『P5R』や『Starfield』がスマホから定額で遊べる！“Game Pass Ultimate”のクラウドゲーミングで大作ゲームを遊びまくる

サブスクで充実した夏休みを！

8月も中旬となり、いよいよ夏休みシーズン真っ盛りの日本列島。しかしながらこの夏は酷暑続きで、日中の外出はもやはリスクとも言えるほどだ。結果的に室内で遊ぶ機会が増え、腰を据えてゲームで遊べるまたとない好機となっている。

とはいえアプリゲームだとゲームデザインの都合上、長時間続けてプレイするには向かないことも。買い切りアプリを探す手もあるが、今度は容量や値段が気になるところだ。

そこで今回オススメしたいのが、ゲームのサブスクリプションサービスであるGame Pass。本来はXbox Series X|SやWindowsPC向けのサービスだが、その中のGame Pass Ultimateではクラウドゲーミング機能（Xbox Cloud Gaming）に対応しており、スマホからも遊ぶことも可能となっている。

今回はこのGame Pass Ultimateをスマホから遊ぶ方法と、実際に遊べるタイトルについて紹介していく。

Game Pass Ultimateとは？

まずはGame Pass Ultimateについて、かんたんに紹介していこう。

Game Pass UltimateはMicrosoftが提供するゲームのサブスクリプションサービス“Game Pass”の最上位コース。月額1210円で、さまざまな端末からゲームをプレイすることができる。

スマホから遊ぶ場合、Androidの場合は『Xbox Game Pass』アプリ、iOSの場合ブラウザからXbox.comに接続してプレイする。

Game Pass Ultimate加入までの流れ（Android）

ここまでの説明を呼んで興味を持った方のために、実際にAndroidスマートフォンからGame Pass Ultimateに加入するまでの流れを紹介しよう。

なお前提として、Game Pass Ultimateへの加入は18歳以上のみ。支払い方法はクレジットカード、プリペイド番号（購入時に年齢確認）のいずれかとなる。

1.“Xbox Game Pass”アプリをインストール

まずはGoogle Playストアから“Xbox Game Pass”アプリをインストールする。ベータ版含めて似た名前のアプリがいくつか登録されているが、このアプリアイコンを目印に探してインストールしよう。

2.Microsoftアカウントでサインイン

“Xbox Game Pass”を起動すると、左のような画面が出てくる。ここでいちばん右下のアイコンをタップし、Microsoftアカウントでサインインしよう。Microsoftアカウントを持っていない場合は、画面の指示にしたがってアカウントを作成しよう。

つぎのような画面が出てきた場合は、Xboxオンラインコミュニティで表示する名前とアイコンをここで決定しておこう。

サインインに成功すれば、アプリの設定は終了。あとはGame Pass Ultimateへの加入が済めばアプリ上から遊べるようになる。

3.Game Pass Ultimateに加入する

Game Pass Ultimateへの加入はブラウザで行う必要がある。ブラウザからGame Pass Ultimateのサイトを開き、“いますぐ加入する”から手続きを進行しよう。

⇒Xbox Game Pass Ultimate | Xbox

あとはプランと支払い方法を決定してサブスクリプションを購入すればオーケー。再度アプリを開き直し、Game Pass Ultimateでゲームをスタートしよう。

クラウドでGame Pass Ultimateを遊ぶ（Android）

導入が済んだら、実際にゲームで遊んでみよう。

PCやXbox Series X|Sを使用しない場合は、以下の画面で“クラウド”のタブを選んだ状態で表示されるゲームをプレイすることができる。

クラウドで遊べるゲームはタッチパネルに対応したものと非対応のものがある。

タッチパネルに対応したゲームでは、画面上にXboxコントローラーに準拠した仮想ゲームパッドが表示され、これを操作して遊ぶことができる。Xboxボタンは通常時は隠れているが、画面左上のメニューを開くと操作可能だ。

