『アイドルマスター シンデレラガールズ』真冬の寒さを吹き飛ばす熱いライブが開催!10周年ツアートロピカル公演1日目の模様をレポート

2022-01-30 00:29 投稿

季節外れのトロピカルなライブで盛り上がる!

2022年1月29日~30日の2日間に渡り、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の10周年ライブツアー『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Tropical Land』が開催。

当初は『アイドルマスター』ブランドとしても初となる沖縄での公演予定だったが、残念ながら新型コロナウィルスの影響により現地での開催が難しくなったため、同規模の別会場で無観客配信ライブという形での開催となった。

【出演者】
大坪由佳(三村かな子役)/津田美波(小日向美穂役)/中島由貴(乙倉悠貴役)/新田ひより(道明寺歌鈴役)/上坂すみれ(アナスタシア役)/河瀬茉希(桐生つかさ役)/鈴木みのり(藤原肇役)/原田彩楓(三船美優役)/原紗友里(本田未央役)/生田輝(ナターリア役)/金子有希(高森藍子役)/武田羅梨沙多胡(喜多見柚役)/田澤茉純(浜口あやめ役)/伊達朱里紗(難波笑美役)/のぐちゆり(及川雫役)/星希成奏(夢見りあむ役)/松田颯水(星輝子役)/杜野まこ(姫川友紀役)/山下七海(大槻唯役)

配信のみになってしまった悲しさと、真冬の寒さを吹き飛ばした熱いライブ初日の模様をレポートしよう。

画面の前の“プロデューサー”に熱い思いを届けるアイドルたち

オープニングを飾るのは、今回のライブのテーマソングともいえる“トロピカルガール”を全員で披露。アップテンポな明るいポップスソングで華々しいスタートを切ると、アイドルのセリフを交えた挨拶はいつも以上にハイテンション。現地開催できなくなってしまった悲しみを吹き飛ばすように、アイドル全員が画面の前にいる“プロデューサー”に熱さを届けるべく、元気いっぱいに会場を盛り上げる。

 
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▲トロピカルガール

最初のブロックの1曲目は、上坂さん、金子さん、武田さん、津田さん、中島さん、のぐちさん、原田さん、松田さん、山下さんによる熱い夏と甘酸っぱい恋のラブソング“銀のイルカと熱い風”から。さらに、大坪さん、田澤さん、伊達さん、星希さんの“CoCo夏夏夏 Holiday”と立て続けにトロピカル感たっぷりの曲で会場を熱くする。

ポップな曲調にカントリーな雰囲気も感じられるのぐちさんの“Milky Mode”は、ライブ初披露ということで感動の涙を堪えながらのパフォーマンスに。その姿に多くの応援コメントが送られる。

 
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▲Milky Mode

大坪さんの“おかしな国のおかし屋さん”では、毎回パフォーマンスの一環としてスイーツが用意されることになっており、今回は沖縄の雰囲気が感じられる紅芋タルトが登場。そして、こちらも毎回誰が担当するかわからない王子役は生田さんに。トロピカルなライブにはピッタリな南国の王子役である。

続いては、王子役のマントをカッコよく脱ぎ捨てた生田さんと中島さん、杜野さん、山下さんの4人で“きみにいっぱい☆”。ノリノリのサンバな一曲で最初のブロックを締めた。

MCは、恒例となっているテーマトークへ。テーマは“忘れられないあの出来事”ということで、各メンバーからエピソードが披露される。ここでは、一部の内容をピックアップして紹介しよう。

◆津田さんは、7thライブ大阪公演のゲネプロにて、“ガールズ・イン・ザ・フロンティア”でのマイクパフォーマンスで失敗した際に、原さんが温かい表情で見守っていたというエピソードを語る。MCの前にステージ裏にいた原さんと話し合っていたようで、一瞬だけ原さんが顔を出しメンバーと“プロデューサー”から笑いを取っていた。
◆上坂さんは、“アナスタシア”役のオーディションについて。ボイス実装発表から1週間で公開されるということで、かなりの急ピッチでスケジュールが組まれていたという裏話を披露。この話を聞いた金子さんが、“アナスタシア”役のオーディションを受けていたという事実を語ると、メンバーと上坂さん本人も知らなかったようで驚きの声を上げた。
◆鈴木さんは、2018年に行われた外部のフェスで原田さんが歌う“Last Kiss”について熱弁した結果、原田さんの出演やパフォーマンスがなかったにも関わらずトレンドワードになったエピソードを披露。ちなみに、本日も“Last Kiss”のパフォーマンスがなかったがトレンドワードに登場することとなった。
◆武田さんは、いちばんダンスが簡単と言われている“お願い!シンデレラ”が当初踊れず、レッスンの帰りに泣いたエピソードを披露。あのときからは成長できているのではないかとコメントをしつつ、当時を振り返っていた。

