
『アイドルマスター シンデレラガールズ』SNSでライブ前後も楽しめる“#cg_ootd”から見える新たな可能性【アイマス日記第182回】
2022-09-13 07:00 投稿
今後のコンテンツに影響を与える試金石
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
9月3日~4日にかけて行われた『アイドルマスター シンデレラガールズ』のライブ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LIKE4LIVE #cg_ootd』は、9月13日までオンライン視聴チケット購入者対象のアーカイブが配信中だ(本来であれば9月12日までだったが、公開が1日遅れたので終了も1日遅れの13日まで)。
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今回のライブはタイトルにハッシュタグが付いており、ファッションやSNSを意識したコンセプトのイベント。とくに大きかったのが、ライブ用のインスタグラムアカウントの開設で、出演するアイドルのキービジュアルやキャスト陣のイラストリレー、パンフレット写真のオフショットが掲載された。
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さらに、ライブ終了後には『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の3Dモデルを使った記念フォトや“MOTTO!”のダンス動画、そしてキャスト陣のライブ衣装の写真も追加されている。
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また、ライブ前のゲリライベントとしてスタッフ陣によるインスタLIVEでの配信なども行われており、SNSを積極的に活用して“プロデューサー”にさまざまな企画を届けてくれた。
SNSについては『アイドルマスター』のメインツイッターのほか、各ブランドでもツイッターがあり、YouTubeでは『アイドルマスター』チャンネルを解説して情報を発信している。しかし、ライブ単体でのインスタグラムアカウントはおそらく今回が初である。
しかも、インスタグラムということで、ビジュアルや写真を見せるうえでも相性がよく、ライブを盛り上げるサポートツールとしてもうまく機能している。シンデレラガールズはもう少しで11周年を迎えるということもあり、さまざまな挑戦が行われた今回のライブだが、今後行われる他ブランドのイベントの試金石となったのではないだろうか。
少し話はそれるが、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のツイッターで、アイドルが一時的にアカウントを管理して呟くという企画が何度か行われているが、これもSNSを使ったプロモーションということでおもしろい試みではある。
こうなってくると、つぎに期待されるのはアイドル本人のSNSアカウントだろう。やや飛躍した話にはなるが、『アイドルマスター』の17周年記念放送で発表された『MORERE@LITY プロジェクト』では、ゲーム領域に閉じないアイドル活動の拡大を挙げており、SNS展開の強化も予想される。
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アイドル個人単位が無理でも、例えば“765プロオールスターズ”のアカウントや、ある程度グループ単位でのSNSというのはアリではないだろうか。今回の“#cg_ootd”の取り組みから大きな可能性を感じた次第である。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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