『アスタタ』×『鬼滅の刃』コラボ開催中、限定召喚やコラボクエストもスタート
2024-04-03 12:27
2023-08-15 16:00 投稿
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アスタータタリクス
2023年8月28日に配信が予定されている、Studio FgGとアニプレックスのタッグが贈るSRPG『アスタータタリクス』(以下、『アスタタ』)。
配信に先駆けて本作をプレイすることができたため、プレイから把握できたゲーム内容や所感をまとめてお届けしよう。
ゲームの見どころ
・膨大なボリュームを誇るストーリー
・配信開始時からエンディングまで実装
・キャラクターたちと絆を深める学園生活とSRPGバトルが楽しめる
『アスタタ』のおもな舞台となるのは中世ヨーロッパを思わせる世界だが、ゲームを始めた直後に映し出されるのは、遥かな未来。
世界が滅亡寸前という状況のなか、プレイヤーは過去に介入することでその危機を回避する役目を負うことになる。
プレイヤーの分身となる主人公は男女3種ずつ用意されている容姿から選択が可能。
ただし、過去の世界では別に主人公となるキャラクターが登場するため、直接的に登場する機会は少ない。
世界滅亡の運命をどうにかすべく過去へと潜入する主人公、その行く先が先ほども触れた、中世を感じさせるブリテン島だ。
アーサーやランスロットといった、いわゆるアーサー王伝説にその名を残す騎士たちと名前を同じくするキャラクターが多数登場するため、アーサー王伝説になじみのある人であればさらに興味を引かれるだろう。
アーサーのプロフィールにもある通り、本作にはキャメロット騎士学術院という学校が存在し、未来にも登場したバルバロイや敵国との戦いに備え若者たちが日々鍛錬を積んでいる。
プレイヤーは過去の歴史ではノワールという人物になり、学園生活を通して各場面での選択を積み重ねることで歴史をたどり、修正していくことになる。
ストーリーパートでは多くの場面で選択肢が登場し、何気ない会話を楽しめる場面もあれば、その後のストーリーが分岐する大きな選択まであり、RPGらしい体験ができる。
本作は配信時点で各ルートのエンディングまでが実装されており、そのボリュームはStudio FgGが手掛けた『誰ガ為のアルケミスト』や『ファントム オブ キル』の7、8年分に相当するという。
この事実だけでも本作のプレイボリュームがとんでもないことになっているのがわかるだろう。
過去の世界でも脅威となるバルバロイには一般的な攻撃が通じず、自身の記憶を力に変える“キラーズ”と、そのキラーズとの絆で記憶を守りキラーズの戦いを補佐する“バイブス”といった存在が戦いのカギを握る。
キラーズとバイブスは“ゲシュタルト・シフト”と呼ばれる儀式を通してその力を得るが、この儀式には“一命一銘”のルールがあり、ひとりの人間はひとりの相手としか契約ができない。
このあたりもストーリーの分岐における大きな要素となっており、誰を選ぶかの葛藤が物語をより印象深くしてくれるだろう。
『アスタタ』は大まかに分けるとストーリーパートとバトルパートのふたつで構成されている。
ストーリーパートではカレンダーに沿って日々の朝昼晩といった各時間帯で授業を受けたり、自由時間に学園内を探索してキャラクターと交流を深めたりアイテムを収集したりと、幅の広いプレイが行える。
本作のボリュームが膨大であることは先ほども触れたが、少しプレイすればそれが実感できるほどにストーリーパートは厚く作られており、少しシナリオを読んですぐバトル、といったテンポ感にはならない。
また、一部のキャラクターにはキズナクエストというものが用意されており、コミュニケーションを通して絆を深めることでバトルに役立つ要素の開放やアイテムの入手も行える。
自由行動できるタイミングでは1階、2階、そして屋上を有する学園だけでなく、外に広がる城下町まで探索が可能。
ストーリー中のイベントなどで目的地まで自動で移動できるほか、メニュー画面から各ポイントへのショートカットもできるので、マップは広いが移動で苦労することがないのも親切だ。
自由行動時には読書や花壇の水やり、裁縫などを行うことで知性やカリスマ、器用さといったパーソナルパラメーターを鍛えていくこともできる。
これらは曜日や時間帯によって実行可能なアクションが限定されることもあるので、効率的なプレイを目指す場合はひとつのポイントとなりそうだ。
