『アイドルマスター シンデレラガールズ』6年ぶりとなった“jewelries!”シリーズ第4弾の“Cute”が発売!前回のシリーズとの違いは…【アイマス日記第185回】

2022-10-04 07:00 投稿

第3弾の“jewelries!”シリーズからの変化

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

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2022年9月28日、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のCDシリーズ、“jewelries!”の第4弾となる『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries! 004』が発売された。前回の第3弾からなんと6年ぶりとなる今回のシリーズ。昨年の11月のライブにて政策決定が発表され、久々のリリースということで大きな話題となった。

 
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同シリーズの目玉となっているのが、“プロデューサー”からのリクエストをもとに、アイドルたちがカバーする楽曲が選ばれて収録されるという企画で、今回も一定の期間でリクエストの募集が行われていた。

さて、今回の“Cute”のCDで追加されたカバー曲と担当アイドルは以下の通りだ。

青と夏:乙倉悠貴(原曲:Mrs. GREEN APPLE・2018年)
my sweet heart:関裕美(原曲:小松里歌・2002年)
DISCOTHEQUE:黒埼ちとせ(原曲:水樹奈々・2008年)
ambiguous:早坂美玲(原曲:GARNiDELiA・2014年)
あなたは幸せになる:白菊ほたる(原曲:藤田麻衣子・2009年)

曲のラインナップを見て、まず思ったのは楽曲が比較的新しいものが多いという点。2002年を新しい、というのは多少違和感はあるだろうが、全曲が2000年以降の曲というのは、かなり新鮮だ。参考までに、前回の第3弾の“Cute jewelries!”のラインナップは以下の通り。

 
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桃色片想い:櫻井桃華(原曲:松浦亜弥・2002年)
ガッツだぜ!!:中野有香(原曲:ウルフルズ・1995年)
ウルトラ リラックス:宮本フレデリカ(原曲:篠原ともえ・1997年)
女の子は誰でも:一ノ瀬志希(原曲:東京事変・2011年)
守ってあげたい:五十嵐響子(原曲:松任谷由実・1981年)

このように5曲中3曲が2000年以前、とくに“守ってあげたい”は1981年の曲で、リアルに聞いていたいのはおそらく40代以降。“ガッツだぜ!!”、“ウルトラ リラックス”もいまから見れば、懐メロの範疇になってくるだろう。

カバー曲といえば、本家『アイドルマスター』のCD、“MASTER ARTIST”シリーズでもカバー曲が導入されているが、直近ではリクエストの中から製作者サイドが何曲かリストアップし、キャスト陣が選ぶという手法で選曲が行われた。その辺りの前提も踏まえて、今回の“jewelries!”シリーズの選曲した経緯は気になるところ。

今回の“DISCOTHEQUE”の水樹奈々さんは第一線の声優としても活躍しており、“my sweet heart”の小松里歌さんも声優・歌手として活動しているということで、声優アーティストの楽曲が2曲選ばれているというのもおもしろい。

また、“あなたは幸せになる”の藤田麻衣子さんはシンガーソングライターであり、『アイドルマスター』の“音無小鳥”の楽曲・“君が選ぶ道”の作詞・作曲を担当。さらに、『アイドルマスター シンデレラガールズ』では、“橘ありす”の“in fact”、“速水奏”の“if”、第6回総選挙楽曲の“always”の作詞・作曲も担当しており、アイマス楽曲制作陣の、しかもインディーズ時代の楽曲が選ばれるのも熱い展開だ。

 
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カバー曲に関しては、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』で定期的に追加されることもあり、そこまで珍しくないケースとなりつつある。とはいえ、選曲に“プロデューサー”も参加できる貴重な機会であり、今後発売される“Cool”と“Passion”のCDの楽曲にも期待が膨らむ。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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