WiMAXサービス『auWiMAX』の評判は?他サービスと比較したメリット・デメリットを解説
2022-08-05 09:00 投稿
auの提供するWiMAXとして信頼度が高いauWiMAX。
実際の評判はどうなのだろうか?
今回の記事では、他社WiMAXと比較したうえでauWiMAXのメリットとデメリットを詳しくお伝えしていく。
【結論】auWiMAX(ポケットWiFi)は月額が割高
auWiMAXは、キャッシュバックのキャンペーンを行っておらず、1ヵ月あたり5,775円で利用できる。
プロバイダ | 実質月額(円) | キャッシュバック(円) | 端末料金(円) | キャッシュバックの形態 |
---|---|---|---|---|
auWiMAX | 4,721 | 0 | 0 | なし |
それに対して、WiMAXを提供している主要プロバイダの月額料金・キャンペーンは以下の通りだ。
表を見てもらえばわかるように、auWiMAXは利用料金が割高だ。
プロバイダ | 実質月額(円) | キャッシュバック(円) | 端末料金(円) | キャッシュバックの形態 |
---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 3,127 | 23,000 | 0 | 現金 |
BroadWiMAX | 3,934 | 20,743 | 21,780 | 割引 |
カシモ | 4,331 | 5,000 | 0 | Amazonギフト券 |
DTI | 4,440 | 21,780 | 21,780 | 現金 |
BIGLOBE | 4,802 | 5,000 | 0 | 現金 |
DIS | 4,851 | 0 | 11,088 | なし |
Vision WiMAX | 4,888 | 5,000 | 21,780 | 現金 |
UQ WiMAX | 4,895 | 0 | 11,088 | なし |
※実質月額はキャッシュバックを加味した総支払総額を37ヵ月で割って算出。
WiMAXはどこで契約しても同じ回線を使うので、速度や対応エリアに違いはない。選べる機種やオプションもそれほど変わらないので、料金が安いプロバイダを選ぶのが鉄則。
オススメのWiMAXプロバイダ
・高額キャッシュバックがあり、実質月額がもっとも安い。
・WiMAXはどのプロバイダも同じ回線なので、速度や対応エリアに違いはない。
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンなどの条件が変わるため、必ず上記から申し込もう! |
知名度が高いauだからと安心して契約してしまうと料金面で後悔しかねないので、この記事をしっかりチェックしてほしい。
auWiMAXの評判をネット上の口コミから徹底分析
項目 | auWiMAXのスペック |
---|---|
初期費用 | 3,000円 |
端末費用 | 実質無料 |
月額料金 | 4,721 |
キャッシュバック額 | 0円 |
最短契約日数 | 2年 |
通信速度 | 440Mbps~1.2Gbps |
通信方式 | WiMAX(TD-LTE) |
通信速度制限 | 上限なし |
取扱端末 | W06,WX05,W05,L02,L01s,HOME01 |
支払い方法 | クレジットカード,口座振替 |
続いて、auWiMAXの悪い評判の真相を探ってみる。ネットの口コミを徹底調査したうえで、auWiMAXの評価を分析してみた。
auWiMAX(ポケットWiFi)の悪い評判
SNSやネット上の投稿を調べてみると、『ほかのWiMAXプロバイダに比べて料金が割高』という不満の声が多かった。
月額3千円~4千円台で使えるほかのWiMAXプロバイダに比べると、auWiMAXは月額は5千円以上と確かに高い料金設定だ。(変更|キャンペーン適用後は4000円台)
出来るだけ出費を抑えたい場合は、契約する前にほかのプロバイダの料金もしっかりチェックしておこう。
auWiMAX(ポケットWiFi)のよい評判
SNSやネット上の投稿を調べてみると、『海外でも使えて便利』や『ほぼ無制限でLTEオプションが使える』という好意的な評価が多く見られた。
auWiMAXは海外ローミングにも対応しているため、国内で契約している通信端末を海外でも使える。
ほとんどのWiMAXプロバイダは海外ローミングには対応していない。
渡航が多い人にとってはかなり便利だ。
また、auWiMAXはauの回線で通信を行う『LTEオプション』利用時の通信制限を解除できる。
ほかのWiMAXプロバイダでは制限の解除ができないので、この点が高く評価されているようだ。
auWiMAX(ポケットWiFi)の評判まとめ
