【崩壊スターレイル】ウーウーボってなに？ 宇宙ステーション・ヘルタに出没する謎生物を解説【プレイログ#6】

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宇宙ステーション・ヘルタに出没する謎生物を解説

こんにちは、ライターのありみちです。

今回は『崩壊：スターレイル』の宇宙ステーション・ヘルタに出没する謎生物“ウーウーボ”について調べてきました。

ザックリ言うとヘルタが収集した希物のひとつ

まずはウーウーボの分類から。

ウーウーボは霊質生物であり、分類は霊質生物界―星霊網―無形目―魂精科―サイヨウア種、というものに分類されています。幽霊や魂、精霊のようなものですね。

ヘルタはとりわけ熱心に奇物を収集していますが、こうしたウーウーボのような、生き物と呼べるものも一部収容しているみたいです。

ウーウーボは別名“いたずら星霊”と呼ばれており、気分次第で人間に取り憑いていたずらをすることもあるとか。ヘルタはこれらウーウーボの特性から、人間の生命を脅かすほどではないものの厄介な問題を引き起こす可能性があるとして、中程度の収容監視が必要だと結論づけています。

サブクエスト“レクイエム”で見られるウーウーボの一面

ウーウーボはデイリークエストになっている場合もありますし、サブクエスト“レクイエム”で関わったプレイヤーも多いでしょう。

このサブクエスト“レクイエム”が、個人的にかなり心にクる内容でした。

まず、アーラン率いる防衛課に「収容されていたウーウーボがレギオン襲撃の際に逃げ出し、スタッフに悪さをしているからどうにかしてほしい」という依頼が舞い込みます。

しかし、フタを開けてみれば、ウーウーボは“栄倉終”というスタッフの私物を集めているだけでした。栄倉終はウーウーボの研究、世話を担当しており、レギオン襲撃の際に亡くなったらしいです。

栄倉終の墓標に、彼の私物を集めていたウーウーボたち。そのまわりに集まるウーウーボたちは、どこか悲しそうな、寂しそうな雰囲気をかもし出していました。

もしかしたら彼らなりに、栄倉終の死を悼んでいるのかもしれません。というか、そうあってほしい。

筆者、じつは栄倉終と会っていたことに気づく

最初は聞き流していた栄倉終という名前にどこか引っかかりを覚え、自分のプレイログを見直した筆者。そして、じつは超序盤で栄倉終と会話をしていた事実に気づきました。

▲“いたずらっ子たち”＝ウーウーボってこと……？

主人公が星核を埋め込まれて目を覚まし、なんやかんやあって所長のアスターと対面を果たしたあと、私は栄倉終に話しかけていました。

彼は制止を振り切って、まだレギオンたちが残る収容所部分に飛び出して行ってしまったのです。おそらくは、ウーウーボたちの安全を確かめるために……。

そして亡くなっているということは、この会話のすぐあと、彼は……。

なんという後味の悪さを残してくれるんだ『崩壊：スターレイル』。しかも、栄倉終がどういう人物だったか、彼の日記や故郷からの手紙まで準備されている用意周到ぶり。

▲栄倉終の日記。

▲栄倉終の家族からの手紙。辛-41という惑星の出身らしい。

栄倉終の日記には、本物の天才たちが集まる宇宙ステーション・ヘルタでの、苦悩にあふれた日常が綴られていました。

そして故郷にいる家族にはひとつも愚痴をもらさず、「上手くやっている」と報告している様子が窺えます。

研究者としての自分に絶望していた栄倉終が、研究対象であるウーウーボにどういった感傷を抱いていたのかは分かりませんが、少なくとも彼はウーウーボのために危険を冒し、そして帰らぬ人となったのです。

ウーウーボは人間の6歳程度の知能を持っているそうなので、きっと彼がもう帰ってくることはないと認識していることでしょう。だからこそ、彼の私物を集めていたのだと思います。

栄倉終とウーウーボたちのこと考えていたら悲しくなってきたので、私は追加されるメインストーリーに思いを馳せることにします。

うおおおおお！　私は宇宙ステーション・ヘルタを出て仙舟：羅浮に行くぞ！（いやでも仙舟：羅浮も薬王秘伝とかいう激重シナリオの真っ最中だったな……）

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