続いてのブロックは、生田さん、大坪さん、河瀬さん、田澤さん、伊達さん、新田さん、原さん、星希さん、杜野さんによる、シンデレラガールズの中でも夏と言えばの1曲“サマカニ!!”でスタート。サビでの手拍子が盛り上がるハイテンポな1曲で、コメントに大量の手拍子が流れた。

さらに、松田さんの熱いメタル曲“毒茸伝説”でボルテージは最高潮に。オープニングで「かかってこい!」と“プロデューサー”を煽るカッコよさとパワフルボイスに圧倒される。そして、田澤さんの和ロック“Shinobi 4.0 忍者のすゝめ”では、沖縄の民族衣装“琉装”を思わせる羽織りで登場し、華やかなパフォーマンスを見せる。

一転して、大坪さん、河瀬さん、新田さん、原田さんはミドルテンポのトランスナンバー“夏恋 -NATSU KOI-”で、力強い歌声とセクシーなダンスで会場を魅了。

田澤さんと同じく華やかな“琉装”を模した羽織りで登場した鈴木さんは“あらかねの器”を披露。会場の雰囲気を一変させる圧倒的な歌唱力で、多くの賞賛のコメントが流れていた。

続いてのMCでは、“忘れられないライブの名場面”について語られる。ここも一部のコメントをピックアップして紹介しよう。

◆大坪さんは、2013年に新宿アルタ前で行われたゲリライベントの思い出について語る。真冬のイベントで寒かったが“プロデューサー”や街頭で観ていた人の中に“お願い!シンデレラ”のリズムに乗ってくれた人もいて、暖かい空気に癒されたと当時を振り返った。ちなみに、伊達さんから『アイドルマスター シンデレラガールズ』に関わる前だったが、現地でその様子を観ていたという驚きのエピソードも飛び出した。
◆新田さんは、初参加となった5thライブ大阪公演に関する裏話を披露。とても緊張していたが、同公演ではお笑いを意識したMCがあり、ライブパートだけではなくMCでも細かいリハーサルが行われ、その内容が楽しくて緊張が和らいだと語る。
◆田澤さんは、7thライブ大阪公演にて“義勇忍侠花吹雪”を披露した際、イントロの部分でリフターに片足で乗った状態で登場しなければならず、バランスを取るのに苦労したエピソードを披露。今回は“Shinobi 4.0 忍者のすゝめ”だったが、そのパフォーマンスを観た杜野さんが、素晴らしい体感だと絶賛していた。
◆星希さんは、初出演のライブで中澤ミナさん(佐城雪美役)にコメントをバトンタッチする際、いかにも“夢見りあむ”らしいセリフでしめて、「いいアドリブだった」と多くの“プロデューサー”からコメントをもらったことに言及。しかし、じつは台本通りのコメントだったという真相を明かして、運営側を称賛して欲しいと語る。これには多くの笑いと「運営最高!」のコメントが流れていた。

心温まるバラードからトロピカル感満載の楽曲まで怒涛のセットリストでヒートアップ!

MC明けは沖縄の雰囲気がたっぷり詰まったレゲエソング“いとしーさー♥”。本来は沖縄で行われる予定だった公演ということで、間違いなく披露されるだろうと予測されていた曲だったが、イントロから待ってましたとばかりにコメントが一気に盛り上がる。

 
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▲いとしーさー♥

続いては、金子さんと新田さんのユニット“インディゴ・ベル”による“ほほえみDiary”だ。癒し系アイドルふたりの可愛らしくポップな曲に続いて、津田さんはソロ曲“空と風と恋のワルツ”へ。ゆるふわな雰囲気を持つアイドルたちの曲が立て続けに投下され、“プロデューサー”の心を優しく包む。

上坂さん、河瀬さん、鈴木さん、原田さんのクールメンバー4人はバラード曲“この空の下”。満天の星空をイメージさせる情感たっぷりの歌声と美しい照明の演出で、沖縄の静かな夜を表現する。

一転して武田さんが歌うのは、冬をイメージしたソロ曲“思い出じゃない今日を”。疾走感のある楽曲を満面の笑顔と元気なステップで、クールダウンしていた会場を盛り上げると、さらに、伊達さんと杜野さんがハイテンポなクリスマスソング“冬空プレシャス”へ。トロピカルランドにもマッチするノリノリの1曲だ。

MCではここまでのセットリストを振り返り、フル初披露となった“トロピカルガール”やライブ初披露となったソロ曲での盛り上がり、松田さんと河瀬さんの演出に関する話題など、配信ならではのこだわりにも言及。無観客の配信をいかに楽しんでもらうかというアイドルたちとスタッフ陣の努力が垣間見える内容で、多くの称賛コメントが送られていた。

最後のブロックは、河瀬さん、鈴木さん、原田さん、松田さんのジャズソング“レッド・ソール”でスタート。セクシーで情熱的な歌声とダンスに、ステージ前で静かに揺れるトーチのお洒落な演出で会場の雰囲気は一変。山下さんのダンスナンバー“サニードロップ”では、ラスサビ前のセリフ「ここだよダーリン」に大興奮のコメントが飛び交う。