auWiMAXのよい評判と悪い評判をピックアップして紹介したが、料金面では不満の声が多かった。
ただ、海外で使える点やLTEオプションの制限解除ができることへの評価は高い印象だ。
つぎの章からは、ネットの評判や公式サイトの情報などを踏まえながら、auWiMAXのメリット・デメリットについて順番にお伝えしていく。
auWiMAX(ポケットWiFi)の3つのメリット
auWiMAX2+のメリットは上記の3点。それぞれ詳しく解説していこう。
auWiMAX(ポケットWiFi)のメリット1:LTEオプションを速度制限なしで利用できる
WiMAXは通常WiMAX回線で通信を行うが、auの回線に接続できる『LTEオプション』の利用が可能。
WiMAX回線の対応エリアよりもau回線の対応エリアのほうが広いので、WiMAXがつながらないエリアでも通信ができる。
しかしLTEオプションには『1ヵ月で7GBまで』という通信量の制限があり、オーバーするとその月の通信速度が128kbps以下に制限されてしまう。
通信制限中は、LTEオプションの通信速度だけでなく通常の通信も制限を受けてしまうので、この通信制限は非常に厄介。
128kbpsというと、ほとんどネットが使えないような状態だからだ。
auWiMAXではこの通信制限を解除できるので、ほぼ無制限でLTEオプションを使える。
通信制限の解除には2GBごとに2500円が必要。こちらのオプションはエクストラオプションという名称になっているが、自動加算されるので使いすぎにはご注意を。
何も考えずにLTEオプションを使っていたら通信費が高額になってしまうおそれがあるが、通信制限を解除する方法があるのは大きなメリットだ。
auWiMAX(ポケットWiFi)のメリット2:ショップからの申し込みも出来る
auWiMAXはauショップからの申込みも可能。WEBや電話で申込みをするのに抵抗がある場合や、店員さんに質問をしたい場合にはショップ申し込みがおすすめだ。
auWiMAX(ポケットWiFi)のメリット3:海外ローミングにも対応
auWiMAXは海外ローミングにも対応している。海外ローミングとは、国内で契約している通信端末を海外でも使うこと。
ほとんどのWiMAXプロバイダは海外ローミングには対応していない。
海外でも使えることがauWiMAX2+のメリットだ。
ただし利用料金は1日2,980円とかなりの金額。滞在期間が短ければともかく、長期間の滞在にはオススメできない。
その場合は少々面倒でも、海外用のWi-Fiをレンタルしてしまったほうがはるかに安上がりだ。
auWiMAX(ポケットWiFi)の5つのデメリット
続いて、auWiMAXのデメリットをそれぞれお伝えしていく。メリットだけでなくデメリットもしっかり把握しておこう。
auWiMAX(ポケットWiFi)のデメリット1:他社よりも料金が高い
冒頭でも解説した通り、auWiMAXはほかのWiMAXプロバイダよりも料金が高くなっている。
プロバイダ | 実質月額(円) | キャッシュバック(円) | 端末料金(円) | キャッシュバックの形態 |
---|---|---|---|---|
auWiMAX | 4,721 | 0 | 0 | なし |
それに対して、WiMAXを提供している主要プロバイダの月額料金・キャンペーンは以下の通りだ。
表を見てもらえばわかるように、auWiMAXは利用料金が割高だ。
プロバイダ | 実質月額(円) | キャッシュバック(円) | 端末料金(円) | キャッシュバックの形態 |
---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 3,127 | 23,000 | 0 | 現金 |
BroadWiMAX | 3,934 | 20,743 | 21,780 | 割引 |
カシモ | 4,331 | 5,000 | 0 | Amazonギフト券 |
DTI | 4,440 | 21,780 | 21,780 | 現金 |
BIGLOBE | 4,802 | 5,000 | 0 | 現金 |
DIS | 4,851 | 0 | 11,088 | なし |
Vision WiMAX | 4,888 | 5,000 | 21,780 | 現金 |
UQ WiMAX | 4,895 | 0 | 11,088 | なし |
※実質月額はキャッシュバックを加味した総支払総額を37ヵ月で割って算出。
WiMAXはすべて同じ回線を使っているので、エリアや速度に違いはない。
料金が高い点がauWiMAX最大のデメリットだ。
そのため、月額料金の安いWiMAXを探しているのであれば、GMOとくとくBBなどの利用をおすすめしたい。
オススメのWiMAXプロバイダ