物語序盤は各種施設の紹介やキズナクエストのチュートリアルを兼ねたイベントなどもあり、個性的なキャラクターが多数登場する。
なかでも、同じクラスの学級委員長である少女・ウレリーはことあるごとに学園の案内をしてくれ、絶妙にコミカルなテンションで各種機能の紹介をしてくれる。
序盤はとくに顔を突き合わせることが多いため、印象に残りやすいキャラと言えるだろう。
『アスタタ』の戦闘は、マス目状に区切られた戦場で敵味方が交互にユニットを動かし勝利を目指す、いわゆるシミュレーションRPG方式となっている。
本格シミュレーションRPGを謳い文句にしているだけあって、単に移動と攻撃をくり返すだけではなくいくつかのユニークな要素も用意されている。
そのひとつが、デュアルと呼ばれるふたつのユニットをひとまとめにして動かす機能。
敵に攻撃を仕掛ける際、戦闘を行う味方ユニットに別のユニットが隣接していれば、仲間が追加攻撃や防御、回復などを行うキズナアクションが確率で発生するのだが、デュアルを行えば味方の支援が必ず発動するようになる。
デュアル中は前衛が戦闘でダメージを引き受けるためユニットを守るのにも使え、また移動力は前衛のものに統一されるため、騎馬、飛行といった移動力の高いユニットで味方を運ぶといった使いかたもできる。
メリットが大きいデュアルだが、動かせるユニットが一時的に少なくなる、回復量などは通常時に比べ小さくなるといったデメリットも存在。
解除も自由に行えるので、状況に応じて個別行動とデュアル状態を使い分けるのが本作におけるカギとなるだろう。
また、本作にはMPの概念がなく、武器の耐久値がそれに近い役割を果たしている。
耐久値は通常攻撃やスキルの使用によって減少し、0になるとステータスの減少やスキル使用不可といったデメリットが発生する。
戦闘が終われば耐久値は回復するのでそこまで気にすることはないが、長期戦では通常攻撃とスキルの配分にも頭を使いそうだ。
基本的な部分はオーソドックスなため操作で迷うことはなく、プレイを進めていくと特殊な敵やそれに対抗するための手段も出てくるので、シミュレーションRPGに慣れた人もそうでない人も遊びやすいはずだ。
膨大なボリュームのシナリオが用意されていることもあってか、本作はスタミナ(『アスタタ』ではAPが相当)が飽和しないよう数時間ごとにプレイするようなタイトルではない。
ストーリー中のクエストや継承の間と呼ばれる、いわゆるフリークエストに挑む際にはAPを消費するが、その最大値は5、ひとつ回復するのにかかる時間は4時間と、なかなかほかでは見ないバランスになっている。
スタミナ回復にかかる時間が4時間と聞くと驚いてしまうが、ストーリーを進める際はストーリーパートのボリュームが大きいこともあり、AP量はそこまで気にならない。
バトルを細かく挟んでいくのではなく、たっぷりとストーリーを見せて山場で戦闘、となるためゆったりしたペースで遊べるだろう。
ストーリーパートも自由なタイミングで中断してホーム画面に戻って来られるので、自分の好きなペースで物語を読み進められる。
スタミナ消費に追われて疲れることもないため、別タイトルを遊んでいてスタミナ管理がたいへん、という人でも遊びやすいと言えるだろう。
学園生活の中で各コミュニティのキャラクターたちと絆を深める学生生活と騎士としての戦いという二重生活が楽しめる本作。バトルシステムは基本がオーソドックスなこともあり、数回の戦闘ですぐに理解できるシンプルさだ。
バトルはもちろん重要だがプレイ時間としての比率はストーリーパートのほうが大きいので、円卓の騎士たちとの学園生活という舞台設定に惹かれたならぜひプレイしてみてほしい。
対応機種 | iOS/Android/ブラウザ |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | シミュレーションRPG |
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メーカー | gumi |
公式サイト | https://at.fg-games.co.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/FgG_ASTR |
配信日 | iOS:配信中 Android:配信中 ブラウザ:配信日未定 |
コピーライト | ©︎FgG, ANX |
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