2024年注目の期待作:その5『ディビジョン リサージェンス』
2024-01-05 10:00
2023-06-14 19:41 投稿
この記事に関連するゲームゲーム詳細
ディビジョン リサージェンス
2023年6月6日、ユービーアイソフトから2023年秋にリリース予定のTPS-RPGモバイルゲーム『ディビジョン リサージェンス』(以下、『リサージェンス』)のメディア向けイベントが開催された。
イベントでは、最新のテスト版『リサージェンス』を体験することができ、制作陣によるQ&Aも実施された。
本記事では、当日のゲームプレイから判明した作品の概要に加えて、制作陣が答えた作品の詳細についてもお届けしていく。
イベント当日、会場には『リサージェンス』のゲーム内ワンシーンや告知画像などが展示パネルとして貼り出されていた。
また来場者にはソフトドリンクやアルコール飲料のほか、キッシュ、パウンドケーキ、ホットドッグといった軽食が振舞われ、和やかな雰囲気の中でイベントが進行。
テスト版『リサージェンス』のプレイは、来場者どうしでチームを組んでゲーム内のミッションに挑む形式で実施されたものの、会場の空気によってゲームも終始、和気あいあいと進んでいった。
|
今回のテスト版では、基本的なフィーリングのほかに、さまざまなゲーム内要素を確認することができた。
まずはエージェントの見た目に関して。エージェントはステータスに影響を及ぼす装備とは別に、外見だけを変化させるアパレルを身にまとうことができる。
アパレルは、帽子、眼鏡、フェイスマスク、ジャケット、トップス、ボトムス、靴など、細かく部位が分かれており、それぞれ個別に設定することが可能だ。
一般の職務に就きながらも、有事には活動を開始する『ディビジョン』の“スリーパーエージェント”という設定がしっかりと反映された、ミリタリーに寄りすぎないアパレルが用意されていた。
さらに世界観を踏襲したものばかりではなく、オンラインゲームということもあり、やけに目立つユニークなアパレルも手に入るようだ。
もちろん、武器の種類も豊富で、サブマシンガンやアサルトライフルを多数、確認することができた。
|
プレイの開始直後は、4種類の“スペシャリゼーション”を選択することができ、おなじみの“デモリショニスト”はもちろん、“ブルワーク”、“バンガード”も登場。
さらに4種類目には、回復を得意とする新たなスペシャリゼーションの“フィールドメディック”が選択可能となっていた。
フィールドメディックは、生物兵器のエキスパートであり、味方のチームメンバーを回復させることも、敵にダメージを与え混乱させるフィールドを作り出すこともでき、攻防の両方で役割を持てるようだ。
基本的なプレイフィーリングは以前の体験会から変化せず、『ディビジョン』を象徴するカバーアクションも健在。
カバーアクションは、オートモードとマニュアルモードを切り換えることができ、スマホでのプレイにしっかりと最適化されていた。
今回、体験できた中でとくに気になったのは、ファストトラベルまわりの仕様だ。
シリーズの伝統に則って本作でも、広大なマンハッタンが建造物にいたるまで再現されているので、街中を探索している臨場感を味わえるし、シンプルに荒廃した景色を楽しむこともできる。
しかし、その広さゆえに、4人チームプレイをする中で仲間と合流できなかったり、目的地に到着できない場面がしばしば発生していた。
|
そこで役立ったのが全体マップから選択できるファストトラベルだ。
本作は、モバイル向けの作品でありながら、広大なオープンワールドを有しているところも驚異的だが、輪をかけて驚きだったのが、読み込みがほとんど発生せずにチームメンバーのもとまでファストトラベルできた点だ。
そのうえなんと、当日の解説によればチームを組んでいなくとも、無関係なプレイヤーが同じオープンワールド内で十数人もマッチングするらしく、さながらMMORPGのようにエモートやチャットで交流したり、即席パーティーを組むことも可能だという。
テスト版のプレイ後には、『リサージェンス』制作陣の2名が会場のステージへ登壇。
Mobile APAC(アジア太平洋)のビジネスデベロップメント&パブリッシングディレクターを務めるオザン・コチョール氏(文中コチョール)に加えて、Mobile APACのパブリッシングプロダクションディレクターのシム・カンハン氏(文中カンハン)が各メディアからの質問に答えた。
|
──『リサージェンス』の時系列についてお聞かせください。
コチョール 既存の作品につながっている部分もありますが、完全に新しいストーリーを出していければと思っております。
──課金形態について教えてください
コチョール 課金でスキルが解放されるようなPay to Winにはなりません。バトルパスやコスメティックが課金のおもな要素を占めており、基本的に無課金で進めていくことができます。
──オープンワールドかつ高フレームレートでプレイできるのがすばらしいと思いました。家庭用機やPCで描かれた風景をモバイルで再現するにあたって、どのような工夫がありましたか?
