あの超次元サッカーが正当進化!プレイヤースキルを磨きたくなる新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』試遊リポート【TGS2023】

2023-09-22 10:38 投稿

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イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

歴代シリーズ最高の迫力!リリースが早くも待ちきれなくなった一作

2023年9月21日~9月24日の4日間にわたり、幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2023”。

レベルファイブのブースでは、超次元サッカーでおなじみの『イナズマイレブン』シリーズ最新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』の試遊展示がなされている。

本稿では、この試遊をしてみての先行プレイレポートをお届けしていこう。

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より戦略的でアクション要素も満載の新次元なサッカーへ

『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、現在発表されている範囲では、Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、iOS、Androidのマルチプラットフォーム展開が予定されているタイトル。

以前のシリーズよりもグラフィック、ボリュームともにパワーアップした超次元サッカーがくり広げられる、大作となっているようだ。

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なお、今回の体験会で試遊できたのはSwitch版。モバイル環境でのプレイフィールとは細かな差異が各所に出てくることと思われるが、ゲームシステムに違いはないと思われる。

試遊でプレイできる範囲は、すでに編成されたチームを使っての1試合となっていた。

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開始して早々に感じたのは、やはりグラフィックのパワーアップ具合だ。最後に『イナズマイレブン』シリーズのナンバリングタイトルがリリースされたのは2013年のニンテンドー3DSタイトルだった。あれから10年も立っており、それが据え置き機のクオリティともなれば、その差は大きく感じられても当然だろう。

しかしこのグラフィックからくるインパクトは想像していたよりも大きく、大画面で楽しめる迫力ある超次元サッカーは過去のシリーズタイトルよりも遥かに迫力のあるプレイを体験させてくれそうだ。

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携帯ゲーム機作品からプラットフォームが変わったことで、新たなシステムも加えられている。そのひとつとしてまず気になったのが、ボールをキープしているキャラクターがディフェンスキャラクターとぶつかった際に発生する「フォーカス」だ。

これはディフェンスキャラクターの守備範囲を使った攻防システムで、ボールをキープしているキャラクターとディフェンスキャラクターとが対峙すると、ディフェンスキャラクターの左右に手の形をしたエフェクトが出現する。これがそのキャラクターの守備範囲であり、オフェンス側はこの手のエフェクトよりもできるだけ外側を攻めないと、ボールを奪われやすくなってしまうというものになっていた。

オフェンス側がこの守備をかわす、もしくはディフェンス側がオフェンス側のぼーるを捉えるためには、お互いがお互いの手を読み、ステップで左右に移動しながら間合いを計らなくてはいけない。もちろん、従来のシリーズ作と同じように、技を使ってこうしたテクニカルな読み合いをムシして強引に突破することも可能だ。

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このフォーカスに勝つと、左上のテンションゲージが上昇する。このゲージは必殺技を使うのに必要になるため、技で強引に突破することだけが正解でないのは、おもしろいところ。フォーカスでの競り合いがあるだけで、新たな駆け引き、戦略が生まれるようになっているのだ。

このフォーカス以外にも、本作では状況ごとにさまざまな競り合いが発生する。以下は、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』の公式ホームページでも紹介されている競り合いとなる。

まだ確認できていない人は、しっかりとチェックしておこう!

スクランブル

ボールをパスした際に、ボールの着地点付近のキャラクター同士で発生するのが「スクランブル」だ。左スティックでカーソルを動かし、青いサークルにカーソルを合わせた状態でタイミングよくボタンを押せば勝利となる。

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ゾーン

ゴール前で発生する駆け引きは「ゾーン」と呼ばれる。全員の動きがスローになり、カメラを動かすことでボールを蹴りだす方向を決められる。パスをするのではなく、シュートを狙うのであれば、相手のゴールキーパーが取りづらいところへ蹴りこむと、成功率がアップするぞ。

決められた時間内にカメラを動かして狙いを定め、さらにアクションを決定する必要があるため、これまでの『イナズマイレブン』と比べるとアクション性が強く、最初は忙しさを感じてしまうだろう。しかし、プレイヤー自身のテクニックが勝敗に絡んでくるようになるため、勝てたときに得られる達成感もより強くなっている。

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ゾーンは攻撃だけでなく防御側でも発生する。その際は、キーパーの位置を調整してゴールを守らなくてはいけない。さらに、キーパー以外のディフェンスキャラクターを動かして、壁を作り出すことも可能。

ディフェンスを配置することで壁のエフェクトが出現し、まさに城壁が築かれた状態になる。キーパーだけでは守り切れない範囲に城壁を作ることで、鉄壁の防御が完成するというわけだ。

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従来のシリーズでは、スティックは移動だけに使うものだったが、本作ではこうした駆け引きの際に選手の位置やゴール蹴る方向を指定することも多いため、カメラ操作と合わせて高頻度で使うことになる。

従来のシリーズタイトルをコマンド式のサッカーRPGとすると、新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、サッカーアクションRPGであると言えるだろう。

しかし、こうした操作をスピーディーに、テクニカルに行えないと楽しめない内容なのかと言えば、そんなことはない。『イナズマイレブン』の醍醐味といえばやはり各種“必殺技”だ。本作ではチーム内で共有しているテンションゲージ(画面内左上のゲージ)があり、これを消費することで必殺技を発動できる。

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グラフィックの進化により、必殺技の演出もより派手になっているので、ここはぜひ確認してもらいたいところ。これにより『イナズマイレブン』らしい爽快な部分もよりパワーアップしていると感じられた。

競技性を強く求めずに、純粋に『イナズマイレブン』というゲームを楽しむのであれば、問題なくそのニーズにも応えてくれそうだ。

ただやはり、先にも述べた通り、駆け引きがうまくなればその分必殺技を使える機会も増えていくので、より貪欲に勝ちを求めたり、より洗練されたプレイを求めるのであれば、プレイヤースキルは必須になってくるだろう。

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▲必殺技のシュートに対しては、キーパーも必殺技で対応しなければまず負けが確定してしまう。戦略を練ってゴール前までボールを運び、溜まったテンションゲージを使って必殺技でシュートを決めるという流れをどう作るかが重要になりそうだ。

中盤でボールを運ぶために必殺技で突破していくこともできるが、そこでテンションゲージを使いすぎてしまうと、ゴール前の競り合いが弱くなってしまう。どこでゲージを使うべきかを考える戦略性も本作の醍醐味となりそうだ。

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初めて触った時は、これまでにない要素に翻弄されてしまったが、操作はどれも直感的でわかりやすく、1試合通してプレイしてみるだけでもすぐに感覚をつかめた。

フォーカスやゾーンといった駆け引きがあることで、試合中は常にほどよい緊張感が味わえる点も◎! スピーディーな試合展開も相まって、1試合1試合が従来のシリーズタイトルと比べてもとても濃厚なものになっていると感じられた。

ハードの進化に合わせて大きく進化を遂げた『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』の続報を心待ちにしてほしい。

イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

対応機種iOS/Android
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ジャンルRPG
メーカーレベルファイブ
公式サイトhttps://www.inazuma.jp/victory-road/
公式Twitterhttps://twitter.com/inazuma_project
配信日2024年
コピーライト

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