『アイドルマスターミリオンライブ！シアターデイズ』5周年記念イベントで発表されたゲームのパワーアップにさらなる可能性を感じた【アイマス日記第161回】

演出の向上とゲームのボリュームアップへの期待 バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。 担当：東響希 『アイドルマスター ミリオンライブ！シアターデイズ』（以下、『ミリシタ』）では、7月3日に『ミリシタ』の5周年を記念した特別番組『「私」たちの描いた軌跡 ミリシタ5周年 生配信』を配信。トークやバラエティコーナー、ライブなどさまざまな企画が行われ、3時間近くのボリュームたっぷりのイベントとなった。 イベント中には、今後の『ミリシタ』に実装予定のアップデート情報も公開されており、ゲームのさらなる進化が感じられた。改めて、とくに大きくゲームが変わりそうな要素をピックアップして詳しく見ていきたい。 まずは、新しく実装予定の“期間限定ペアガシャ”だ。ペアでのお仕事をテーマにしたイラストと衣装のカードが登場するガシャで、新スキル“フュージョンコンボ”も実装される。これまでも、カードの中で複数のキャラクターが登場しているカードは多数あったが、今回はペアというところがウリになるようだ。 気になるのは、アイドルＡとアイドルＢがペアだった場合、どちらの名前になるのかということである。わざわざ“ペアガシャ”という特殊なカテゴリになるからには、何かしら特別なカードになると思われる。 例えば、1枚のカードで“アイドルA&amp;B”のような表記になり、ライブの設定ではスイッチできる方式だ。ただ、そうなるとふたりのアイドルをいっしょのステージに出せなくなってしまう。1枚で2枠分の設定ができるようするとなると、ライブ機能にも改修が必要になってくると思われるので、もしかしたらライブ編成のUI面でも変更があるかもしれない。 また、誰と誰が組むのかという点も“プロデューサー”としては妄想が捗る点だ。これまでのイベントで、アイドルたちのさまざまな組み合わせがあったが、新たな関係性とストーリーが生まれるか、それともこれまで登場したユニットの成長物語になるのか、いまから楽しみだ。 続いては、“アナザーシェーダー”。こちらは、アイドルたちのモデルに対して光と影を強調することでより立体的になる演出だ。神的追加要素と言える内容で、それぞれのアイドルたちのボディラインのメリハリがはっきり見える。 個人的な感想だが、これまでの『ミリシタ』のアイドルはせっかくの3Dモデルなのに、どこか平面的な印象だった。しかし、この影の表現が入ることで、プロポーションという点での個性が表現され、より魅力的に感じられるようになる。さらに、配信では“ARRIVE STANDING ALIVE”のライブシーンが流れ、衣装の一部が発光する特殊な演出も表現されていた。衣装の発光表現によってもさらに多彩なライブ演出が楽しめそうだ。ライブだけでなく、劇場内のアイドルやコミュの画面でも適応されるとのことで、改めてコミュの振り返りもしてみたくなるアップデートだ。 そして、“一対一でアイドルと向き合いプロデュースする新モード”の企画が動いているということも発表された。これはまさに、これまでの『ミリシタ』のゲーム性を一変させる企画と言えるだろう。 現在、育成要素をメインとしているアイマスブランドは『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のみだが、この『ミリシタ』の新モードが加わればリズムゲームとプロデュースのハイブリッドゲームになる大きな試みになる。 ただ、難しいのは育成要素のボリュームをどこまで付加するかということだろう。現在、サービス展開中のアプリゲームは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』、『ミリシタ』、『アイドルマスター SideM GROWING STARS』、『アイドルマスター ポップリンクス』の計6つ（『アイドルマスター ポップリンクス』は終了が発表されている）。現時点でも、すべてのゲームを網羅するのはなかなか厳しい。『ミリシタ』の育成要素で、アイマスが忙しくてアイマスができない状況が加速しないかどうか、というところは気になっている。 ちなみに、それぞれのアップデートについてはすべて“（仮）”が付いていたので、実装するタイミングでは名前が変わるかもしれない。正式な実装スケジュールは発表されなかったが、5周年を迎えてかなりのパワーアップを見せてくれそうだ。 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

対応機種	iOS／Android
価格	無料（アプリ内課金あり）

ジャンル	音楽
メーカー	バンダイナムコエンターテインメント
公式サイト	https://millionlive.idolmaster.jp/theaterdays/
公式Twitter	https://twitter.com/imasml_theater
配信日	配信中
コピーライト	(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.