コチョール 今日は30FPSで体験していただきましたが、60FPSまで対応する予定です。そんな本作において、これほどのグラフィックを実現できたのはアンリアルエンジンを使っているからという部分もあります。
──本作はなぜモバイル向けに開発することになったのでしょうか?
コチョール 以前から『ディビジョン』のモバイル版を作りたいという思いがありました。端末スペックの問題があって難しい面もありましたが、技術が進歩するとともにモバイルでもPCのような体験が可能となったので、開発へ舵を切ることになりました。
もうひとつは、家庭用機とPCを持っていない人もいるので、だれでも『ディビジョン』の魅力を知ることができるようにしたいという目的があります。
──リリース時に実装されているストーリーを一通りこなした後は、どういったプレイを想定していますか?
カンハン “ダークゾーン”がPvPvEのコンテンツになっているので、ほかのプレイヤーからルーティングして楽しむ体験もできます。
コチョール リリース時の実装コンテンツは、かなり量が多くなる予定なので、すぐに全部を消化することは難しいと思います。アップデートも随時、実施されます。
──今後PCでもプレイできるクライアントソフトの配布予定はありますか?
カンハン 現状はモバイル端末に向けたアプリ配信のみで、PC版の予定はありません。
──シーズンの追加スパンについて教えてください。
コチョール シーズンは4ヵ月ごとに追加されます。ゴールデンウイークのような時節に合わせたイベント開催も予定しています。
今回のメディア向けイベントに関するリポートは以上。制作陣の質疑応答によって、体験プレイでは知り得なかった部分も明らかになった本作だが、すでに公式サイトでは事前登録受付が始まっており、登録することで今後の最新情報を受け取ることもできるそうだ。
シリーズファンはもちろん、これまでに『ディビジョン』をプレイしたことがない人でも遊び始めやすい作品となっていたので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてほしい。
対応機種 | iOS/Android |
---|
ジャンル | アクションRPG |
---|---|
メーカー | ユービーアイソフト |
公式サイト | https://thedivisionresurgence.com/ |
配信日 | 2024年 |
コピーライト | © 2022 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. The Division, Ubisoft and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries. |
過去12時間のPV数が高いニュース記事
過去24時間のPV数が高い攻略記事
ツイート数が多い記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
【#コンパス】9月“A.D.D.F.強襲部隊≡9・C≡”シーズン結果発表!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
【#コンパス】9月“A.D.D.F.強襲部隊≡9・C≡”シーズン中間発表!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
『三國志 真戦』リニューアルを記念した楽曲“新戦”を公開。“戦国ロックの貴公子”大西洋平氏が作詞・作曲・歌唱を担当
『三國志 真戦』同盟兵器“工兵車”が新しく登場するアップデートを実施。リニューアル版をより深く理解できる先行体験動画も公開
【#コンパス】上方修正を受けたステリアが総合首位を獲得!全ヒーロー使用率&勝率ランキング