【先行プレイ】手に入れたくば塔を登れ！韓国人気マンガ原作の3D放置型RPG『神之塔：New World』のゲームシステムと魅力に迫る

原作ストーリーを追体験できるアニメーションRPG登場！ ネットマーブルより2023年7月26日配信の新作スマホ向けフル3D放置型RPG『神之塔：New World』。 本作は、全世界で60億回以上の閲覧数を記録している韓国の人気ウェブマンガ作品『神之塔』を題材に作られた新作スマホゲームだ。 誰でも遊びやすいフルオートバトルや、原作の物語をフル3Dアニメーションで体験できるストーリーモードなど、ファンはもちろん『神之塔』に初めて触れる人でも楽しめる作品に仕上がっている。 この度、そんな『神之塔：New World』を先駆けて遊ぶことができたので、ゲームシステムなどを含めて紹介していこう。 壮大なアニメーションで原作の世界を追体験！ まずはじめに、本作を知るためには原作の基礎知識が必要となるので、原作のストーリー概要から確認していこう。 物語は、タイトルにもある“神之塔”を中心に描かれる。“神之塔”とは、頂上にこの世のすべてがあり、そこに到達すると世界を手に入れ神になれると信じられている伝説の塔。主人公の少年“二十五日の夜”（通称：夜）は、塔を登るために夜のもとから去ってしまった少女“ラヘル”を追って塔の頂上を目指すことになる。 そして夜は塔の中でさまざまな人と出会い、成長をしていく。 ▲外の世界を求めて扉の中へと消えていくラヘルと彼女を追う主人公の夜。 ▲ラヘルを追いかけるためさまざまな試練が待つ塔を登ることに。 ▲塔の中には夜たちのいる世界とはちがう世界が広がっており、こちら側にも人々が生活しているよう。 そんな世界観の中で、用意されているメインコンテンツは“冒険モード”と“ストーリーモード”のふたつ。 冒険モードでは、プレイヤーは夜の軌跡を追いかけて塔を登っていくことになる。 そして、こちらはバトルを中心に展開していくモードとなっており、ここでステージを進めていくことで新たなストーリーを始め多彩なコンテンツが解放されていく。 もうひとつの“ストーリー”モードでは、プレイヤーは主人公の夜となり、夜の冒険を追体験していくことになる。 とはいっても、ただシナリオを見るだけのコンテンツにはなっておらず、夜を実際に操作してプレイヤーみずからが行動を選択できるシステム。 このように、本作ではプレイヤー自身と夜のふたつの視点で『神之塔』の世界観、そして物語を楽しめる作りになっているのだ。 そんなメインコンテンツの中でも、もっとも注目したいのがストーリーモードで展開される数多のイベントシーン。これらは原作コミックを独自に解釈して最高級のグラフィックで作られているとのことで、そのクオリティにはたしかに圧巻されるものがある。安易に例えるならば、まるでテレビアニメを見ているような感覚といった具合だろうか。 そして原作の世界観を忠実に再現しつつ描かれる、本作でしか見られないオリジナルストーリーも要注目ポイント。オリジナルストーリーは『神之塔』原作者のSIU氏と共同で執筆されているそうなので、世界観をより深掘りしたいファンには必見の要素だろう。 基本はオートでOK！必殺技演出が楽しいバトル 続いては、冒険モードなどで楽しめるバトル要素について確認していこう。 バトルは、最大5名でチームを編成て挑む、セミオートのコマンドバトル形式。 チーム編成は前衛3名と後衛2名という内訳になっており、ここにどのようにキャラクターを配置していくのかも戦略になるようだ。前衛をタンクのみで固めて火力は後衛に任せるのか。前衛にアタッカーも混ぜて後衛にはサポートキャラクターも編成していくのか。ここにはプレイヤーの好みも反映されて多様な編成が作られていくことになるだろう。 ちなみにバトルに編成できるキャラクターたちは原作にも登場するキャラクターたち。そしてすべてのキャラクターは原作の設定に基づいてステータスやスキルが設定されているので、原作では見ることができなかった共闘シーンを作り出し、擬似再現することも可能。こういった「if」を楽しめる作りになっているのも、ファンには嬉しいポイントだ。 編成をする上で重要となってくるのは隊列だけではない。キャラクターにはそれぞれ、敵味方関係なく赤、緑、青、黄、紫という5つ“属性”が設定されているのだが、ここに気を払うのも重要。序盤こそ力押しでいけるシーンも多いが、本格的なバトルとなってくると属性の有利不利はしっかり考慮する必要が出てくるため、これに配慮した編成をしていくのもバトル、そして編成の醍醐味となる。 ただ、編成など考えて遊ぶ系のコンテンツは苦手という人もいるだろう。そんな人は、最初から利用できる“自動編成”のシステムを使えばオーケー！ カジュアルユーザーにも優しい作りになっているので、身構える必要はないだろう。 ▲キャラクターはストーリー進行か召喚で入手可能。召喚では欲しいSSRキャラクターを5体まで任意にピックアップ対象に設定できる。 編成についての紹介が終わったので、続いて実際のバトルについて、より深く紹介していこう。 バトルはとってもシンプルで、プレイヤーはスキル発動を指示していくだけでオーケー。通常攻撃は自動で行ってくれるので、キャラクターたちがそれぞれ戦っている様を眺めて楽しむこともできるぞ。 