『ポケモンGO』オフラインイベント“Pokemon GO Fest 2023: 大阪”記者会見リポート!今年の通信環境は万全?

2023-06-23 19:50 投稿

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市長やナイアンティック代表がイベントにかける思いを語る

2023年6月23日、パナソニックスタジアム 吹田にて、8月4日~6日にかけて開催される“Pokemon GO Fest 2023: 大阪”の記者会見が実施された。

登壇したのは吹田市市長の後藤圭二氏、株式会社ナイアンティック 代表取締役の村井説人氏、 株式会社ポケモン 最高ビジネス責任者の伊藤憲二郎氏の3名。それぞれの立場から、“Pokemon GO Fest 2023: 大阪”にかける思いや展開についての発表があった。

本記事では、記者会見の内容をまとめてリポートしていく。

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GOフェス2023は地域の魅力にも触れられるイベントに

“Pokemon GO Fest”(GOフェス)は毎年開催される大型のリアルイベントで、今年は8月4日~6日にロンドンと大阪、8月18日~20日はニューヨーク、そしてフィナーレとして8月26日~27日にグローバルで楽しむオンラインイベントが実施。

去年は札幌で開催されたが、今年は大阪エリアがメイン会場となり、現地で特別なゲームプレイを体験できる。

GOフェスの概要を説明したところで、村井氏から今回のイベントについての目的や意気込みが語られた。西日本では2016年の鳥取以来のビッグイベントであるGOフェス2023では、万博記念公園だけでなく、吹田市内でも楽しめるようになっているのが特徴のひとつ。市内も対象であることに触れ、地域の歴史や文化、食事を体験しながら楽しんでほしいと村井氏は語る。

また、3日間のイベントを通じての経済効果も見込める点に触れ、吹田市での体験をSNSで共有し、『ポケモンGO』と吹田市の魅力を紹介してほしいとイベントへの期待感を伝えている。

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続いて、伊藤からはピカチュウの登場についても言及があった。イベント会場でピカチュウを登場させることを考えており、現地に足を運び、リアルの場所で楽しむ体験を味わってほしいとコメント。

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最後に市長の後藤氏は、吹田市でGOフェス2023が開催されることについて、自身の見解を述べた。

デジタルとアナログ、バーチャルとリアル、そのあいだにあるギャップを埋めるツールが『ポケモンGO』であり、地に足をつけた生活、地域への体験として優れているとゲームを評価。ゲームでコミュニティを形成して現実世界での繋がりを作っていることや、遊びながら健康になれると『ポケモンGO』については好印象のようだ。

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吹田市で開催されることについては、1970年に開催された大阪万博を例に出し、「50年前は想像もできなかった未来を、いまリアルに我々は体験している。2025年にまた万博が開催された際、その50年後はどうなっているのかと想像させるひとつのイベントになる」とGOフェス2023への期待を寄せて、発表の締めくくりとした。

 

質疑応答後にはピカチュウも登壇し、フォトセッションを終えて記者会見は終了となった。

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通信環境、当日の渋滞対策なども事前に対策中

発表後に行われた質疑応答の内容についても、こちらで紹介していく。

参加者の多さ、交通網への影響など気になる内容にも回答をいただいているので、気になる人はチェックしてほしい。

――アジアの中でなぜ日本の大阪、吹田市が会場になったのでしょうか?

村井 世界中で同じようなイベントをやっていますが、これはさまざまな時期、季節、エリアで体験していただきたいという思いからです。GOフェスは多くの人が集まるイベントになるため、宿泊施設や交通インフラも必要不可欠で、サポートしてくれる地域の力も大切です。いっしょにコラボをしていいイベントにしようと言ってくれたため、吹田市が開催地となりました。

――去年の札幌イベントでは通信障害が発生しましたが、今年は対策をしていますか?

村井 『ポケモンGO』はネットワーク環境が大事になるため、札幌でも3キャリアにお声がけをして、通信障害が起きないようサポートをしていただきました。それでも一部で通信が困難になることがありましたが、今年も3キャリアのサポートを要請し、今回は大丈夫だと言える協力体制になっています。

――千里中央駅から万博記念公園に来た際、モノレールのキャパシティが気になりました。GOフェスは年々盛り上がりを増していますが、現地までの導線案内、キャパシティへの対策は考えていますか?

村井 アクセス面も吹田市と連携して、さまざまなケースを想定しています。モノレール、駐車場、バスの運行などでカバーできればと考えています。万博記念公園はイベント開催の経験も豊富ですので密に連携して、地元のバス会社にも連絡をしました。準備ができ次第案内をしますので、続報をお待ちください。

後藤 今回記者会見をしているパナソニックスタジアムでは、3日前のペルー戦では35000人、少し前のライブでも30000人が訪れました。終了後は一斉に帰宅しますが、ほぼキレイに入退場はできています。一定の渋滞、待ち時間の発生は想定できますが、イベント経験も豊富ですので大きな混乱は想定していません。時間帯によって地域の方にご迷惑をおかけするかもしれませんが、安全面ではご安心ください。

――万博記念公園は非常に広いスペースですが、具体的にどのあたりをゲームプレイエリアと想定していますか?

村井 明確に何をどこに配置するかは後日お知らせしますが、南側半分がプレイエリアになります。

――熱中症対策としては、どのようなものを考えていますか?

村井 GOフェスは毎年夏に実施していますので、今年も休憩用のテント設置や、パートナー企業から飲料を用意していただきます。そのほか、給水所やミストによる暑さ対策や、見回りスタッフの人員も増加します。

――イベントではピカチュウが登場するようですが、コスプレイヤーの参加や、吹田市のゆるキャラである“すいたん”が絡む可能性は?

伊藤 コスプレイヤーについては、参加者の方がご自由に楽しんでいただければ。ピカチュウは登場予定ですが、どのようなイベントになるかは現時点ではお話できません。

後藤 吹田市で実施することにはなりましたが、オールジャパン、西日本での大きなイベントですので、“すいたん”が出るのは少し気が引けますね……(笑)。

――想定する参加者はどの程度でしょうか?

村井 現時点では公表していませんが、去年の札幌では3日間で55000人に参加していただきました。

――後藤市長にお聞きします。GOフェスの話が決まったとき、率直にどのように思いましたか?

後藤 吹田でやるんだと驚きました。ただ、やると決まって周囲を見渡してみると、交通網やキャパシティなど開催条件が揃っていたんですね。吹田はちょうどよかったんです。それと、担当部署がぜひやろうと乗り気だったので、ソフト・ハードどちらの面でも条件が整っていました。

――吹田市として、なにかイベントに向けて実施することはありますか?

後藤 この機会に吹田市を知っていただくために、ホームページやLINE、SNSを活用することを検討中です。後は、ヒットしていないYouTubeも(笑)。十分に活用して、当日に向けて盛り上げていきたいです。「こんなものがあるのか」と発見してもらい、吹田をしっていただければと。また、吹田市は大学が多いため、人口の15%を占める大学生にもぜひ盛り上げていただきたいです。

――市長はイベントに参加しますか?

後藤 参加しますよ。ポケモンは知っているのですが、『ポケモンGO』は触れていなかったのでこれからライトユーザーとしてやっていきます。ちなみに職員は『ポケモンGO』をかなりやっていました。

ポケモンGO

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルその他
メーカーナイアンティック
公式サイトhttp://www.pokemongo.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/PokemonGOAppJP
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