・高額キャッシュバックがあり、実質月額がもっとも安い。
・WiMAXはどのプロバイダも同じ回線なので、速度や対応エリアに違いはない。
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンなどの条件が変わるため、必ず上記から申し込もう! |
auWiMAX(ポケットWiFi)のデメリット2:ハイスピードプラスエリアモードが有料
ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXの回線ではなくauの回線を使って通信を行うオプションのこと。
LTEオプションとも呼ばれるこちらのサービスだが、auWiMAXでハイスピードプラスエリアモードを使うためには、1ヵ月1,105円(税込/月)の追加料金が必要。
ほかのWiMAXプロバイダの場合、LTEオプションはほとんど無料で使える。
WiMAXの回線が使えるエリアではハイスピードプラスエリアモードを使うことはないかもしれないが、利用を検討している場合はデメリットになるだろう。
auWiMAX(ポケットWiFi)のデメリット3:オプションが少ない
auWiMAXにはセキュリティ対策サービスや端末保証などのオプションがない。
auWiMAXにはauのスマホが安くなるスマートバリューこそあるものの、そのほかのオプションの選択肢がないのは不便だ。
auWiMAX(ポケットWiFi)のデメリット4:解約の際には店舗に行く必要がある
auWiMAXを解約するためには実際に店舗に行く必要がある。
ほかのWiMAXプロバイダは電話やWEBから解約できるので、移動時間や交通費はもちろん、待ち時間なども考えると非常に面倒。
土日などはauショップが混雑する傾向にあるので注意が必要だ。
auWiMAX(ポケットWiFi)のデメリット5:2年プランしか選ぶことが出来ない
サービス名 | 契約年数 |
---|---|
auWiMAX | 2年 |
GMOとくとくBB | 3年 |
BIGLOBE WiMAX | 3年 |
UQWiMAX | 2年,3年 |
Broad WiMAX | 3年 |
auWiMAXには2年プランしか用意されていない。
2年プラン・3年プランの両方が用意されているようなプロバイダがあることを考えると、この点もデメリットになる。
3年プランを選ぶことでLTEオプションが無料になるようなプロバイダもあるが、auWiMAXの場合はその選択肢がない。
解約月までの期間が短い2年プランのほうが好まれる傾向にあるとはいえ、利用者からするとどちらかを選べるほうが便利だ。
速度や対応エリアなどはすべて同じ!WiMAXならGMOとくとくBBがお得!
WiMAXはどのプロバイダも同じ回線を使っているので、速度や対応エリアなどに違いはない。
そのため、キャッシュバックを含めた実質料金がもっともお得なプロバイダを選びたい。
オススメのWiMAXプロバイダ
・高額キャッシュバックがあり、実質月額がもっとも安い。
・WiMAXはどのプロバイダも同じ回線なので、速度や対応エリアに違いはない。
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンなどの条件が変わるため、必ず上記から申し込もう! |
キャッシュバックを含めた実質料金でもっともお得なのはGMOとくとくBB!
ここでオススメなのは高額キャッシュバックがあり、3年間利用したときの実質月額がもっとも安いGMOとくとくBB。
WiMAXの主要プロバイダと比較してみよう。
プロバイダ | 実質月額(円) | キャッシュバック(円) | 端末料金(円) | キャッシュバックの形態 |
---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 3,127 | 23,000 | 0 | 現金 |
BroadWiMAX | 3,934 | 20,743 | 21,780 | 割引 |
カシモ | 4,331 | 5,000 | 0 | Amazonギフト券 |
DTI | 4,440 | 21,780 | 21,780 | 現金 |
BIGLOBE | 4,802 | 5,000 | 0 | 現金 |
DIS | 4,851 | 0 | 11,088 | なし |
Vision WiMAX | 4,888 | 5,000 | 21,780 | 現金 |
UQ WiMAX | 4,895 | 0 | 11,088 | なし |
※実質月額はキャッシュバックを加味した総支払総額を37ヵ月で割って算出。
『キャッシュバック額』、『3年利用時の料金』の両面でGMOとくとくBBがもっともお得なことが確認できた。
いま申し込むと最大49,000円還元!
