルダーはAlunite公式X(旧Twitter)をフォローすればもらえる。

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猫の警備員と修復師のタッグで博物館の平穏を取り戻そう

『ニャイトミュージアム』は、展示品が夜な夜な動き出す不思議な博物館の警備員“ミスリーノ”として、盗まれた展示品を泥棒たちから取り戻すパズルアドベンチャーゲームだ。

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監視カメラで館内のどこに泥棒がいるのか確認できる警備室を拠点に、恐竜の化石が並び立つ中生代、皇帝や神々の石像が鎮座する古代ローマ、王家の棺をはじめとする出土品が置かれた古代エジプトなど、時代や文明ごとに分かれた展示室を巡回警備していく。

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それぞれの展示品はサイズが大きすぎるせいか、泥棒が物理的に分割して持ち去ってしまっており、直すには専門の修復士の力が必要だという。

そこで泥棒に捕らわれた“アイカ”という修復士を助け出し、2匹揃って館内を駆け巡っていくことになる。

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ちなみに作中の世界では、恐竜の化石に猫耳、ローマ皇帝の石像に猫耳、エジプトの棺や壁画にも猫耳といった具合に、ありとあらゆるものにネコ科の要素が付け加えられている。

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泥棒に遭遇すると、パズルを用いたターン制バトルが発生し、赤、緑、青、黄の4色で構成されたパネルが出現する。

画面右側の泥棒アイコンの頭上に表示された回数ぶん、パネルを消していくことでプレイヤーの勝利となる。

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一方、泥棒はパネルを下から追加出現させてプレイヤーを妨害。最上段の赤いラインまでパネルが到達した場合は、泥棒とのバトルに敗北してしまう。

バトルの進行とパネルの動かしかたは非常にシンプルかつ自由で、どのパネルでも隣接したパネルと入れ換えることが可能だ。

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パネルを移動させたとき、隣接した同じ色が3個以上揃っていると、そのパネルが消滅。支える段のパネルが消えた場合は、上部のパネルが落下し、連鎖が発生することも。

なお今回の試遊では、完全に用意されていなかったものの、正式リリースまでにレベルアップなどの育成要素やステータスによるパズル難易度の変化も実装の可能性があるそうだ。

インディゲームコミュニティから生まれたコラボキャラクターの数々

本作のキャラクターデザインやアートワークは、Aluniteでクリエイティブディレクターを務めるイタリアのGiulia Lamperti氏が制作。

そして本作の開発には、インディゲーム関連のカンファレンスにおいて、Giulia氏や制作陣が出会った他作品のクリエイターも、コラボキャラクターの実装などを通じて携わっている。

また既存のインディゲームにおけるキャラクターもコラボ出演。2018年10月の発売以降、ゲームボーイ風のレトログラフィックが話題を呼んだ『助けてタコさん』というインディゲームから、主人公のタコさんが本作に登場する。

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そのほかにも本作の試遊版では、Ubisoftのメンバーが手掛けたオリジナルキャラクターのロサ、フランスのキャラクターであるペピン、海外のクリエイターによるアデルなど、数多くのコラボキャラクターが実装されていた。

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今回のAluniteブースリポートは以上。デザインやシステムなどゲーム全体にわたって、作家性溢れるユーモラスな内容となっていた『ニャイトミュージアム』。

大規模な開発タイトルとは異なり、ゲームのコミュニティや交流に根ざした、国際色豊かなインディゲームクリエイターたちによる和気あいあいとした制作も見て取れる作品となっていた。Aluniteの公式Xでは、TGS2023会期中の出展情報も随時発信されているので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

【Alunite公式Xはこちら】

ニャイトミュージアム

対応機種iOS/Android
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ジャンルパズル
メーカーAlunite
公式Twitterhttps://twitter.com/alunite_inc?lang=ja
配信日2023年
コピーライト

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