 
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▲レッド・ソール

生田さんは、初解禁となったソロ曲“ソウソウ”をサプライズ披露。生田さんが演じる“ナターリア”らしく、南国感たっぷりなサンバミュージックで盛り上げる。

 
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▲ソウソウ

さらに、上坂さん、原さん、星希さん、山下さんによる“SunHighGold!”、生田さん、武田さん、田沢さん、のぐちさんの“パ・リ・ラ”と、3曲続けてのダンスナンバーでまさに熱気あふれるサンバ会場のような状態に。

 
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▲パ・リ・ラ

そして、トドメとばかりに金子さん、伊達さん、原さん、星希さんの“情熱ファンファンファーレ”で“プロデューサー”のボルテージをぶち上げ、アンコール前のラストナンバーはメンバー全員による“Go Just Go!”。トロピカルにふさわしい楽曲が立て続けに披露される怒涛のセットリストで、盛り上がりは最高潮だ。

続いては、『アイドルマスター シンデレラガールズ』に関する様々な新情報が発表された。詳しくは以下にまとめてあるので、参照していただきたい。


アンコール1曲目は、10周年記念曲“EVERLASTING”。トロピカルなライブ衣装から、10周年記念衣装に身を包んだアイドルたちによる感動的なパフォーマンスで再び会場を盛り上げる。

 
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▲EVERLASTING

最後の挨拶では、10周年を祝いつつも残念ながら配信となってしまったライブで、色々な不安があったという声も聞かれた。しかし、メンバー同士でフォローしあい、どうすればライブを盛り上げられるかに注力したことや、目の前に居なくても画面の向こうから熱い思いが伝わってきたこと、“プロデューサー”への感謝の言葉が述べられ、時に涙するメンバーの姿に多くの応援コメントが送られる。

ラストを飾るのは、お馴染みの“お願い!シンデレラ”。いつものようにステージを自由に歩き回る演出ではなく、フル尺でのダンスをしっかり見られるのは配信ライブならではの楽しみだ。そして、原さんのコールに合わせた「アイマスですよ、アイマス!」でライブは幕を閉じた。

いつも以上に気合を入れてパフォーマンスしたアイドルたちと、多くのコメントで応援していた“プロデューサー”たちの様子は、距離は離れていても最高の時間にしようという強い一体感を見せ、画面越しでも熱気が伝わってくる熱いライブだった。明日はいよいよ千秋楽、どのような盛り上がりを見せるのか、いまから楽しみである。

【セットリスト】
01.トロピカルガール(Long Intro Ver.):THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.銀のイルカと熱い風:上坂すみれ・金子有希・武田羅梨沙多胡・津田美波・中島由貴・のぐちゆり・原田彩楓・松田颯水・山下七海
03.CoCo夏夏夏 Holiday:大坪由佳・田澤茉純・伊達朱里紗・星希成奏
04.Milky Mode(Long Intro Ver.):のぐちゆり
05.おかしな国のおかし屋さん:大坪由佳・生田輝
06.きみにいっぱい☆:生田輝・中島由貴・杜野まこ・山下七海
07.サマカニ!!:生田輝・大坪由佳・河瀬茉希・田澤茉純・伊達朱里紗・新田ひより・原紗友里・星希成奏・杜野まこ
08.毒茸伝説:松田颯水
09.Shinobi 4.0 忍者のすゝめ:田澤茉純
10.夏恋 -NATSU KOI-:大坪由佳・河瀬茉希・新田ひより・原田彩楓
11.あらかねの器:鈴木みのり
12.いとしーさー♥:鈴木みのり・武田羅梨沙多胡・津田美波・中島由貴・松田颯水
13.ほほえみDiary:金子有希・新田ひより
14.空と風と恋のワルツ:津田美波
15.この空の下:上坂すみれ・河瀬茉希・鈴木みのり・原田彩楓
16.思い出じゃない今日を:武田羅梨沙多胡
17.冬空プレシャス(Long Intro Ver.):伊達朱里紗・杜野まこ
18.レッド・ソール(Long Intro Ver.):河瀬茉希・鈴木みのり・原田彩楓・松田颯水
19.サニードロップ(Long Intro Ver.):山下七海
20.ソウソウ:生田輝
21.Sun!High!Gold!(Long Intro Ver.):上坂すみれ・原紗友里・星希成奏・山下七海
22.パ・リ・ラ(Long Intro Ver.):生田輝・武田羅梨沙多胡・田澤茉純・のぐちゆり
23.情熱ファンファンファーレ:金子有希・伊達朱里紗・原紗友里・星希成奏
24.Go Just Go!(Long Intro Ver.):THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
25.EVERLASTING:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
26.お願い!シンデレラ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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