ちなみにスキルは時間経過で増加していくゲージが溜まれば発動できるという仕組み。演出もかなり作り込まれているので、ここも必見だ。 またスキル発動指示すらも自動で行ってくれるフルオートモードが搭載されているほか、時短につながる倍速モードなども搭載されているので、プレイスタイルに合わせてこうした便利機能も使っていこう。 さてそんなバトルを実際に体験してみての感想だが、とにかくラクちん！ バトルではスキルの発動タイミングが重要になるため、どういったタイミングでどのキャラクターのスキルを発動すべきかの見極めが重要。難しいバトルになれば、しっかりと戦略を立てながらのバトルが求められそうだ。 ただ個人的にはフルオートでキャラクターたちのバトルを見ながら応援するスタイルが好みだった。というのも、本作のスキル演出はかなりド派手で見応えバツグン！ 演出はどれもキャラクターの個性を押さえたものとなっているので、見ているだけで楽しくなるのだ。また原作漫画では見ることができない、実際に動くキャラクターたちというのもひとつの見所。 フルオートを利用すればハイクオリティなビジュアルを存分に堪能できるので、原作を知らない人にはこうした美しさから本作を楽しんでもらいたい。 スリム化された育成や、やり込みモードを楽しもう！ バトルの情報を確認したところで、最後にキャラクター育成要素についても確認していこう。 育成要素に関して、まず特筆しておきたいポイントがある。それが“神之水リンク”システム。 まず前提としてだが、じつは本作にはキャラクターごとのレベルという概念が存在しない。その代わりに上げていくのが、“神之水リンク”スロットのレベルである。 この“神之水リンク”スロットにキャラクターを配置すると、キャラクターはスロットのレベルに応じた性能となり、入手したばかりのキャラクターでもすぐに活躍させられるようになっているのだ。つまり、キャラクターではなく、このスロットのレベルを上げていくことが育成要素のベースとなる。 このシステムは最近のトレンドになりつつあるシステム。あとから手に入れた高レアリティのキャラクターをイチから成長させるという手間がなくなるため、育成素材に乏しい初心者やゲーム序盤にはうれしいシステムだ。 リソース的にもプレイヤーの精神的にも負担が軽減される“神之水リンク”システム……控えめに言って最高である！ また、この“神之水リンク”に必要な素材をオフライン状態のときに集めてくれる“戦利品”システムも便利。放置しているだけでどんどんアイテムが溜まっていくので、気が向いたときにゲームを起動させて回収するだけで、育成がどんどん進められるようになる。 育成要素はこのほかにも、キャラクターの装備品やスキルのレベルアップなど多くのコンテンツが用意されているほか、「もっとやり込みたい！」というユーザーに向けたやりこみ要素もある。 やりこみ要素については以下にまとめておいたので、参照してほしい。 ■占領戦 プレイヤーはゲームボード上に配置された敵と戦い、戦闘を有利にするバフカードや報酬を手に入れることができる。また、ミッションのクリアやボスの討伐でも報酬を獲得可能。 ■地下実験室 制限時間内にボスと戦うコンテンツ。与えたダメージ量に応じて報酬を受け取れる。 ■アリーナ 戦略性や強さを競うPVPコンテンツ。 ■試練のエリア プレイヤーは戦闘を順次行い、ひとつの試練をクリアーすることで次の試練がアンロックしていくチャレンジコンテンツ。 これらの要素はある程度ゲームに慣れてきてから触れるのでも問題ない。ただ、やればやるほど報酬などがもらえるので、自分の戦力が整い次第進めていったほうがいいだろう。ゲーム慣れしているユーザーであれば、とくに難しく感じるシステムもないので、とっつきやすい。 あまりスマホゲーム慣れしていない人でも大丈夫。すべてのコンテンツにチュートリアルモードが搭載されているので、ゲームが苦手だなという方も安心してプレイできる。本作には、こういったユーザーフレンドリーな配慮が散見されるので、こういった点も好印象だ。 ▲装備品を集めて強化したり、スキルをレベルアップさせるなどの育成要素も豊富。塔を登れば新たなやり込みコンテンツが続々と開放されるぞ！ 人気マンガ原作の『神之塔：New World』。わかりやすいシステムとUIでゲームをあまりやらない方でも遊びやすい内容となっていた。また“神之水リンク”システムは、忙しい現代人にはありがたい仕様となっていて、放置ゲー要素との相性も良い。 さらにぬるぬると動く3Dアニメーションのイベントシーンも多数用意されストーリーを存分に楽しみたいファンの方の期待にも応えてくれるものだと感じる。ゲームでも『神之塔』の世界観を気軽に体験できる作品となっているので、ぜひこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか？

対応機種	iOS／Android
価格	無料

ジャンル	RPG
メーカー	Netmarble
公式サイト	https://towerofgod.netmarble.com/ja
公式Twitter	https://twitter.com/tog_JPN
配信日	配信中
コピーライト	Original Comics from LINE MANGA (C)SIU (C)Netmarble Corp. All Rights Reserved.