【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#80】値段の違いが操作性の違い!ハイスピードローグライト2Dアクション『スカージブリンガー』

2023-08-13 14:00 投稿

スピード感がクセになる!

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第80回。

今回扱うのは、1画面に収まる小部屋のなかでハイスピードな戦いをくり広げながらダンジョンを攻略していくローグライト2Dアクションゲームの『スカージブリンガー』。

比較に使用したのはiOS版とPS4版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:900円(税込)
Android:980円(税込)
PS4:1870円(税込)
ニンテンドースイッチ:1870円(税込)
Xbox One:2000円(税込)
PC(Steam):1730円(税込)

『スカージブリンガー』とは
・ハイスピード戦闘が特徴のローグライト2Dアクション
・毎回リセットされる強化要素と永続的な強化のスキルが存在
・オプションでゲームスピードや敵の弾速を変更可能

スマホ版と他機種版の違い
・値段はスマホ版が他機種版の約半額
・スマホ版はダッシュをフリック操作で行うぶん難度がやや高い
・他機種版は使用するボタンを変更できるがスマホ版の操作は固定

サクッと攻略、サクッと倒れる

『スカージブリンガー』は、毎回形を変えるダンジョンに挑むローグライトの2Dアクションゲーム。

特筆すべきはそのゲームスピードで、2段ジャンプや壁蹴り、空中ダッシュなどの高速アクションが行える主人公を操り、弾幕を張る敵を蹴散らしていく爽快感がウリの1本だ。

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▲主人公は初期からハイスペックな動きが可能だが、油断すればサクッと倒れてしまうスリルもある。

主人公はおもな攻撃手段となる斬撃に加え、敵を吹き飛ばし、タイミングによっては一定時間スタンさせることもできる打撃、そして敵を攻撃することで弾がチャージされていく射撃などが使用可能。

対して敵は近接攻撃を行うものもいれば弾幕を張るタイプもいるが、接触ダメージはないためダッシュなどで一気に切り込んで攻撃を加えていくことができる。

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▲敵の攻撃前などにはビックリマークが表示され、このタイミングで打撃を叩き込めば相手をスタンさせられる。

ダンジョンは1画面に収まる小部屋で構成されており、新たな部屋に入ると敵を全滅させるまでエリア移動はできなくなる。

敵を全滅させると能力を強化するアイテムが確率でドロップするほか、部屋の種類によっては入るだけで能力強化が行えることもある。

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▲祭壇のようなオブジェクトのある部屋ではランダムな強化効果を選択して獲得できる。

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▲アイテムが直接配置されている隠し部屋も存在。

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▲ダンジョン内には敵を倒して得られるブラッドや体力を消費して強化や回復を行えるショップも存在。

ダンジョンに広がる小部屋のなかには中ボスがいる部屋もあり、これを撃破することでつぎの層への入り口が開放される。

中ボスを撃破してつぎの層に進むと大ボスとの戦いになり、これをクリアーするとつぎのエリアに進むことができる。

この流れをくり返し、全エリアの踏破を目指すのが本作の目的だ。

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▲中ボスや大ボスはいずれも手ごわいが、よく観察すれば攻めるべきタイミングも見えてくる。

ダンジョン内で獲得した強化効果は死亡時に失われてしまうが、拠点では永続的な強化効果となるスキルをアンロックしていくことも可能だ。

スキルのアンロックには中ボスや大ボスを倒すことで得られる審判者の血というアイテムが必要になる。

最大HPの増加や新たな攻撃手段の獲得、獲得アイテムの増加につながる能力など攻略を手助けしてくれるスキルが多数用意されているため、くり返し挑戦していけばいつかは突破できるだろう。

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▲スキルはツリー形式でアンロックされていく。スキルによって解放に必要な審判者の血の量も異なる。

主人公の移動スペックがとにかく高いため、2段ジャンプや空中ダッシュを駆使して地に足を着けることなく敵を全滅させることも可能な本作。

ダンジョン内に点在する情報から物語上の謎に迫る要素もあり、独特の雰囲気を持つドット絵と相まってアクション以外の部分でも楽しめる作品だ。

オプションでゲームスピードや敵の弾速を増減させることもでき、難度を自由に調整できるのもポイントだろう。

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▲モンスター図鑑などの収集要素もある。

値段と操作性に違いアリ!

『スカージブリンガー』のスマホ版と他機種版は、ゲーム内容の差こそないものの、値段についてはスマホ版が他機種版の約半額になっている。

そのぶん、というわけではないが、両方を触ってみると操作性で軍配が上がるのはコントローラ操作の他機種版だろう。

スマホ版も極端に動かしにくいわけではないが、操作ボタンの位置や大きさを変更することができないのがややネック。

攻撃と回避のどちらでも重要なダッシュはフリック操作で行うため、コントローラに比べるとタイミングや方向にズレが生じやすく、結果的に難度は上昇していると言える。

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▲ダッシュの使いこなしが明暗を分けるため、その操作の確実性が高い他機種版のほうがプレイしやすさは上。

スマホ版は敵に近づくと自動で斬撃を行うため移動に専念しやすいとも言えるが、逆に言うと勝手に斬撃を行うため打撃を出すタイミングがズレてしまうこともある。

他機種版はデフォルト設定だと斬撃は1回1回ボタンを押す必要があるが、設定を変えればボタンを押しっぱなしにすれば連続攻撃が可能だ。

操作性の面で他機種版がオススメ!

アクションとしての基本的な操作性に関してはスマホ版も多くの問題があるわけではないが、攻防ともに要となるダッシュの操作性の違いはなかなかに大きい。

スマホアクションにありがちな、指で画面が隠れてしまうといった問題も感じられないものの、両方を比べた場合にはやはり他機種版でのプレイがオススメだ。

ただしスマホ版もダッシュ関連で難度が上がるとは言え、そこも慣れで解消できない範囲ではない。

シンプルに価格も安いので、そこを許容できるのであればスマホ版を選ぶのもアリだろう。

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