サプライズゲストも登場!DONUTS新作『機兵とドラゴン』ステージイベントの模様をお届け|リリースは……面白くなり次第?【TGS2023】

2023-09-21 16:51 投稿

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機兵とドラゴン

おもしろトーク満載のステージイベントをリポート

2023年9月21日から開幕している“東京ゲームショウ2023”」にDONUTSがブースを出展。

ブースにはステージが大きな設営され、そのステージでは同社新作となる『機兵とドラゴン』の最新情報を公開するミニ発表会が行われた。

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本稿では、このミニ発表会の模様をレポートしていく。

『機兵とドラゴン』は開発チームも病みつきの中毒性

今回のミニ発表会には、株式会社DONUTSの取締役員も務める安藤武博氏と、『城とドラゴン』などを手掛けたゲームクリエイター・森山尋氏が登壇。

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▲ステージに登壇した武博氏安藤(写真左)と森山尋氏(写真右)。

さらに、友情出演として『にゃんこ大戦争』の生みの親である升田貴文氏も発表会に参戦した。

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▲升田氏だけ違うTシャツを着て登場するも、安藤氏にはぎ取られる羽目に……。

一見、これといって深い繋がりはなさそうなこの3人だが、実は過去にアイドルグループを結成した仲だったりする。今回の升田氏の登壇は、こうした黒歴史をともに共有する仲間として、呼び声がかかった結果だという。

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つかみのトークでひとしきり場も盛り上がったところで、話題はさっそく新作タイトルに移っていく。まずは本作『機兵とドラゴン』でキーワードとなっている“運命共同体”についてだ。

その意味については実際にプレイして確かめてほしいと深くは語らない安藤氏だったが、本作が他プレイヤーとの協力や対戦を軸にしているというところが大きく関わっていることは想像に難くない。

本作の開発チームでは、週に1回スタッフが揃ってプレイする時間を設けているそうだが、そこでの3時間があっという間で毎週の楽しみになってていると、安藤氏は自分自身が本作の面白さにどっぷりはまっていることを熱く語っていた。

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本作は、公開可能な情報としてすでにメインビジュアルが出されている状態だが、このイラストについても安藤氏からいくつか補足情報が出された。

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まずひとつめは、『機兵とドラゴン』ではメインビジュアルの左側に描かれた浮島がプレイヤーのホームとなるということ。そして、煙を上げながら戦う機兵と対峙しているキャラクターの名は、本作の看板キャラクターでもあるミニアという名であるという。

こうした話の展開を受けて、「このキャラクターはなんだと思いますか?」と升田氏に質問が飛ぶ場面も。これに対し升田氏は「ドラゴン!」とずばり回答するも、安藤氏から「良い読みですね」といった、当たらずとも遠からずと思えるような、含みを持たせた回答がなされている。どうやらキャラクターの設定にはまだまだ裏がある様子だ。

そこからトークテーマはキャラクターデザインへと移る。今回は、キャラクターデザインについても強いこだわりがあるようで“独創性”という部分が強調されていた。ただかわいいだけでは終わらず、格闘ゲームで新キャラクターが追加されるときのように「新しい遊び方ができるようになる!」というワクワク感をイメージしてキャラクター作りに取りくんでいるそうだ。

ちなみに、このミニアのキャラクターデザインは『天穂のサクナヒメ』でもキャラクターデザインを務めた村山竜大氏が手掛けているとのこと。この情報は今回の発表会が初公開となる情報だ。

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そして、やはり気になるのは『機兵とドラゴン』のリリース日だが、これについては「面白くなり次第」という言い方に留められている。

というのも、森山氏は「自分が関わるゲームは、面白くなるまでリリースしない」という信条を持つゲームクリエイターであり、これまでのタイトルでも長い時間をかけて開発と調整を行ってきている。その方向性は本作でも健在らしく、企画段階まで遡れば開発期間は4年を超えているとのこと。

さらに、ここまで開発してきたものを急に方向転換することもよくあることらしい。先日も、ここまで加えてきた要素を取っ払った状態で遊んでみるという試みが行われたそうだ。

安藤氏はこのできごとを「トッピングをすべて無くした状態で味わう“素うどん作戦”」と呼んでいた。驚いたことに、“素うどん”の状態でも楽しいゲームに仕上がっているという。このことからも、開発自体はかなり好調であるということがうかがえる。

また森山氏は本作の制作において「対戦ゲームが苦手な自分でも、楽しく遊べる対戦ゲームにする!」というテーマを掲げて開発に臨んでいる旨を語ってくれた。氏はこれまでにも対戦ゲームを多く手掛けているが、じつは対戦ゲームが苦手という、驚きも感じられるトークとなった。

なお安藤氏も対戦ゲームが苦手であることに同意しながら、同じく「自分が遊んで楽しめるものに」と調整に取り組んでいるという。このふたりがこだわりぬいて調整をしているのであれば、『機兵とドラゴン』も対戦形式でありながら誰でも触れやすいものになることだろう。

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最後に、パネルディスカッションには無かった内容につても安藤氏がいくつか発表している。まずは本作のメインテーマについて、明確には名前を明かしていないが、YouTubeで数千万回再生されたクリエイターに製作を依頼しており、こちらについても続報を待ってほしいと付け加えた。

グッズ展開についても精力的に進めていく方針らしく、今回の発表会の時点ですでに、非売品ではあるもののTシャツ、キャップ、タオルといったグッズをすでに製作している旨が明かされた。これらのグッズは23日(土)、24日(日)の一般公開日に、ゲリラ的に配布されるという。気になる人はぜひブースを頻繁にチェックしてみるといいだろう。

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最後に、安藤氏は「大事なのはオリジナルで面白いもの。ほかのゲームにはない『機兵とドラゴン』だけの面白さを追求していきたい」とコメントし、今回の発表会を締めくくった。

本作の続報が待たれるところだ。

機兵とドラゴン

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルリアルタイムストラテジー
メーカーDonuts
公式サイトhttps://www.kidora.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/kidora_pr
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