尊いの連続で心がどうにかなりそうだ……!
1周年おめでとうございます!(4日出遅れ)
今回のウマ娘日記(第244回)は、時の流れの早さにただただ驚く、上月てらがお送りします。
ファーストアニバーサリーからはや4日、皆さんも新育成シナリオ“Make a new track!!”を楽しんでいることと思います。新要素である特別ショップのアイテムと、自由な育成目標によって、非常に高いステータスまでもっていける、とんでもないシナリオですよね!
▲“根性がすごい”という情報だけ仕入れて挑戦したのですが、ここまで評価を上げることができました。一部固有スキルも強化されたことですし、環境がまさに一変しているのを感じます。
新育成シナリオでは、まず驚くほどの上振れにも驚いたのですが、それ以上に“育成ウマ娘のシナリオがほぼ存在せず、代わりに短い育成イベントが登場する”ことと、なによりその内容の“濃さ”が衝撃的でした。
▲総イベント数、なんと175!? 公式からの供給が多い、供給過多です……。
たとえば、こちらのイベント“意外な美化会員”では面倒くさがりな性格のセイウンスカイが、美化委員の誰かの代わりに、花に水やりをするというショートシナリオになっているのですが……。
おそらく、ふだん花に水をあげている美化委員のウマ娘はニシノフラワーだと思うのですが、会話の中でエアグルーヴが“デイジー”というフレーズを出してくるんですよね。
もうこれだけで「なるほど、深いわ」と感じてくれる人もいるかと思うのですが、ちょっとだけ解説をさせてください。
史実馬の話になりますが、ニシノデイジーという競走馬が実在しているんですよね。このニシノデイジーという馬は、名前からも想像できる通りニシノフラワーの血を引いているのですが、セイウンスカイの血も引いているんですよ!
具体的には、ニシノフラワーとセイウンスカイのひ孫にあたります。ふたりの子どもがニシノミライ。そしてニシノミライとアグネスタキオンの子どもがニシノヒナギク。そしてこのニシノヒナギクとハービンジャーの子どもがニシノデイジーというわけです。
『ウマ娘』では、過去にもこのように史実馬の繋がりに関するほのめかしがあったので、このイベントもそれなんじゃないかなと! 大事なフラワーとデイジーのために面倒くさがりなスカイが行動するという尊さを唐突に供給されたら……心が耐えられない……!
また、イベント“同じ傘の下で”では、ダイワスカーレットとエイシンフラッシュが相合傘で、親しくしている後輩ウマ娘を応援に行くというストーリーが描かれるのですが、ここにも奥深い話が込められていると私は感じています。
そもそも、このふたりの組み合わせって、ゲームでは珍しい組み合わせですよね?
ですが、史実馬のダイワスカーレットとエイシンフラッシュのあいだには、“アンブレラデート”という名前の子どもがいるんですよ!
このイベント“同じ傘の下で”は、まさに“アンブレラ”で“デート”をするお話になっているので、私の想像はあながち間違ってはいないと思うのですが……。こんなネタをランダムイベントで仕込んでくるとは、『ウマ娘』のシナリオライターさん、凄すぎないですか……?
▲イベントが来るたび、こんな感じになっています。
ここで紹介したものだけでなく、新シナリオで登場するイベントにはこういった小ネタが大量に仕込まれているので、見ているだけでホントにおもしろいです。なにげないウマ娘たちの日常を描いているように見えて、じつは奥深いネタが仕込まれているというのに気付くと、ついニヤニヤしてしまいます。
この奥深さに気付いてからは、全イベントを細かくチェックしてしまっているので、シナリオライターさんからしてみれば「してやったり」といった感じなのでしょう。はい、してやられました。ホントに奥深くておもしろい!
ということで、私はまた引き続きイベントのチェックをして溢れんばかりの尊みを堪能し、デジタルアグネスがごとくビッグバンを起こしたいと思うので、今日はここまで。
それではまた次回、お会いしましょう!
ウマ娘 プリティーダービー
対応機種 | iOS/Android/ブラウザ |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
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