GMOとくとくBBは最大49,000円のキャッシュバックが受け取れる。
他社からの乗り換え時にかかる違約金によって以下の金額が還元されるのだ。
違約金 | キャッシュバック金額(円) |
---|---|
20,000円未満 | 23,000 |
20,000円以上 | 49,000 |
このように高額のキャッシュバックが受け取れるので、違約金が原因で乗り換えに二の足を踏んでいるならこの機に乗り換えよう。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの注意点
GMOとくとくBBでキャッシュバックを申し込むときには、受け取り時期に注意が必要だ。
GMOとくとくBBのキャッシュバックが受け取れるようになるのは、申し込んでから11ヵ月目以降。
11ヵ月目に届くメールから手続きをすると、その翌月末にキャッシュバックが指定の口座振込まれる。
うっかり手続き期間を忘れてしまうと23,000円以上も損してしまうので気を付けたい。
オススメのWiMAXプロバイダ
・高額キャッシュバックがあり、実質月額がもっとも安い。
・WiMAXはどのプロバイダも同じ回線なので、速度や対応エリアに違いはない。
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンなどの条件が変わるため、必ず上記から申し込もう! |
auWiMAX(ポケットWiFi)のよくある5つの疑問を解決!
では最後に、auWiMAXに関する良くある疑問に回答していく。疑問点を解消してからauWiMAXと契約するのか判断しよう。
Q1:auWiMAXの解約の料金はいくら?
A 更新月以外の解約には9,500円の違約金が発生する。
Q2:auWiMAX(ポケットWiFi)の対応エリアが知りたい
A WiMAXの対応エリアは公式サイトから確認できる。無料レンタルで実際に確かめてみることをおすすめしたい。
Q3:auWiMAX(ポケットWiFi)のおすすめルーターはどれ?
A 外で使うことが多い場合には『Speed Wi-Fi NEXT W06』を、外に持ち歩かない場合には『Speed Wi-Fi HOME L02』をおすすめしたい。
Q4:auWiMAX(ポケットWiFi)の機種変更の方法は?
A auで契約を行っている場合には、WEBでは機種変更ができないので、auショップで手続きをしよう。店舗によって料金や在庫状況に違いがあるため、事前に確認しておこう。
auWiMAX(ポケットWiFi)の会社概要
項目 | auWiMAXの会社概要 |
---|---|
運営会社 | KDDI株式会社 |
住所 | 東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号 ガーデンエアタワー |
電話番号 | 03-3347-0077 |
主な事業 | 電気通信事業など |
営業開始日 | 1984年6月1日 |
auWiMAXについてほかのWiMAXと比較しながら解説した。
auWiMAXの料金は高く、サポートやキャンペーンなどの充実度が低いため、残念ながら手放しでオススメできるプロバイダとは言えない。
2022年現在ではキャッシュバックやキャンペーンが充実しているWiMAXプロバイダも多いため、損せずに使いたいならGMOとくとくBBをおすすめする。
オススメのWiMAXプロバイダ
・高額キャッシュバックがあり、実質月額がもっとも安い。
・WiMAXはどのプロバイダも同じ回線なので、速度や対応エリアに違いはない。
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンなどの条件が変わるため、必ず上記から申し込もう! |
この記事がWiMAX選びの一助となれば幸いだ。
最新記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
モバイルWi-Fi『限界突破WiFi』の評判は?他サービスと比較したメリット・デメリットを解説
2022-10-10 09:00WiFiサービス『地球WiFi』の評判は?他サービスと比較したメリット・デメリットを解説
2022-10-09 09:00WiMAXサービス『楽天ブロードバンド WiMAX2+』の評判は?他サービスと比較したメリット・デメリットを解説
2022-10-09 09:00UQ WiMAXと大手プロバイダを徹底比較!本当におすすめなのは?
2022-10-08 09:00