左上のメニューからは他にも仮想パッドの配置調整、ゲームの終了などが可能だ。

さらにタッチ操作に最適化されたゲームでは、仮想ゲームパッドがタイトルごとに調整され、より遊びやすくなっている。

一部ゲームはタッチパネルに非対応だが、別途Android用ゲームパッドを用意すれば遊ぶことが可能だ。ゲームパッドはXboxワイヤレスコントローラーか、それに準拠したボタン配置のものを利用すると快適にプレイできる。

Game Pass Ultimate加入～プレイまでの流れ（iOS）

iOSの場合は加入からプレイまで、すべてブラウザ上で完結する。

1.Game Pass Ultimateに加入する

まずはブラウザからGame Pass Ultimateのサイトを開き、“いますぐ加入する”から手続きを進行する。ここの作業は上で紹介したAndroidと同じ流れだ。

⇒Xbox Game Pass Ultimate  | Xbox

2.Cloud Gamingのページから遊ぶ

あとはそのままブラウザからCloud Gamingのページへ移動すれば、そのままブラウザ上でゲームを遊ぶことが可能だ。

⇒Xbox Cloud Gaming

実際のプレイ状況はこんな感じ。ブラウザ上での起動のため、画面上部にアドレスバーやタブバーが表示されている。

このままでも遊ぶことは可能だが、もうひとつ作業を行うことでより快適に遊べるようになる。

3.Cloud Gamingのページをホームに追加してフルスクリーン化

Cloud Gamingのページをアプリ化すると、フルスクリーン化して遊べるようになる。必須の作業ではないが、快適なプレイのためにぜひやっておきたい。

まずはCloud Gamingのページを開いた状態で、共有メニューから“ホーム画面に追加”を選択。

成功するとホーム画面に以下のようなアイコンが追加される。

このアイコンをタップしてCloud Gamingを開くと、ゲーム選択画面がフルスクリーン化。ゲームプレイでも、より画面を広く使った状態で利用できるようになる。

こんなタイトルが遊べる！

ペルソナ5 ザ・ロイヤル（タッチパネル対応）

言わずと知れた人気RPGシリーズの最新作。アクション要素もあるものの基本的にはコマンド選択式のRPGなので、クラウドゲーミング＋仮想ゲームパッドでも問題なくプレイできる。ただしゲームパッドで遊べば仮想ゲームパッドが表示されなくなるため、スタイリッシュな演出をより楽しめるようになる。

ゲームとしてのおもしろさは折り紙付きの大人気作なので、試しに遊んでみるにはうってつけ。Game Pass Ultimateでどれから手を付けていいかわからない人は、まずはここから試してみよう。

Forza Horizon 4 / Forza Horizon 5（要ゲームパッド）

オープンワールドを自由にドライブできる『Forza Horizon』シリーズでは、イギリスが舞台の『4』とメキシコが舞台の『5』をGame Passで遊ぶことができる。

ゲームパッドでの操作となるため、画面が見やすいのは大きな利点。美麗なグラフィックの風景を思う存分楽しむことができる。。レースゲームとしてタイムを詰めようと思うと若干の操作のラグが気になる可能性もあるが、カジュアルに遊ぶぶんにはとくに問題なかった。

広大で美麗なマップの存在ゆえにゲームの容量が非常に大きくなるため、アプリゲームではなかなか遊べないゲーム性。クラウドゲーミングなら容量を心配せず気軽に遊べるので、ぜひ一度は触ってみてほしい。

Starfield

『TES』や『Fallout』など大作シリーズを擁するベセスダ・ソフトワークスが満を持して送り出す新規IP作品が、9月6日のリリースと同時にGame Passに登場。クラウドでも遊べることがすでに発表されているため、Game Pass Ultimateに加入していれば発売されてすぐに遊ぶことが可能だ。

Xbox Series X|SやゲーミングPCを持っておらず「大枚を叩いてハードを揃えるのはちょっと抵抗が……」という人も、Game Pass Ultimateと手元のスマートフォンがあれば初期投資を抑えて遊ぶことが可能。興味があれば挑戦してはいかがだろうか。